クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

06-10 No.21

2006年10月25日 17時17分24秒 | Weblog
<OTAKEN RECORDS>
TKC-307 \2080
(通常のCDです。CD-Rではありません。)
ベートーヴェン:交響曲第9番 二短調op.125 「合唱」
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮
フィルハーモニア管弦楽団、
ルツェルン祝祭合唱団
シュヴァルツコップ (ソプラノ)
カヴェルティ (コントラルト)
ヘフリガー (テノール)
エーデルマン (バス)
録音:1954年8月22日 ルツェルン・クンストハウスでの実況録音
音源:スイス放送局(バーゼル)
フルトヴェングラーの生を聴いたことのない私どもの夢は、やがて天国に行っ
た時、天国でのフルトヴェングラーの演奏会に行くことに他なりませんが、も
し今のこの世で氏の実演に限りなく近いものが聴けるなら、これを現代の奇蹟
と呼ばずして何を奇蹟と呼ぶのでしょうか? この度、某所から提供された音
源によって再現された「ルツェルンの『第九』」は今から50年以上前の当演奏
会場に私どもを連れて行ってくれます。この音源は従来のいわゆるデジタル・
リマスタリングの手法ではなく、投下された物量は半端なものではないが、き
わめてシンプルかつナチュラルな原理によって構築され、元から有るものに何
かを引いたり足したりするのではなく、元から有るものを歪みなく十全に引き
出すことを旨とする手法によってリマスタリングされました。ともかくまずこ
の音を聞いてみてください。すべてが在るがままで、今まで隠されていたもの
がすべて明らかにされたと言っても過言ではないでしょう。
「バイロイトの『第九』」が私どもの人生に意義を与えるものであるとするな
らば、この「ルツェルンの『第九』」も同等、否、フルトヴェングラーにほぼ
直に触れることが出来るという意味においては、それ以上の意義を与えるもの
と言えるのではないでしょうか?この喜びをすべての音楽を愛する方々とお分
かち出来ることを念じる次第です。この演奏は、フルトヴェングラー自身が非
常に満足した演奏で、彼は楽員に感謝の意を表明した、とのことです。この音
ならそれは納得出来るし、天国のフルトヴェングラー氏もきっと喜んでくださ
るのではないでしょうか?
オタケンレコード 太田憲志




<ARTS>
●ARCHIVESシリーズ
43070 3枚組 \4650
W.A.モーツァルト: 歌劇「フィガロの結婚」全曲
ペーター・マーク(指揮)、
RAIナポリ・スカルラッティ管弦楽団、ナポリ・サンカルロ歌劇場合唱団
アルド・ベルトッチ、マルチェラ・ポッベ、
ハインツ・ブランケンブルク、リタ・シュトライヒ、
ビアンカ・マリア・カソーニ ほか
録音:1958年、165分20 秒
「コシ・ファン・トゥッテ」(43035)、「イドメネオ」(43063)に続くペー
ター・マークのライヴによるモーツァルトのオペラ第3弾です。1956年モーツァ
ルト生誕200年祭の行事としてボン市立歌劇場で指揮したモーツァルトのオペ
ラ全作品の演奏により、一躍モーツァルトのスペシャリストとして知られるよ
うになった矢先の58年の録音。時にマーク39才、国際的に活動し始め指揮者と
しての地位を不動のものとした時期の録音です。ベルトッチ、ポッべ、シュト
ライヒらの名唱も忘れられません。

●レッド・ライン・シリーズ
47595 \1150
メンデルスゾーン:
ピアノ協奏曲第一番Op.25
華麗なカプリッチョ、華麗なロンド セレナータとアレグロ・ジョコーソ
アンドレア・バケッティ(指揮&ピアノ)
プラハ室内管弦楽団
録音:2004年、63分56秒
バケッティは1977年生まれ。幼少期よりカラヤン、マガロフ、ベリオ、ホル
ショフスキの指導を受ける。11才でクラウディオ・シモーネ率いるソリスティ
・ベネティと共演してデビュー。以来、数々の音楽祭に招かれ国際的に活躍し
ている。現在は主にイタリアで数々のオーケストラを指揮しており録音も精力
的に行っている。

47830 2枚組 \2300
ジュリアーニ:ロッシニアーナ第1集&第2集
フレデリック・ジガンテ(ギター)
録音:1992年、115分28秒
既にリリースされている第1集(47146)、第2集(47147)のBOX化。ジュリアーニ
の名作ギター曲集が揃います。

●ARTS NEW HYBRID SACDシリーズ
47723-8(SACD-Hybrid) \2080
ショスタコーヴィチ:
交響曲第3番「メーデー」、
交響曲第14番「死者の歌」
オレグ・カエターニ指揮
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団&合唱団
マリーナ・ポプラフカヤ(Sop)、
ミハイル・ダビドフ(Bass ・Bar)
録音:2006年、74分45 秒
先に全集としてセットで発売になっていたものから、分売されていなかったも
の。ショスタコーヴィチ後期の傑作「死者の歌」はカエターニの豊かなニュア
ンスや見事な詩情表現によって描かれ、この全集の中でも最高の出来との評判
です。

以下は全集(47850-8)からの分売。通常CDで出ていたものをSACDハイブリッド
で再発いたします。

47703-8(SACD-Hybrid) \2080
ショスタコーヴィチ:
交響曲第4番(未出版楽章断片「アダージョ-アレグロ・ノン・トロッポ」を含
む)
通常盤47703-2で出ていたもの
オレグ・カエターニ指揮
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団

47668-8(SACD-Hybrid) \2080
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番&第6番
通常盤47668-2で出ていたもの
オレグ・カエターニ指揮
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団

47667-8(SACD-Hybrid) \2080
ショスタコーヴィチ:交響曲第7番
通常盤47667-2で出ていたもの
オレグ・カエターニ指揮
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団

47675-8(SACD-Hybrid) \2080
ショスタコーヴィチ:交響曲第9番&第10番
通常盤47675-2で出ていたもの
オレグ・カエターニ指揮
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 06-10 No.20-1 | トップ | 06-10 No.22 »

Weblog」カテゴリの最新記事