クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

07-11 No.10-2

2007年11月10日 15時10分30秒 | Weblog
MVC005-018 \2180
オルフェウスの竪琴 
モンテヴェルディの時代のハープとテオルボのための音楽
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
オペラ「オルフェオ」から トッカータ(1607)
アゴスティーノ・グェッリエーリ(17世紀):ソナタ「ラ・ティータ」(1675)
不詳:La bella pedrina(1657)
ジローラモ・カプスベルガー(1580頃-1651):トッカータ第7番(1640)
ベレロフォンテ・カスタルディ(1580/81-1649):
カプリッチョ「エルマンフロディーノ」(1622)
ビアージョ・マリーニ(1587頃-1663):パッサカリア(1655)
ジローラモ・カプスベルガー:サラバンド(1640)
不詳:チャッコーナ[シャコンヌ](16世紀)
ジローラモ・カプスベルガー:プレリュード第1番(1640)
アンドレア・ファルコニエーリ(1585-1656):甘美な旋律(1655)
フランチェスコ・ランバルド(16-17世紀):トッカータ
アタナシウス・キルヒャー(1602-1680):
アンティドートゥム・タラントゥレ(1673)
ベレロフォンテ・カスタルディ:カプリッチョ「ビシッツォーソ」(1622)
アレッサンドロ・ピッチニーニ(1566-1638):フィレンツェのアリア
ジローラモ・カプスベルガー:カナリオ(1640)
タルクイニオ・メールラ(1595-1665):ラ・モンテヴェルデ(1651)
クラウディオ・モンテヴェルディ:
オペラ「ポッペアの戴冠」から ただあなたを見つめ
マリーナ・ボネッティ(ハープ[アルパ・ドッピア])
ディエゴ・カンタルーピ(キタローネ)
録音:2005年8月5-7日、クレモナ県ソレジーナ、アリアデッロ教会
イタリア・バロック音楽の伴奏楽器としてしばしば登場するアルパ・ドッピア
(ダブルハープ)をソロ楽器として取り上げた古楽ファン注目のアルバム。マリ
ーナ・ボネッティはモダン・ハープから古楽ハープに転向し、ポスト・ディプ
ロマ・コースでアンドルー・ローレンス=キング、ヌリア・リョピス=アレニー
に師事したイタリアの奏者です。聴いていて実に心地よく、ヒーリング効果も
期待できるかもしれません。
なお、タイトルは「テオルボ」なのにキタローネが使われていますが、当時テ
オルボという名称は広範囲に用いられていたようで、キタローネは低音部をさ
らに下に伸ばしたテオルボとお考えください。
全曲スコアを収録したパソコン再生用マルチメディアCDトラック付きです。

MVC005-019 \2180
再び見出された魂 アマーティのヴァイオリンのための音楽
フランチェスコ・カルヴェッリ[フランソワ・カルベル](?-1611):
テルプシコーレ(プレトリウス編纂;1612、ヴォルフェンビュッテル)から(*)
ガヴォット,ブランル・シンプル,ブランル・ドゥブル
マルカントニオ・インジェニェーリ(1547頃-1592):
「マドリガーレ集第2巻(1579、ヴェネツィア)から
アリア・ディ・カンツォーナ・フランチェーゼ(cc/nr/uf/fg/dp)(*)
ビアージョ・マリーニ(1587頃-1663):
アリア、マドリガーレとコッレンテ集(1620、モデナ)から
ロマネスカ(ヴァイオリン独奏と任意の通奏低音のための)(cc/dc)
ソナタ集 Op.12(1655、ヴェネツィア)から
パッサカリア,3つのヴァイオリンのためのソナタ III(cc/nr/eg/dp)
クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):
マドリガーレ集第7巻(1619、ヴェネツィア)から
シンフォニア(cc/eg/nr/uf/fg/dc/dp)
タククィーニオ・メールラ(1594/95-1665):
カンツォーネ集第2巻(1651、ヴェネツィア)から
ラ・モンテヴェルデ(mb/dc),第2のソナタ(cc/nr/dp/dc)
トッカータ第2旋法
(ベルリン、リュッベナウのオルガン・タブラチュア譜集 から)(dp)
マウリツィオ・カッツァーティ(1616-1678):
室内および教会用の様々なカプリッチョ集(1660、ボローニャ)から
チャッコーナ[シャコンヌ](cc/nr/dc/dp)
カルロ・アントニオ・マリーノ(1670頃-1717頃):
ソナタ集 Op.3(出版年不詳、アムステルダム)から
第10番(cc/nr/eg/uf/fg/dp/dc)(*)
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713):
合奏協奏曲集 Op.6(1714、アムステルダム)から 第4番(concertino:nr/cc/ms)
ラウラ・ソアーヴェ
クラウディア・コムズ(cc)、ニコラス・ロビンソン(nr)、
エリン・ガブリエルソン(eg)、
エリーザ・インバルツァーノ、ダヴィデ・モンティ、
エマヌエーレ・マルカンテ、
ジャン・アンドレア・グエッラ、マルチェッロ・ヴィッラ、
バルバラ・アルトベッロ、
カティア・チャンポ、アブラーモ・ラウレ(ヴァイオリン)
ウルリケ・フィッシャー(uf)、ステファノ・マルコッキ、
ヴァレンティーナ・ソンチーニ(ヴィオラ)
フランチェスコ・ガッリジョーニ(fg)、マルチェッロ・スカンデッリ(ms)、
アントニオ・パペッティ(チェロ) ファビオ・コンテ(コントラバス)
ダヴィデ・ポッチ(チェンバロ)(dp) 
マリーナ・ボネッティ(ダブルハープ)(mb)
ディエゴ・カンタルーピ(アーチリュート、テオルボ、ディレクター)(dc)
録音:2006年5月11-12日、クレモナ商工会議所マッフェイ・ホール
2006年8月25日、クレモナ、聖ピエトロ・アル・ポ教会旧食堂
ヴァイオリンの銘器で名高いアマーティ家の祖アンドレア・アマーティ(1510頃
-1577)はヴァイオリン、ヴィオラ、チェロを現在の形に整えたと考えられてお
り、彼と息子アントニオ(1540以前-1608)、ジローラモ(1550頃-1630)のアマー
ティ兄弟によってヴァイオリンを独奏楽器の地位に高められました。このアル
バムにはクレモナゆかりの音楽家たちの作品が集められています。(*)は世界
初録音。ソロからオーケストラ合奏まで、ラウラ・ソアーヴェによる演奏は飽
きさせることがありません。
ちなみに、演奏メンバーに名を連ねているマルチェッロ・ヴィッラはヴァイオ
リニストであると同時にクレモナにヴァイオリン工房「Marcello Villa
Cremona」を持つ製作家であり、当レーベルのオーナー兼プロデューサーでも
あります。
L'Anima Ritrovata - Music for the Violins of Amati / L'Aura Soave
【お詫び】
当商品の外装におきまして規格番号が「MVC
005-018」とミスプリントされており、初回プレス分は修正無しで供給されま
す。



<TESORI MUSICALI DI ROMA>
MV CREMONA が配給するレーベルのご案内済み旧譜です。
CHCD001 \2180
カラヴァッジョの時代のローマにおけるリュート音楽
ジョアンマリア・ダ・クレマ(16世紀):
リチェルカーレ III/同 IX/Mais quest ce
フランチェスコ・ダ・ミラノ(1497-1543):リチェルカーレ
ジョアンマリア・ダ・クレマ:ボローニャ風サルタレッロ
ヴィンチェンツォ・ガリレイ(1525頃-1591):リチェルカーレ II
ジョアンマリア・ダ・クレマ:Lassar il velo
作曲者不詳(16世紀):リチェルカーレ(シエナのリュート譜集から)
ヴィンチェンツォ・ガリレイ:リチェルカーレ V
ピエトロ・パオロ・ボッローノ(15-16世紀):
パヴァーナ「ラ・マルコンテンタ(不満な女)」
フランチェスコ・ダ・ミラノ:トッカータ
ジョアンマリア・ダ・クレマ:おお、幸せな私の目(アルカデルト原曲)
フランチェスコ・ダ・ミラノ:ファンタジア
ファブリツィオ・カローゾ(1530頃-1605頃):Se pensand' al partire
シモーネ・モリナーロ(1565頃-1615):ファンタジア I
ラウレンチーニ(16世紀):プレアンボルム[前奏曲]
作曲者不詳(17世紀):
カッサンドラ/野も山も(パレストリーナ原曲)/ブランル・コッレンテ
ランレンチーニ:ファンタジア
V.S.(17世紀):前奏曲 VIII
ランレンチーニ:ファンタジア/クーラント XII/ファンタジア
ピエトロ・パオロ・ライモンディ(17世紀):バレット
ジローラモ・カプスベルガー(1580頃-1661):
コッレンテ V/トッカータ III/ガリアルダ II/トッカータ VI
ディエゴ・カンタルーピ(リュート)
録音:2004年8月19-21日、クレモナ県コルテターノ、聖マテオ・アポストロ
教会
イタリア・バロック絵画の先駆者カラヴァッジョ(1573-1610)が活躍していた
時代のローマにおけるリュート音楽を集めたアルバムです。MV・クレモナ・
レーベルから発売されたカプスベルガーのキタローネ曲集での名演が記憶に
新しいカンタルーピが、当時の音楽を、まるでカラヴァッジョの作品のよう
に陰影豊かに聴かせます。




<SI>
MV CREMONA が配給するレーベルのご案内済み旧譜です。
SI004001 \2180
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲ト長調 Op.9 No.1
マヌエル・M・ポンセ(1886-1948):弦楽三重奏曲
エルンスト・フォン・ドホナーニ(1877-1960):セレナード Op.10
トリオ・ブローツ
バルバラ・ブローツ(ヴァイオリン) ギアダ・ブローツ(ヴィオラ)
クラウス・ブローツ(チェロ)
録音:2004年9月7-8日、トレント県ロヴェレート、フィオローニ邸





<ARSIS>
ARSIS4205 \2180
J・S・バッハ(1685-1750):
ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ集
ソナタ ト短調 BWV1029(*)/幻想曲ハ短調 BWV906
ソナタ ト長調 BWV1027(*)/半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903
ソナタ ニ長調 BWV1028(*)
ファーミ・アルクアイ(ヴィオラ・ダ・ガンバ(*))
アルベルト・マルティネス・モリーナ(チェンバロ)
録音:2004年10月、スペイン、ウエスカ県アルケサール、聖ミゲル教会
ファーミ・アルクアイは1976年スペインのセビーリャに生まれ、ベントゥーラ
・リコ、パオロ・パンドルフォ(バーゼルのスコラ・カントールム)、ヴィット
リオ・ギエルミ(ルガーノのスヴィツェーラ=イタリアーナ音楽院)に師事。ジョ
ルディ・サバール主宰のエスペリオンXXIおよびル・コンセール・デ・ナシオ
ン、ヴィットリオ・ギエルミ主宰のイル・スオナール・パルランテに参加、ビ
センテ・パリーリャ主宰のモーレ・イスパーノの創設メンバーに名を連ね、
2001年には自ら主宰するアッカデーミア・デル・ピアチェーレを創設していま
す。
アルベルト・マルティネス・モリーナは1971年マドリードに生まれ、同地の王
立高等音楽院を卒業後デイヴィッド・ロブロウ(ロンドンのギルドホール音楽
演劇学校)、リチャード・エガー(アムステルダムのスウェーリンク音楽院)に
師事。ヒポカンプスの創設メンバー名を連ねる他、当アルシス・レーベルでの
活躍が際立っています。
ブックレット記載の解説を執筆したのは二人の師であるギエルミとエガー。
愛弟子に寄せる信頼がうかがわれます。

ARSIS4206 \2180
死なせてください 「新音楽」リサイタル
ジュリオ・カッチーニ(1546頃-1618):
星に語ったものだった(「新音楽」から)(*)
ジローラモ・フレスコバルディ(1583-1643):
トッカータ第2番(「トッカータ集第2巻」から)
暗き森(「アリエ・ムジカーリ第2巻」から)(*)
クラウディオ・モンテヴェルディ(15567-1643):
わが憔悴した眼差しが(「マドリガーレ集第7巻」から)(*)
ジローラモ・フレスコバルディ:
パッサカリアによるパルティータ(「トッカータ集第2巻」から)
そよ風吹けば(「アリエ・ムジカーリ第1巻」から)(*)
チャコーナによるパルティータ(「トッカータ集第2巻」から)
ジュリオ・カッチーニ:いとも甘いため息(「新音楽」から)(*)
ジローラモ・フレスコバルディ:
かくも私を蔑むか(「アリエ・ムジカーリ第2巻」から)(*)
トッカータ第7番(「トッカータ集第2巻」から)
ジュリオ・カッチーニ:されば死なねばならぬのか(「新音楽」から(*))
クラウディオ・モンテヴェルディ:
死なせてください[アリアンナの嘆き](オペラ「アリアンナ」から)(*)
ヒッポカンプス
レイチェル・エリオット(ソプラノ(*))
ゴンサーラ・マルティン・シェルマン(朗読(*))
アルベルト・マルティネス・モリーナ(チェンバロ)
録音:スペイン、ウエスカ県アルケサール、聖ミゲル教会
カッチーニの「新音楽」(1602年フィレンツェにて刊行)の出版400年を記念し
2002年にスペインで行われたヒッポカンプスのリサイタル・プログラム。歌詞
を語ることを重視した「新音楽=第二の作法」を際立たせるため、まず歌詞
(詩)がスペイン語で語られ(ときには前奏に乗せ、ときには歌のフレーズ間に
も挿まれ)、歌が始まる形がとられ、曲間にはフレスコバルディの鍵盤楽曲が
間奏曲風に置かれています。
レイチェル・エリオットはケンブリッジのセルウィン・カレッジ、ギルドホー
ル音楽演劇学校で学んだ英国のソプラノで、イ・ファジョリーニ、コンコル
ディア、ニュー・ロンドン・コンソート、レザール・フロリサン、イル・セ
ミナリオ・ムジカーレ等で活躍、スペインではヒッポカンプスに参加してい
ます。ゴンサーラ・マルティン・シェルマンは1969年マラガ県ロンダ生まれ
のスペインの女優で、当プログラムのためにヒッポカンプスに特別参加しま
した。なお外装には「ヒッポカンプス」の表記はなく、奏者3名が併記されて
おります。

ARSIS4210 \2180
主よ、御耳を傾けたまえ 17世紀フランスの音楽
クロード・ル・ジュヌ(1528-1600):主よ、御耳を傾けたまえ(詩篇86)(*)
アンリ・デュモン(1610-1684):3声のシンフォニア(+)
クロード・ル・ジュヌ:4声のファンタジア第2番
ウスタシュ・デュ・コロワ(1549-1609):
「アヴェ・マリス・ステラ」による4声のファンタジア(*)
ニコラ・メトリュ(1610頃-1663頃):2声のファンタジア第16番
ウスタシュ・デュ・コロワ:天は全地に(詩篇19)(*)-3声のファンタジア
ジャン=ニコラ・ジョフロワ(1633-1694):アルマンド形式のトンボー(+)
ピエール・フランシスク・カルベル(?-1611):
ミヒャエル・プレトリウスの「テルプシコーレ」からの舞曲(4曲)(+)
クロード・ル・ジュヌ:
「天の元后に祝福あれ」による5声のファンタジア(*)
ニコラ・メトリュ:2声のファンタジア第9番
クロード・ル・ジュヌ:神は立ち上がり(詩篇68)(*)-
パスカル・ド・レストカール(1539/40-1584):ファンタジア
アンリ・デュモン:3声のパヴァーヌ(+)
ウスタシュ・デュ・コロワ:ソ・ファ・レ・ミによる5声のファンタジア(*)
マルカントワーヌ・シャルパンティエ(1643-1704):
ヴィオルのための4部のコンセール(+)
ウスタシュ・デュ・コロワ:
「サルヴェ・レジナ」による4声のファンタジア(*)
ジャン=ニコラ・ジョフロワ:
ヴィオル三重奏とチェンバロのためのディアローグ(+)
カトリーヌ・ラッサル(ソプラノ(*))
シルビア・マルケス(チェンバロ(+))
バンケット・ムジカーレ
ペレ・ロス、シュルショ・バレーラ、クララ・エルナンデス、
サビーナ・コロンナ・ペトリ、イツィアル・アトゥーチャ(ヴィオル)
録音:2006年2月、スペイン、ウエスカ県ボレーア、聖トマス教会
宗教的・政治的混乱期であった17世紀のフランス。控え目でほの暗さや渋みさ
え漂う音楽は、18世紀の華やかなそれとはかなり趣を異にします。
ペレ・ロスを中心としたアンサンブルによる演奏がその雰囲気をみごとに醸し
出しています。

ARSIS4211 \2180
ホルンのオブリガートを伴うフォルテピアノとのためのソナタ集
フランツ・ダンツィ(1763-1826):ソナタ ホ長調 Op.44
フェルディナント・リース(1784-1838):ソナタ ヘ長調 Op.34
ニコラウス・フライヘール・フォン・クルフト(1779-1818):ソナタ ホ長調
カール・チェルニー(1791-1857):アンダンテとポラッカ
ハビエル・ボネート(ナチュラルホルン)
ミリアム・ゴメス=モラーン(フォルテピアノ)
録音:2006年9月17-19日、スペイン、サモラ県ビリャモール・デ・ロス・エス
クデロス、聖母被昇天教会

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