クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

10-04 No.15-1

2010年04月15日 14時54分17秒 | Weblog
<EMI CLASSICS>
CDC-6090042 \1800
キングズ・カレッジ合唱団/キングズの一年間
1.ペルト:マニフィカトーアンティフォンズ:O Weisheit
2.ペルト:マニフィカトーアンティフォンズ:O Immanuel
3.フランシスコ・ゲレーロ:Canite Tuba
4.パレストリーナ/ジョン・ディクソン(トランスクリプション):
Hodie Christus natus est
5.タヴァナー:Away in a Manger w/セバスティアン・ジョンズ(トレブル)
6.プーランク:星を見て
7.ラッスス:Videntes Stellam Magi
8.エッカルト/ジョフリー・ウェッバー編、トラウトベック訳詩:
When to the Temple
9.ホルスト:Nunc Dimittis(シメオンの賛歌) 
w/ジョン・ウィンペニー(トレブル)
10.アッレグリ/ラッター編:ミゼレーレ 
w/ジョン・ウィンペニー、セバスティアン・ジョンズ
(トレブル)、サイモン・チェンバース(バス)
11.バーバー:アニュス・デイ w/セバスティアン・ジョンズ(トレブル)
12.ピーター・フィリップス:Surgens Jesus
13.チャールズ・ウッド/J.M.ニール訳:復活の日
14.ビクトリア/ブルーノ・ターナー訳:Ascedus Christus in altum
15.スタンフォード:Coelos ascendit hodie 作品38 
16.タリス:汝のほかにわれ望みなし
キングズ・カレッジ合唱団、ケンブリッジ
スティーヴン・クローベリー指揮
20Pブックレット
キングズ・カレッジによるキリスト教の1年間の行事にちなんだ新旧の合唱作
品の新録音。
待降節(Advent)から昇天節(Ascension)までの1年間にキングズ合唱団が歌う合
唱作品。待降節、クリスマス、キャンドルミサ、四旬節、復活祭、昇天節、そ
して通常の教会活動に使用される合唱作品で、アッレグリの「ミゼレーレ」、
バーバーの弦楽ためのアダージョを編曲した「アニュス・デイ」、タヴァナー
の’Away in a Manger'(初録音)などが注目曲です。

CDC-6886262 \1800
ハワード・グッドール/四季
1.四季-弦楽合奏とチェロのための組曲:秋
Russet fall-Charcoal burning-Cider harvest-Poppies
2.四季-弦楽合奏とチェロのための組曲:冬
Sepia landscape-Frozen light-Storm warnings-Solstice night-Snow carpet
3.四季-弦楽合奏とチェロのための組曲:春
Ripening seed-Emerald dawn-Migrants' return-Rebirth
4.四季-弦楽合奏とチェロのための組曲:夏
Cornflower sky-Racing green-End of the pier-Dippers
ハワード・グッドール(作曲、プロデュース)
ボジダール・ヴコティツ(チェロ)
ティペット四重奏団
マリアナ・シマノフスカ(ハープ)
ジュエル・ケース、8P折り型ブックレット
英国のTV、ラジオの音楽作品の作曲、プロデュースで大活躍中のグッドールが、
英国ITVチャンネルのドキュメント番組「Britain through the Seansons」の
ために書き下ろしたサウンドトラック音楽。グッドールは「Mr.ビーン」の音
楽を手掛け日本でもお馴染み。




<T2 Entertaiment>
●HOUSE OF CLASSICS
T2 220108(11CD+DVD) \2700
SANCTUS 宗教曲名曲集
J.S.バッハ:マタイ受難曲、ヨハネ受難曲
ヘンデル:メサイア
ステファン・クレオバリー指揮、ブランデンブルグ・コンソート、
キングスカレッジ合唱団
ペルゴレージ:スターバト・マーテル 
ジュリア・ビショップ、
ジョアンナ・パーカー(Vln)ペーター・ウィスキン(Vla)
ジョアンナ・リヴィン(Vc)ティモシー・ブラウン(Org)
ヴェルディ:レクイエム
イヴァン・マリノフ指揮、ソフィア国立歌劇場管弦楽団
モーツァルト:レクイエム
ニコル・マット指揮、
プフォルツハイム南ドイツ室内管弦楽団、ヨーロッパ室内合唱団
フォーレ:レクイエム
ピーター=ヤン・リューシンク指揮、ハンガリアン室内管弦楽団
DVD:J.S.バッハ:マタイ受難曲(原盤:ブリリアントレーベル)
※このDVDはPAL方式となっております。

T2 220109 2枚組 \680
Chorus 合唱名曲集
ヘンデル:メサイア、ヴェルディ:トロヴァトーレ、ナブッコ、J.シュトラウス:
ドナウ、シューベルト:アヴェ・マリア、グリーンスリーヴス、カリンカ、他
ヴァリアスアーティスツ

T2 220128 10枚組 \2450
ヴィヴァルディ:作品集
和声と創意の試み(四季) 
エンリコ・カサッツァ(Vln)ラ・マニフィカ・コムニタ
調和の霊感 イ・フィラルモニチ
弦楽のための協奏曲集RV154、367、578、124、302、522
コンチェルト・イタリアーノ
室内協奏曲集 RV105、86、101、107、103、97
イル・ジャルディーノ・アルモニコ
協奏曲集RV562a、576、566、538、569
モード・アンティクォ
マンドリン協奏曲RV460、554 マリピエロ・アンサンブル
チェロソナタRV46、42、44 デ・ホーホ(Vc)、RV47、41、43、45、40
ヤープ・テル・リンデン(Vc)
フルートソナタ全集 コンセルト・ムジコ

T2 220130 \950
ロシア正教会の合唱曲集
ヴィヴィアン・クロチコフ指揮
ブルガリア混声合唱団
ミロスラフ・ポプサヴォフ指揮
ソフィア正教会アンサンブル

T2 220142 \950
Christmas Classics クリスマス・クラシックス
アンドレ・リュウ(Vln)

T2 220180 5枚組 \1350
クラシカル・トップ100
ヴァリアスアーティスツ
クラシック音楽で特に有名な曲を集めたオムニバス集




<Harmony>
HCC 2027 \3000
アレンスキー:ピアノ三重奏曲第1番
アレンスキー:セレナーデ
クライスラー:ウィーン風小行進曲 (Vln独奏)
ドヴォルザーク:森の静けさ(Vc独奏)
西江辰郎(Vln)原田哲男(Vc)中川賢一(pf)





<ANALEKTA>
ANALEKTA 2 9975 5枚組 \4050
ベートーヴェン:交響曲全集
ジャン=フィリップ・トランブレ指揮
フランス・カナダ管弦楽団

ANALEKTA 2 8731 \2080
アルヴォ・ペルト:ポートレート
スマ、ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌、ダブラ・ラサ、巡礼の歌、
モーツァルト=アダージョ、鏡の中の鏡
アンジェル・デュボー(Vln)ラ・ピエタ

ANALEKTA 2 9966
フランチェスカ・カッチーニ:声楽曲集
シャノン・メルセル(Sop)

ANALEKTA 2 9959 \2080
Viola d'amore
バロック時代の作曲家によるヴィオラダモーレ演奏集
テレマン:トリオ・ソナタより
ビーバー:パルティータVII
グラウプナー:三重奏曲
J.S.バッハ:ヨハネ受難曲より
クリスティアン・ペツォールト:パルティータ
エレーヌ・プラウフ(Vla)

ANALEKT 2 9121 \2080
AHandel in Darmstadt
ヘンデル:
シャコンヌHWV.435a、ソナタHWV.427a、組曲HWV.443、434、440、
ソナタHWV.579、パルティータHWV145
ジュヌヴィエーヴ・ソリー(Cemb)

ANALEKTA 2 9769 \2080
聖母賛歌 - グレゴリア聖歌集
アノニマス

ANALEKTA 2 9980 \2080
リスト:巡礼の年第1年「スイス」
アンドレ・ラプラント(pf)

ANALEKTA 2 9927 2枚組 \3380
カナダの才能ある若き演奏家たち
ヴァリアスアーティスツ
マリー=ニコル・ルミュー、ジェームズ・エーネス、ネーレ・オラマニアン、
マリアンヌ・フィセ、ジャン=フィリップ・トランブレ、
アンサンブル・カプリース、アンジェル・デュボー、グリフォン・トリオ、
アンドレ・ラプラント、ルイス・キリコ、ヴァレリー・ミロ、
ジャン=フランソワ・ラポワント




<LYRINX>
LYR 272 2枚組 \3960
「バルビゼ未発表録音集」
[CD1,モーツァルト作品集]
(1)「ああママに言うわよ」による12の変奏曲(キラキラ星変奏曲)ハ長調 K.265
(2)ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調 K.332
(3)幻想曲 ハ短調 K.475
(4)ピアノ・ソナタ第14番 ハ短調 K.457
[CD2,バッハ・シューマン・シャブリエ・グダロー]
(5)バッハ:イタリア協奏曲BWV.971
(6)シューマン:「謝肉祭」Op.9
(7)シャブリエ:気まぐれなブーレ/村の踊り/スケルツォ=ヴァルス
(8)グダロー:素描ワルツ
ピエール・バルビゼ(ピアノ)
録音:1979年(村の踊り,スケルツォ=ヴァルス),
1980年(モーツァルト,シューマン,気まぐれなブーレ),1982年(バッハ),
チリ生まれのフランスの名ピアニスト、ピエール・バルビゼ(1922-1990)の未
発表録音集。曲としてバルビゼが他に録音を残していないものも多い。明快闊
達で確固たる自信に満ちた音楽は潔く、また彼が愛したマルセイユの南欧的開
放感も感じられ、たいへんに気持ちがよい。

LYR 2257(SACD-Hybrid) \2250
フォーレ:歌曲集
「イヴの歌」 Op.95(楽園,最初の言葉,燃えるような薔薇,輝く神のように,
白い暁,生命の水,目覚めているのか、陽の光のような私の香ぐわしさよ,
白い薔薇の香りの中で,黄昏,おお死よ、星屑よ)/
「閉ざされた庭」 Op.106(聞きとどけ,あなたが私の眼を見つめる時,使者の
女,私はあなたの心に身を置くだろう,ニンフの神殿で,薄明りの中で,私に
とって大切なもの,砂の上の墓碑銘)
4つの歌 Op.51(涙,墓地にて,憂鬱,薔薇)
2つの歌 Op.76(消え去らぬ香り,アルペジオ)
「ある日の詩」 Op.21(出会い,いつまでも,さようなら)
ミレイユ・ドランシュ(ソプラノ)
マリー=ジョゼフ・ジュード(ピアノ)
録音:2007年9月16-18日,
ドランシュは、フランスで今もっとも注目されているソプラノの一人。1962年、
東フランスのミュルーズ生まれ。バロック音楽のソプラノとしてマルク・ミン
コフスキから重用されるなど、古楽系のイメージが強いかもしれないが、近代
フランス音楽も非常に得意としている。ここでのフォーレもたいへんに素晴ら
しい。ドランシュの声は瑞々しく潤いがあり、あくまで透明でありながら濃厚
なロマンティシズムも湛えている。ソプラノによって歌われたフォーレの歌曲
集では、近年でも出色の出来栄えだろう。ジュードの伴奏も見事だ。




<DORON>
DRC4013 \2080
-Legendary Artistsシリーズ-
(1)メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
(2)シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
イヴリー・ギトリス(Vn)、
(1)デヴィッド・ジョセフォヴィッツ(指揮)、
(2)アントニオ・デ・アルメイダ(指揮)
モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団
録音:1978年6月13、14日モンテカルロ
イヴリー・ギトリス(1922-)全盛期のメンデルスゾーンとシベリウスの協奏曲
のカップリング。ギトリスはロシア系ユダヤ人を両親にもつイスラエルのヴァ
イオリニストで、近年は超ベテラン・ヴァイオリニストとして味わい深い演奏
をしております。しかし、以前は超絶技巧を持つ個性派ヴァイオリニストとし
て知られておりました。最近の技巧派ヴァイオリニストにはすっかり聴かれな
くなった情熱的な歌いっぷりはギトリスならではのもの。メンデルスゾーンで
はその歌謡性を余すところなく発揮、シベリウスではロシア系の血が騒ぐのか、
北国の暗い叙情をこれでもかと言わんばかりに泣きまくり、歌いまくります。

DRC3048 \2080
マーラー:交響曲第1番《巨人》
エルヴェ・クロプフェンシュタイン指揮
ジュネーヴ交響楽団
録音:2008年11月23日,ジュネーヴ,ライヴ
指揮のエルヴェ・クロプフェンシュタインは1957年フランス生まれ。ローザン
ヌ音楽院で学んだ後、ヘルムート・リリンク、ピエール・デルヴォーという異
なる個性の指揮者に指揮を学んだ。近年はベルリン交響楽団、プラハ交響楽団、
ローザンヌ室内管弦楽団の指揮台に度々立っている。1989年からジュネーヴ交
響楽団(1977年創立)を率いて20年以上にもなる。




<TUXEDO>
TUXCD1213 \1250
シューベルト:
付随音楽「ロザムンデ」D.797(Op.26)
ペーター・マーク指揮
フィルハーモニア・フンガリカ、
オクサナ・ソヴィアク(Sop)、
フィルハーモニア・ヴォーカル・アンサンブル
録音:1970年,ADD、60'14
ペーター・マークが隠遁生活を終え現場復帰して5年ほど経ち気力も充実して
いた1970年の録音。VOX音源で何度かCDされたこともある名盤です。マークは
VOXレーベルへ交響曲全集や序曲集を録音するなど、シューベルトを得意とし
ておりました。この「ロザムンデ」も力強い金管の出だし、叙情的な弦楽パー
ト、起伏に満ちたこの作品をマークは情感たっぷりに歌い上げます。ヴァイオ
リンのメロディをまるでオペラ・アリアのように歌わせ、オーケストラの響き
は大きな河のように悠々と流れます。速い部分はARTSレーベルのモーツァルト
を思わせる軽やかさです。今は絶滅したが、ある時代には確かに存在した真の
教養人による、音楽への愛にあふれた名盤です。

TUXCD1214 \1250
ヴィヴァルディ:協奏曲集《四季》
ザ・ヴィヴァルディ・プレイヤーズ
録音:1969年,ADD
これが録音された1969年といえばすでにイ・ムジチによる四季が大評判になり、
多くのレコード会社、アンサンブルが後を追うように四季を録音したものだっ
た。当時はまだピリオド楽器による時代考証に基づいた演奏はほとんどなく、
この録音もモダン楽器に近代奏法によるものだが、ロマン的な情緒にあふれた
ムード音楽すれすれの華麗な演奏になっている。ソリストが明記されていない
が、情感豊かでかなりの名手である。1969年だが極めて質のよいステレオ録音。




<ARTS>
47754-8(SACD-Hybrid) \2080
ボッケリーニ:
(1)チェロ協奏曲第10番二長調G.483
(2)チェロ協奏曲第2番(第6番)二長調G.479
(3)チェロ協奏曲第3番(第7番)ト長調G.480
(4)チェロ協奏曲第9番変ロ長調G.482
ウェン=シン・ヤン(チェロ)
ゲオルグ・エッガー指揮
ボルツァーノ弦楽アカデミー
録音:1999年7月ボルツァーノ、イタリア,DSD、78'01
通常盤47568-2で出ていたもの
元バイエルン放送響の首席チェリストで現在はソリストとして活躍するウェン
=シン・ヤン。毎年のように来日し、その深い音色や色彩感、万全なテクニッ
クと文句なしの素晴らしさにじわじわとファンが増えています。このディスク
は1999年に録音されたもので、10曲以上あると言われるボッケリーニのチェロ
協奏曲のなかから、グリュツマッハー版の原曲として知られる第9番を初め4曲
を収録。細かい音でも粒立ちがよく、歌うところは朗々と歌う胸のすく名演奏
です。ボッケリーニのチェロ協奏曲を初めて聴くにもうってつけです。SACD化
でオーディオ・ファンにもオススメです。

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10-04 No.15-2

2010年04月15日 14時53分43秒 | Weblog
<NEOS>
NEOS10806(SACD-Hybrid) \2650
ヘルムート・ラッヘンマン(b.1935):
(1)グラン・トルソ-弦楽四重奏のための音楽(1971/76/88)
(2)弦楽四重奏曲第3番《グリド》(2001)
弦楽四重奏曲第2番《精霊の踊り》(1989)
シュタードラー四重奏団
録音:2007年7月,ベルリン
ラッヘンマンの弦楽四重奏曲集はKAIROSにアルディッティ四重奏団の同一カッ
プリングがあるが、こちらは彼らより世代が若いカルテットによる清新ともい
えるラッヘンマン。アルディッティの緊迫した音楽作り(作品自体が緊張を強
いるので当然なのだが)と比べるとこちらは既にラッヘンマンを現代の古典と
みなし、その演奏には余裕が感じられる。弦楽四重奏曲第2番《グリド》では
作曲者自身の円熟も相俟って軋む音の彼方に豊かな抒情が拡がる。

NEOS10817(SACD-Hybrid) \2650
(SACDハイブリッド)
ヴォルフガング・リーム(b.1952):
《ヴィジリア》(徹夜祷)(2006)
-6人の声とアンサンブルのための
コールヴェルク・ルール(混声6重唱)、
ルペルト・フーバー指揮
アンサンブル・モデルン
録音:2009年4月エッセン
ヴィジリアとは、献身的な見守りなどの目的のため夜を徹することを指すキリ
スト教の礼拝の儀式である。リームはこれまでのエネルギッシュな作風から一
転して静かな祈りの音楽という意外な方向へ向かい始めた。金管の陰鬱な導入
に続き、闇の中にたなびく清冽な合唱の祈りのハーモニーは天上からの声かと
思えるほど美しい。何箇所かアンサンブルによる緊張した音楽が登場するが、
全体に静かで沈痛な趣きの祈りの音楽が続く。

NEOS10940(SACD-Hybrid) \2650
(SACDハイブリッド)
マティアス・アルター(b.1964):無伴奏作品集1993-2007
(1)ソロ2007《対話》(2007)/(2)ソロ2002(2002)
(3)声(1995)/(4)ソロ1993(1993/2009)
(5)カデンツァ(2005)
(6)3つのピアノの小品(1999)
(7)カンタンド(歌)(2006)/(8)ムジカ(2000)
(9)ソロ2001(2001)
(10)ソロ2006《カンタンド-レチタンド(暗誦)》(2006)
(1)V.ブラゴイェヴィッチ(アコーディオン)
(2)(7)パトリシア・コパチンスカヤ(Vn)
(3)O.ダーベレイ(Hrn)
(4)セリーネ・エレーロ(リコーダー)
(5)(10)トビアス・モスター(Vc)、
(6)クリスティーネ・スティッゼ(Pf)
(8)シルヴィア・ノッパー(S)
(9)ボリス・プレヴィシッチ(fl)
録音:2009年3月チューリヒ
アルターはバーゼル室内管弦楽団に所属するオーボエ奏者であり、作曲とオー
ボエをハインツ・ホリガーに師事した。これらの作品はオーケストラの仲間を
想定して書かれた。難易度の高いヴィルトゥオーゾ性、特殊奏法によって作ら
れる特異な音響が巧みに構成されている。リコーダー・ソロのためのソロ1993
における呪術的でデモーニッシュな魅力は現代の魔笛というに相応しい。また
人気のヴァイオリニスト、コパチンスカヤが参加している点も注目。

NEOS10925 \2500
「たぶん」-ヨゼフ・アントン・リードル(b.1927/29?)作品集
(1)bschat,terschied(2006/2007)
(ピアノ、打楽器、手拍子、足踏み、話し声、ピッコロのための)
(2)ガラスの再生/第2稿(1974-1977)(アンサンブルのための)
(3)たぶん/デュオ(1963/68/70/2008)
(話し声、呼吸音、水の音、ホイッスル、口元の音、ライヴ・エレクトロニク
スのための)
(4)流出・トレース・沈殿物・残響(2001-2003)(ピアノのための)
(5)ギター、古代シンバル、太鼓と語りのための小品(1960/1962)
(6)5つの助言におけるインヴェンション(2004)(2つのマリンバのための)
(7)euzeul?s?kut(2006/07)(ピッコロ、ピアノ、手拍子、足踏みのための)
(8)Lautgedichtfolge h](2人の話し手のための)(2006-2007)
(9)ガラスの再生/第1稿(アンサンブルのための)(1974-1977)
J.P.シュルツェ(Pf)、S.ブルム(Perc)、M.レンツ(話し手)、
H.リルメイヤー(Gtr)、後藤えりな(マリンバ)、
T.ハシュトライター(マリンバ)、
ヨゼフ・アントン・リードル指揮
アンサンブル
録音:2004-2009年
久々の「いっちゃっている」作曲家の登場である。《たぶん/デュオ》は話し
声、呼吸音、水の音etc...要は伝統的な意味での音楽とは無縁のあらゆる音と、
人声を電気的に加工したりしなかったりで構成したミュージック・コンクレー
ト的な作品で、「おえ-」という声がした直後に水がびちゃびちゃする音がし
て、どう考えても飲み会の後の醜態の音にしか聴こえなかったり、うがいを
する音がしたりと破茶滅茶である。かと思えば「ガラスの再生」はガラス系、
金属系の打楽器のサウンド・オブジェ的作品で、そのシュールで涼しげな音
響が心地よい。「Lautgedichtfolge h]」(何故かタイトルの最後に括弧とじ
がある)は音楽というよりむしろ前衛演劇作品でドイツ語の狂気に満ちた二人
の男の会話(ののしり合い?)が続く。リードルは1927年か1929年(生年が定か
でないというのも凄い)ミュンヘンに生まれ、音楽をカール・オルフとヘルマ
ン・シェルヘン(!)に学んだ。その後ジーメンスの電子音楽スタジオで研鑽
を積む。こうした経歴が彼の音楽をほかの誰とも譬えられない作風を生み出
したのだろう。タイトルの一部にアンダー・ラインが引いてあったり、翻訳
不能な造語だったりと、とにかく怪しい。

NEOS11021 \2500
ニコラウス・ブラス(b.1949):ソングラインズ(2006/2007)
-無伴奏弦楽器のための
【プロローグ(Va)/ソングラインズI(Vn)/インターミッション(Va)/ソング
ラインズIII(Va)/ソングラインズIV(Vn&Cb)/ソングラインズV(Vc)/エピロ
ーグ(Cb)】
ヘルゲ・スラーット(Vn)、
クラウス=ペーター・ヴェラーニ(Va)、
エリク・ボルジル(Vc)、
フランク・ライネッケ(Db)
録音:2007-2009年
ソングラインズとはオーストラリア先住民の創世神話ドリーム・タイムと関係
のある言葉で、彼らはソングラインズと呼ばれる、歌に詠み込まれた独特な地
図とともにオーストラリア大陸を移動すると言われる。この作品はその神話に
霊感を受けて作曲されたソロ弦楽器によるいわば音楽の旅である。ブラスはラ
ッヘンマンに作曲を師事、室内楽を中心に多くの作品を発表している。曲は特
殊奏法も交えるものの、しなやかに変化してゆく旋律的運動の中に硬質の抒情
が感じられる。




<MEMORIES>
MR2143/2144 2枚組 \3380
(モノラル)
ブラームス:
ヴァイオリン協奏曲
(イエフディ・メニューイン独奏、ルツェルン祝祭管、1949年8月ライヴ)
ヴァイオリンとチェロの二重協奏曲
(ヴィリー・ボスコフスキー:ヴァイオリン独奏、エマヌエル・ブラベッツ:
チェロ独奏、ウィーンフィル、1952年1月27日ライヴ)
ピアノ協奏曲第2番
(エドヴィン・フィッシャー:ピアノ独奏、ベルリンフィル、1942年11月8日ラ
イヴ)
ハイドン変奏曲(ウィーンフィル、1952年1月27日ライヴ)
フルトヴェングラー指揮
フルトヴェングラーはブラームスに並々ならぬ共感を持ち歴史に残る演奏を
数々繰り広げました。高く評価されるのは交響曲の演奏ですが、今回は協奏曲
に焦点を当てた好企画です。メニューインが輝いていた時代のヴァイオリン協
奏曲は見事な伴奏ぶりでフルトヴェングラーが如何にこの曲を熟知しているか
わかります。二重協奏曲は、ウィーンフィルのメンバーをソリストに起用し、
ワルツ演奏で名高いボスコフスキーの艶やかで感傷的なヴァイオリンの音色が
存分に味わえます。ブラベッツもクナッパーツブッシュなどに愛された名手で
す。ウィーン風奏法とはこういうものかと感慨も新たです。気心の知れた仲間
同士という感じのフルトヴェングラーのドライヴが心地良い快演です。余談で
すが、ウィーンフィルの二重協奏曲はとても少なく、メンバーがソリストの演
奏もこれが唯一です。フィッシャーとのピアノ協奏曲はがぶり四つの力相撲と
いう趣きで深刻さに魅力が溢れます。ボーナスとしてハイドン変奏曲が含まれ
ます。いずれも新リマスタリングで既出盤の妙なエコーが排除され音そのもの
を楽しむには最適のCDと申せましょう。




<Telarc>
海外では発売済みのTelarcレーベルアイテムで、既にご案内しながら未入荷
だった商品、ご案内が漏れていた商品をまとめました。

CD 80124 \1350
1.チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番変ロ長調Op.23
2.プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番ハ長調Op.26"
ジョン・キムラ・パーカー(ピアノ)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:アンドレ・プレヴィン録音:1986年
ジョン・キムラ・パーカーは、1959年にアメリカで生まれた日系カナダ人ピア
ニスト。84年のリーズ国際ピアノ・コンクールでカナダ人として初優勝を飾る
など多くの国際的な賞を受けており、99年にはカナダ勲章のオフィサーも授与
されています。彼の十八番であるチャイコフスキーとプロコフィエフをカップ
リングした当盤は、プレヴィンの美しい伴奏にも支えられて、彼のダイナミッ
クで優美な至芸を最良の形でお楽しみいただけるはずです。

CD 80131 \1350
1.チャイコフスキー:交響曲第2番ハ短調Op.17《小ロシア》
2.リムスキー=コルサコフ:交響曲第2番嬰ヘ短調Op.9《アンタール》
ピッツバーグ交響楽団
指揮:ロリン・マゼール
録音機会の稀な隠れた名曲をカップリング。チャイコフスキーの「第2番」は
マゼール2度目の録音で、濃厚なロシア情緒の表出よりも、オケの響きの美し
さやテクスチュアの描出を重視した現代的な名演。言える演奏である。R=コ
ルサコフは、録音当時、CDとしては初録音だったことが話題になった貴重な
記録です。

CD 80155 \1350
1.ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op.98
2.ブラームス:大学祝典序曲 ハ短調Op.80
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:アンドレ・プレヴィン
極上のバランスで展開される滋味豊かなブラームスの名盤です。

CD 80208 \2080
リムスキーコルサコフ:管弦楽作品集
1.交響組曲《シェエラザード》Op.35
2.スペイン奇想曲Op.34
ロンドン交響楽団
指揮:サー・チャールズ・マッケラス
録音:1989年
モーツァルトの交響曲や、チャイコフスキーの《くるみ割り人形》などで優れ
た解釈を披露してきた巨匠マッケラスが、リムスキー=コルサコフの2つの傑
作に挑んだ注目盤。豪華絢爛なオーケストレイションをダイナミックかつデリ
ケートに捉えた優秀録音です。《シェエラザード》ではオリエンタルな、《ス
ペイン奇想曲》ではスペイン的なる異国情緒が、それぞれスマートに表現され
ています。

CD 80536 \2080
フロム・ジ・アイルズ・トゥ・ザ・コーツ
カンティガス・7アンド338/スカリーズ・リール/ウィンターズ・フォーリング
・ライト/シンフォニー・アンド・ムゼッテ・フロム・リ・ド・デロス/カラニ
ッシュ‐アンダー・ザ・フル・ムーン/アンナズ・ガーデン/ホーム・ファイア
ーズ‐ザ・バーニング・オブ・ザ・クレイヴ‐ザ・バーニング・オブ・ザ・ク
レイヴ・リール/レイク・スカイビロウ/ラ・フォリア・ヴァリエーションズ/
サージェント・アーリーズ・ドリーム‐チューン・フォー・キエラン/ファニ
ー・ポア‐マリー・オネイルズ/アイスリング/ザ・レディ・オブ・ザ・レイク
/ミス・マックスウェル/ブリジット・クルーズ‐オ・キャロランズ・ウェルカ
ム/ザ・フェア・メイド・オブ・バーラ
アンサンブル・ガリレイ
才気あふれる彼女たちが当盤で披露するのは、中世スペイン、18世紀フランス、
そして起伏の多いスコットランドとアイルランドの小島まで至る、様々な魅力
的な音楽を集めた新しい作品集。彼女たちの伝統的なケルティック・サウンド
を基調とした、独創性あふれる演奏の数々をたっぷりお楽しみください。

CD 80537 \2080
ラヴ・アット・ザ・ムーヴィーズ
ザ・エージェントのテーマ/ビーチ-ザ・ウィンド・ビニース・マイ・ウィング
ス/タイタニック-マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン/ディア・ハンター-カ
ヴァティーナ/ゴーストのテーマ/スパルタクスのテーマ/めぐり逢えたら-スタ
ーダスト/オースティン・パワーズ-ザ・ルック・オブ・ラヴ/シェルブールの
雨傘-アイ・ウィル・ウェイト・フォー・ユー/ベスト・フレンズ-ハウ・ドゥ
・ユー・キープ・ザ・ミュージック・プレイング?/恋人たちの予感-バット・
ノット・フォー・ミー/突然の旅行者のテーマ/花嫁のパパ-ザ・ウェイ・ユー
・ルック/恋愛小説家-アイ・ラヴ・ユー/ユー・ガット・メール-リメンバー/
ロミオとジュリエット-ア・タイム・フォー・アス/恋に落ちたシェークスピア
-ア・ニュー・ワールド/アメリカン・ドリーム-ア・タイム・フォー・ラヴ
マイケル・チャートック(ピアノ)
ブロードウェイ、映画、テレビなど様々な音楽を、洗練されたピアノで披露し
続けるマイケル・チャートックの当レーベル第4弾は、映画を彩る愛の名場面
集。伝統と斬新さを備えた彼ならではの美しい演奏によって、あの名曲たちが、
まるでニュープリントのような鮮やかさと瑞々しさを湛えて、感動的に蘇りま
す。

CD 80548 2枚組(1枚価格) \2080 
マーラー:交響曲第2番ハ短調《復活》
バーバラ・ボニー(ソプラノ) メアリー・フィリップス(メゾ・ソプラノ) 
アトランタ交響楽団&合唱団
指揮:ヨーエル・レヴィ他
第1、4、5、6、7番に続くレヴィ&アトランタ響のマーラー全集第6弾は、ファ
ン待望の《復活》。歌手陣にもボニー&フィリップスを擁した充実の仕上がり
になっています。

CD 80662 \1350
ベッラ・エスパーニャ
ビゼー:《カルメン》組曲(カネンガイザー編)/ファリャ:《三角帽子》-隣人た
ちの踊り/同-粉屋の踊り/グラナドス:スペイン舞曲/ロドリーゴ:アランフェス
協奏曲-アダージョ/作曲者不詳:ロマンス/ロドリーゴ:アランフェスより愛を
こめて(ヨーク編)/レクォーナ:マラゲーニャ(グールド編)/アルベニス:《イベ
リア》-マラガ/同:スペイン組曲-アストリアス/タレルガ:アラビア風奇想曲
静かな夕食や、お子さんを泣き止ませるため、あるいは長い入浴のためのBGM
として企画された当シリーズの第3弾は、スペインの有名作曲家たちの傑作を
集めた異国情緒漂う優雅なひとときをお贈りします。

CD 80687 \1350
クリスマス・ブレイク
あめにはさかえ/たいまつ手に手に/ロー、 ハウ・ア・ローズ/ザ・ファースト
・ノエル/ヘンデル:メサイア-パイファ/J.S.バッハ:コラール前奏曲《主よ、
人の望みの喜びよ》/アイ・ワンダー・アズ・アイ・ワンダー/ヴォーン・ウィ
リアムズ:グリーンスリーヴス幻想曲/スティル、スティル、スティル/ホェン
ス・イズ・ザット・グッディ・フラグランス?/イン・ザ・ブリーク・ミッド
ウィンター/ヴィヴァルディ:四季-冬の第2楽章/グノー=J.S.バッハ:アヴェ・
マリア/コヴェントリー・キャロル/エンジェルス・ウィ・ハード・オン・ハイ
/清しこの夜
極上のクリスマス・アルバムを一足早く、珠玉の名演奏で。聴き慣れた名曲た
ちが、ボストン・バロック、エンパイア・ブラス、デイヴィッド・ラッセルら
の妙技によって、いっそう豪華で洗練された仕上がりになっています。

CD 80063 \1350 
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番&合唱幻想曲
1.ピアノ協奏曲第3番ハ短調Op.37
2.合唱幻想曲Op.80
ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
ボストン交響楽団
指揮:小澤征爾
録音:1981-84年
2つの収録曲の頂点に燦然と君臨する名演。晩年の巨匠ゼルキンが小澤征爾と
ともに残した、あらゆるベートーヴェン&ピアノ・ファン必携の1枚です。

CD 80094 \1350
スター・トラックス
イントロダクション/スター・ウォーズ-メイン・タイトル/帝国の逆襲-皇帝の
行進曲/ジェダイの帰還-ルーク&レイア/スーパーマンのテーマ/レイダース‐
失われたアーク-レイダースの行進曲/スター・トレック-メイン・テーマ/未知
との遭遇-メイン・テーマ/E.T.-バイシクル・チェイス/同-出発/コンクルー
ジョン
シンシナティ・ポップス・オーケストラ
指揮:エリック・カンゼル
録音:1984年
ポップスやディズニーの名アレンジで人気を博した亡きカンゼル&シンシナ
ティ・ポップスの演奏。スター・ウォーズ、スーパーマン、スター・トレッ
ク、E.T.などSF系の名曲がオリジナルとは一味ちがう派手でポップな豪華サウ
ンドになっています。

CD 80158 \1350 
ヴォーン・ウィリアムズ:
1.交響曲第5番ニ短調
2.タリスの主題による幻想曲
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:アンドレ・プレヴィン
満足と喜びを与えてくれるプレヴィン&ロイヤル・フィルのヴォーン・ウィリ
アムズ作品集。弦の重層的な調べを忠実に再現した、しっとりと慎ましい名演
奏をたっぷりお楽しみにください。

CD 80402 \1350
わが夢の都-ウィーン・ヴァイオリン名曲集
レハール:ヴァイオリンとオーケストラのための小協奏曲変ロ短調/同:ハンガ
リー幻想曲/同:コンサート・ポルカ/クライスラー:真夜中の鐘/同:踊る人形/
同:中国の太鼓/同:愛の悲しみ/同:ウィーン奇想曲/同:美しきロスマリン/同:
狩り/同:愛の喜び/同:セレナーデ/同:ウィーンのメロディ/同:ベートーヴェン
の主題によるロンディーノ/J.シュトラウスII世:結婚前奏曲/ジーツィンスキ
ー:わが夢の都ウィーン
ロバート・マクダフィ(ヴァイオリン) 
シンシナティ・ポップス・オーケストラ
指揮:エリック・カンゼル
ウィーンのヴァイオリン名曲を集めたCD。中でもレハールの小協奏曲は珍しい
作品です。マクダフィのしっとりとした語り口や、亡きカンゼル&シンシナティ
・ポップスの確信犯的とも言える甘美なムード演出によって、心浮き立つよう
な華やかな仕上りになっています。

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