クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

06-10 No.11

2006年10月12日 13時09分20秒 | Weblog
<RCA RED SEAL EU>
88697021632 \1900
ショスタコーヴィチ:交響曲第13番変ロ短調Op.113「バービイ・ヤール」
ユーリ・テミルカーノフ(指揮)
セルゲイ・アレクサーシキン(バス)
サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団
テミルカーノフとサンクトペテルブルク・フィルは、11月にショスタコーヴィ
チの生誕100年を記念する日本公演を行うが、その東京公演の目玉の一つが交
響曲第13番「バービー・ヤール」(11月24日、サントリー・ホール)。当アル
バムは、1996年に録音されながら未発売だったもので、この交響曲の演奏には
欠かせない存在となっているロシアの名バス歌手、セルゲイ・アレクサーシキ
ンを独唱にむかえている点も大きなポイント。ムラヴィンスキー以来、ショス
タコーヴィチ演奏の伝統を誇り、その音楽語法を熟知したサンクトペテルブル
ク・フィルならではの充実した名演をお聴き下さい。
【録音:1996年5月16-17日 サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニー大ホ
ール】

88697002332 \1900
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調Op.23
ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 Op.35
デニス・マツーエフ(p)
ユーリ・テミルカーノフ(指揮)
サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団
すでに日本ではおなじみ、巨人ピアニスト、デニス・マツーエフ。今作は彼の
資質がたっぷり味わえるロシア物の協奏曲集。チャイコフスキーの協奏曲は、
以前サッカーニが指揮した自主制作盤のソリストとしての盤があり、(その際
は全曲演奏していた)そちらもかなり白熱した演奏であったが、何しろ入手し
にくかったのが難点。聴き手によってかなり評価の異なる彼だけに、今回の録
音でその真価を実際に確かめてほしいところだ。カップリングのショスタコー
ヴィチも聴き物。芯のある華やかな音が、このきらびやかな曲にふさわしく、
ショスタコ・イヤーの終盤を飾る1枚として強くオススメしたい。今回は、テミ
ルカーノフ&サンクトペテルブルク・フィルの強力なサポートによる録音。

88697023312 3枚組 \2900
アルトゥーロ・トスカニーニ「フィラデルフィア・レコーディングズ1941&1942」
[CD1]
1)シューベルト/交響曲第9 番ハ長調D.944「ザ・グレイト」
2)R・シュトラウス/交響詩「死と変容」Op.24
[CD2]
3)ドビュッシー/交響詩「海」
4)交響詩「イベリア」(「管弦楽のための映像」、第2 曲)
5)レスピーギ/交響詩「ローマの祭り」
6)ベルリオーズ/「マブ女王のスケルツォ」
[CD3]
7)メンデルスゾーン/劇付随音楽「真夏の夜の夢」Op.21&61(抜粋)
8)チャイコフスキー/交響曲第6 番ロ短調Op.74「悲愴」
アルトゥーロ・トスカニーニ(指揮)
フィラデルフィア管弦楽団
エドウィナ・エウスティス(ソプラノ)、
フローレンス・カーク(ソプラノ)、
ペンシルヴァニア大学グリークラブ女声合唱団[合唱指揮:ロバート・S・ゴ
ドソール](7)
トスカニーニ没後50周年記念リリース!伝説のトスカニーニ=フィラデルフィ
アの名演奏が、 RCA秘蔵のオリジナル原盤からのDSDリマスタリングによって、
鮮烈に蘇る。
SP時代夢のコンビと謳われたトスカニーニとフィラデルフィア管弦楽団の全録
音を完全復刻。
1941年から1942年にかけて、NBC交響楽団との関係が悪化し、トスカニーニが
一旦そのポストを離れることになったたシーズンにフィラデルフィア管弦楽団
に久しぶりに客演し、未曾有の大成功を収めた。トスカニーニもフィラデルフィ
ア管弦楽団も専属アーティストだったため、RCAはこの好機を捉え、8作品を録
音した。
当時としては異例なほど大きなダイナミック・レンジの設定で録音されたため、
また第2次大戦中の物資不足によって原盤に理想的な素材が使えず、結果として
ノイズレベルの高い録音となり、SP時代にはその演奏録音の真価を伝えること
が出来なかった。その後LP~CDを通じてRCAによって2度復刻盤が発売されたが、
どちらも満足の行く復刻状態とはいえなかった。
今回の復刻に当たっては、オリジナル原盤にさかのぼり、それを最新のテクノ
ロジーを用いて、細心の注意を持ってDSDリマスターによりデジタル化。これま
での発売盤では味わうことの出来なかった、演奏の真の輝かしさを鮮烈に再現
することに成功している。特にストコフスキー-オーマンデによって磨きぬかれ
たフィラデルフィア管弦楽団のゴージャスな音色が見事に蘇っている。
1993年に集成された「大全集」では4枚だったものを3枚組に凝縮して収録して
いる。



<DHM>
82876892682 7枚組 \7000
モーツァルト:初期交響曲集(7CD BOX)
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
手兵ウィーン・コンツェントス・ムジクスとの半世紀にわたる活動の清華とも
いえる、モーツァルトの「初期交響曲集」が、RCA未発売分も含めて一気にBOX
セット化。神童モーツァルト少年の手になる若書きの交響曲37曲がこれほどま
でに内容が濃く、衝撃的だったとは!
モーツァルト・イヤーを寿ぐ、アーノンクールによるモーツァルト初期交響曲
集。1980 年にアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団とのモーツァルト:
交響曲第35番「ハフナー」を録音して以来、交響曲、セレナード、オペラ、そ
して宗教声楽曲に渡るモーツァルトの作品の演奏・録音を手がけ、今や最も重
要なモーツァルト指揮者といえるアーノンクール。テルデック時代にウィーン
・コンツェントゥス・ムジクス(CMW)とのモーツァルトの初期交響曲集の録音
が開始され、アーノンクールのBMGクラシックス移籍に伴い、ドイツ・ハルモニ
ア・ムンディ・レーベルから2巻に分けて朗読トラックつきの「モーツァルト:
初期交響曲集(Vol.1: 82876587062, Vol.2: 82876757352」を発売。「耳を傾け
る機会が少ない初期交響曲の多彩な世界を明らかにしている」「作品そのもの
の完成度が数等上がったように感じられる」など、従来のイメージを根底から
覆すような衝撃的解釈を披露して、高い評価を得ている。
アーノンクールとCMWによるモーツァルトの初期(-中期)交響曲の録音は、
1990年12月に収録された第23番と第27番(それぞれセレナード第4番・第5番と
カップリングで発売)で開始された。第25番以降第41番までの交響曲(ただし
第27番と第37番は除く)については、1980年から1988年にかけてコンセルトヘ
ボウ管と録音しており、ちょうどそれに続く形で、オーケストラをCMWにスイッ
チして第24番以前の初期交響曲の録音プロジェクトが始まったわけである。レ
オンハルトとアーノンクールによるバッハのカンタータ全集のような長期にわ
たって大きなプロジェクトを地道に完成させることを得意としていたテルデッ
クとしては、当初からアーノンクールによるモーツァルトの交響曲全曲録音を
企てていたと思われる。1990年以降、1999年までに交響曲だけの組み合わせで
CD4枚分が録音され、テルデックから発売された時点で発売が一時中断していた
が、録音自体は継続して行なわれ、2000年12月で完結している。今回のBOX セ
ットは、そのテルデック発売分も網羅する形で、アーノンクールとCMWによる
モーツァルトの初期交響曲録音を集大成した記念碑的なセットである。
●収録曲(順不同)
1.交響曲変ホ長調KV16[旧ブライトコプフ番号:第1番]、
2.交響曲ニ長調KV19[第4番]
3.交響曲ヘ長調KV19a(=Anh.223)、
4.交響曲変ロ長調KV22[第 番]
5.交響曲ト長調KV45a(=Anh.221)[(旧)ランバッハ] 、
6.交響曲ヘ長調KV43[第6番]
7.交響曲ニ長調KV45[第7番]、
8.交響曲ヘ長調KV42a(=76)[第43番]
9.交響曲変ロ長調KV45b(=Anh.214)[第55番]、
10.交響曲ニ長調KV48[第8番]
11.交響曲ハ長調KV73/75a[第9番]、
12.交響曲ニ長調KV81/73l[第44番]
13.交響曲ニ長調KV95/73n[第45番]、
14.交響曲ニ長調KV84/73q[第11番]
15.交響曲ト長調KV74[第10番]、
16.交響曲ニ長調KV97/73m[第47番]
17.交響曲ヘ長調KV75[第42番]、
18.交響曲ト長調KV110/75b[第12番]
19.交響曲ニ長調
(I&II=「アルバのアスカーニョ」KV111:序曲&第1 番、III=フィナーレ
KV120/111a)
20.交響曲ハ長調KV96/111b[第46番]、
21.交響曲ヘ長調KV112[第13番]
22.交響曲イ長調KV114[第14番]、
23.交響曲ト長調KV124[第15番]
24.交響曲ハ長調KV128[第16番]、
25.交響曲ト長調KV129[第17番]
26.交響曲ヘ長調KV130[第18番]、
27.交響曲変ホ長調KV132[第19番]
28.交響曲ニ長調KV133[第20番]、
29.交響曲イ長調KV134[第21番]
30.交響曲ニ長調KV161/141a[第50番]
(I&II=「シピオーネの夢」KV126:序曲、III=フィナーレKV163)
31.交響曲変ホ長調KV184/161a[第26番]、
32.交響曲ト長調KV199/161b[第27番]
33.交響曲ハ長調KV162[第22番]、
34.交響曲ニ長調KV181/162b[第23番]
35.交響曲変ロ長調KV182/173dA[第24番]、
36.交響曲ト短調KV183/173dB[第25番]
37.交響曲ニ長調
(I&II=「にせの女庭師」KV196:序曲、III=フィナーレKV121/207a)
38.メヌエット ハ長調KV409/383f
【録音]1990年12月、1999年12月、2000年12月、ウィーン、カジノ・ツェーゲ
ルニッツ】


<OEHMS CLASSICS>
OC611(SACD-Hybrid) \1550
ビーバーとベリオの、ヴァイオリンのための作品集
1)ベリオ:「2台のヴァイオリンのためのデュエット」より
「Maurice」「Bela」「Jeanne」「Alfred」「Peppino」「Piero」
2)ベリオ/セクエンツァVIII
3)ハインリヒ.I.F.ビーバー:
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ第3, 5, 6 番
4)ハインリヒ.I.F.ビーバー:
2台のヴァイオリンと通奏低音のためのパルティータ
アーヴィン・アルディッティ【Vn: 1) 2) 4)】
ルディガー・ロッター【Vn: 1) &バロックVn:3) 4) 】
オルガ・ワッツ(Cemb)、 アクセル・ヴォルフ(リュート&テオルボ)
ドイツで今、頭角を現しているバロック・ヴァイオリン奏者ルディガー・ロッ
ターと、 現代音楽のスペシャリスト、アーヴィン・アルディッティの協同企
画盤登場!
バロック音楽復興初期(1960年ごろ)、一部の聴衆のために、多少の歴史的知
識を持った演奏家がロマン的演奏法によってバロック音楽は演奏されていまし
た。1980年頃一部のオリジナル楽器演奏家は、音楽学者の研究結果、自分の歴
史的演奏方法と解釈など、貴重な洞察を取り入れ始めました。これは、西洋音
楽の傑作に新しい視点への扉を開けたことになります。それまでの情緒的な演
奏は、基本的に疑われ、払いのけられました。例えば、アーノンクールやゲー
ベル、フライブルク・バロックオーケストラの演奏は、最初は挑発的な解釈と
言われ、激しい対立を生みました。アーノンクールがウィーン・フィルを初め
て指揮した時は、ブーイングの嵐でした。しかし現在ではその挑発的と言われ
た演奏は絶大なる支持を得、むしろ一般的となっています。よってその対立は
無くなり、あえて伝統的なオーケストラは、有名なバロック指揮者が指揮しな
い限り、バロック演奏は行わない状態です。昔の演奏解釈による頑固な芸術家
は、忘れられていっています。しかし、私はそれぞれの時代的専門的考えだけ
を貫くことはよくないと考えます。例えばここに収録したビーバーの作品は、
バロック的奏法だけ、またはモダン・ヴァイオリン奏法だけでは、余りにも均
等的でつまらないもので、この両立こそ感情を豊かにしていくのです。私がコ
ンサートを行ってみると、バロック演奏の時と現代音楽の演奏会との聴衆が一
致するのです。フライブルク・バロックオーケストラなど、最近の若手オリジ
ナル楽器奏者は、しばしば現代音楽のコンサートも行います。つまり現代音楽
とバロック音楽は、ベクトルは同じ方向にあり、新しいアヴァンギャルドを求
め、私たちは、その方向性によって挑発し合います。ビーバーとベリオには300
年離れていますが、まるで対話をしているようで、ビーバーの構成は驚くほど
現代的なのです。(R。ロッター)
【録音:2005年12月12-15日、グリュンヴァルト・オーガスト・エヴリディンク
・ザール(ミュンヘン近郊)】

OC910 2枚組 \2900
チマローザ:歌劇「オラーツィオ兄弟とクリアーツィオ兄弟」(全曲)
Publio Orazio, Vater der Orazi / Florian Mock (T)
Marco Orazio, sein Sohn / Andreas Karasiak (T)
Orazia, seine Tochter / Kirsten Blaise (Sp)
Curiazio / Anna Bonitatibus (Ms)
Sabina, Schwester Curiazios, Gattin Marco Orazios / Lisa Larsson (Sp)
Augure / Tobias Schabel (Bs)
Sacerdote / Daniel Suto
ミヒャエル・ホフシュテッター(指揮)
ルートヴィヒスブルク城芸術祝祭管弦楽団と合唱団
毎年、バーデン=ヴュルテンベルク国際音楽祭の一環として行われる、ルート
ヴィヒスブルク城芸術祭。フランスのヴェルサイユ宮殿を模して作られたバロッ
ク様式の城館を中心に繰り広げられる音楽祭で、演目は管弦楽、室内楽、バレ
エ、演劇、美術展と多彩で、出演者には国際的に活躍する演奏家が多数参加し
ている。城の中の劇場や大広間で室内音楽などに耳を傾けることができ、文字
どおり貴族になったような優雅な気分にひたれる。ここで演奏されたチマロー
ザの名声は彼の晩年および19世紀初期におけるイタリア・オペラの分野では、
ロッシーニが登場するまで比類のないものであった。ハイドンはエステルハー
ツィ宮で少なくとも12作品を上演。モーツァルトは1789年に「2人の男爵」の
上演のために、コンサート・アリアK578 を作曲。「途方に暮れる興行師」を聴
いたゲーテは熱烈な賛辞を送った。彼の最高傑作「秘密の結婚」は膨大な数に
上がる楽譜が各地に流布している事実は、その名声がヨーロッパ全土で確立し
ていたことの証です。2005年のこの音楽祭中でもとりわけ話題となった作品が、
このオペラ(別名「ホラテリウス家とクリアティウス家」)。
このオペラは、当時チマローザのオペラ・セリアとして最も賞賛された作品で
あり、劇の効果的かつ優れた手段として、それまであまり使われなかった男声
合唱が用いられているのが特徴。最近バイエルン国立歌劇場、リセウ劇場、ベ
ルリン・コミッシェ・オーパ、今年のザルツブルク音楽祭などからの客演、そ
して古典派の隠れた作品の復活上演(アイブラーの作品)などを手がける若手
指揮者、ホフシュテッターの指揮によって演奏されます。 このオペラの序曲は、
マンドリン合奏用として編曲されており、高校のマンドリン部などでは欠かせ
ない定番曲(コンクールの課題曲等)として有名になっています。
【録音:2005年7 月3 日 ルートヴィヒスブルク城劇場 でのライヴ】

OC574 \1450
ヴェルナー・エック:バレエ音楽「アブラクサス」(全曲)
マルク・マスト(指揮)
アイゼナハ州立歌劇場管弦楽団
エックはオルフの弟子であり、この曲は1948年に作曲されたバレエ音楽で、原
作はハイネの詩「ファウスト」によっている。「反主知主義的作風」「伝統的
なドイツ音楽の延長線上」にある作品で、12音技法によらないもの。曲風は、
R=コルサコフやハチャトゥリヤンのようで、ドイツ的というよりはややロシア
風舞曲的要素を含み、リズミカルで明快なメロディーやリズムと、オーケスト
ラの複雑な動きを熟練した筆の力で纏め上げたこの作品は、エックの力量を推
測させるに十分なもので、彼の作品中最も彼独自の作風が現れた作品のひとつ。
カルロス・クライバーが、デュッセルドルフ時代(1962-1963)に指揮したことの
ある作品でもあるようです
【録音:2005年7月4-6日、アイゼナハ劇場】

OC583 \1450
「古いハンガリーのクリスマス作品集」
クレマンシック・コンソート
古いハンガリーのクリスマス音楽ほど、深く人間的な要素を含んでいるクリス
マス音楽はありません。また、深く神秘的で、楽しく感情的な至福と潔白で陽
気なものが共存しています。人間的な要素が様式化され、さらに異教的要素が
クリスチャンと共に融合されています。それは自然なことでもあります。また、
クリスマスの特定の期日を楽しむだけではない18 世紀の音楽を含むように広が
っているのです。ここに収録されている大部分は、ハンガリーの民族音楽の要
素も多く含まれています(ハンガリーの民族音楽は、メロディーの宝庫です。
バルトークやコダーイはこれらを大事にした作曲家)。ハンガリーはヨーロッ
パのちょうど中央に位置し、その音楽はヨーロッパ中に広がって、ダイレクト
に身近に感じます。私たちは様々な史実を研究し、中世のポリフォニーの断片
と、バロック時代の単旋律の民族音楽を補い、当時のハンガリー音楽に行き着
くことができました。それは、古く聴こえる音楽ですが、容易に新しい音楽と
して感じることができるでしょう。(ルネ・クレマンシック)
Tamas Kiss / Gesang, Drehleier (tekerolant), Kobos (koboz),
Kurbistambura (tokcitera)
Andras Kecskes / Gesang, Renaissancelaute, Kobos (koboz), Maultrommel
(doromb)
Peter Kecskes / Gesang, Schosharfe (harfa), Schamanentrommel (samandob),
Rummelpot (kocsogduda)
Thomas Wimmer / Dudelsack (duda), Violone (hegedu), Fidel (fidula)
Wolfgang Reithofer / Trommel, Tambourin
Rene Clemencic / Barockes Orgelpositiv, Gemshorn, Blockfloten,
Schamanenpfeife (saman cserepsip),
Leitung 【録音:2006年8月16-18日、 ウィーン、W*A*R・スタジオ 】




<EMI CLASSICS>
CDC-3653912 \1980
シューマン:ピアノ・リサイタル
幻想曲 ハ長調 Op.17
クライスレリアーナ Op.16
アラベスク ハ長調 Op.18
ジョナサン・ビス(ピアノ)
2006年4月録音
音楽ファミリーに生まれたUS出身のビス、デビュー・シリーズでの「熱情」他
のリサイタル・アルバム(CDZ-5858942)も評判となりEMIクラシックスの契約
第1作目としてこのシューマン・リサイタルを発売します。祖母のラヤ・ガルブ
ーソヴァのためにバーバーがチェロ協奏曲を作曲、高名なヴァイオリニスト、
ミリアム・フリードを母に、ヴィオラ/ヴァイオリニスト、ポール・ビスを父
に持ちプロの音楽ファイミリーに生を受け、2002年ギルモア・ヤング・アーティ
スト・アウォード、リンカーン・センター・マーティンE.シーゲル・アウォー
ド、エイヴリー・フィッシャー・キャリアー・グラント、2003年ボーレッティ=
ブイトーニ・トラスト・アウォードを受賞して将来を大いに嘱望される存在で
す。すでにバレンボイム、デュトワ、マゼールとの共演を果たし世界的なステ
ージでの活躍が始まっています。美しく、叙情的なタッチと音色がコンサート
評で高く評価されている新世代のトップ・ピアニスト、ビスは07年1月後半に
来日公演が予定されていなす。

CDC-3323552 \1980
ある晴れた日に(「蝶々夫人」)
ドレッタの素晴らしい夢(「つばめ」)
私の名はミミ(「ラ・ボエーム」)
柔らかなレースの中で(「マノン・レスコー」)
私のお父さん(「ジャンニ・スキッキ」)他全17曲
アンジェラ・ゲオルギュー(ソプラノ)
ロベルト・アラーニャ(テナー)
ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団、 他、 
アントン・コッポラ指揮
ディーヴァ、ゲオルギューのプッチーニ名アリア集
現在取り扱い中のデラックス版(CDC-5579550)が廃盤扱いとなりました。
既にご案内済みの本品番商品が今後継続的な取り扱いアイテムとなります。

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06-10 No.10

2006年10月12日 13時08分45秒 | Weblog
<CALLIOPE>
CAL 5673 \1350
ロカテッリ:チェロ・ソナタ 
ボッケリーニ:同 
ヴァレンティーニ:同 
グラナドス:ゴイエスカスの間奏曲 
ファリャ:スペイン民謡組曲 
ニン:スペインの歌
アンドレ・ナヴァラ(Vc)、エリカ・キルヒャー(Pf)
「18世紀のパガニーニ」とも評されるロカテッリのソナタをはじめ、バロック
から近代にいたるまでのチェロの作品集です。ニンのスペインの歌も、今でも
色褪せることのない名演です。

CAL 5854 \1350
サン=サーンス:白鳥 
フォーレ:夢の後に 
ボエルマン:チェロ・ソナタ 
ショパン:チェロ・ソナタ
アンドレ・ナヴァラ(Vc)、アニー・ダルコ(Pf)
まさにチェロの王道中の王道の名曲集。ショパンのチェロ・ソナタがはいって
いるのもうれしいところです。

CAL 5722 \1350
J.S.バッハ:テ・デウム、11のオルガン・コラール
アンドレ・イゾワール(Org)
教会の祭壇の真ん中に聳え立つオルガンの荘厳な雰囲気、絶対的な力が遺憾な
く発揮された一枚。イゾワールの熟練の技術と音楽性が堪能できます。

CAL 5922 \1350
ロマン派のオルガン曲
ヴィドール(1844?1937):トッカータ他
アンドレ・イワゾール(Org)
貴重なヴィドールの作品集。ヴィドールは、1890年にフランクが急死すると、
その後継としてパリ音楽院オルガン科教授に抜擢され、1896年からは作曲科教
授に転身しています。フランスのオルガンの伝統を受け継ぐ貴重な人物でした。

CAL 5259 \1350
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第1番ニ短調op.28、第2番変ロ短調op.36
ヤコフ・カスマン(Pf)
ピアニスト、そしてピアノという楽器自体に極限越えを要求するラフマニノフ
のソナタ。まさに「完璧」のテクニックのピアニスト、カスマンによる見事な
演奏です。

CAL 5240 \1350
ハイドン:6つのピアノ・ソナタ
第47番ヘ短調、第33番ハ短調、第55番変ロ長調、第46番ホ長調、第54番ト長調
第12番イ長調
ヤコフ・カスマン(Pf)
シンプルなだけに難しい、ハイドンのソナタ集。カスマンは、見事な和声とリ
ズムの感覚で弾いてのけています。

CAL 6306 \1350
ベートーヴェン:
第26番「告別」、第21番「ワルトシュタイン」、第27番Op.90
インゲル・セデルグレン(Pf)
この9月にも来日した大コントラルト歌手、シュトゥッツマンにとってもかけ
がえのないパートナーであるセデルグレン。シュトゥッツマンも絶賛の「告別」
など名曲ぞろいの一枚です。

CAL 6221 \1350
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番、幻想曲op.116、4つの小品op.119
インゲル・セデルグレン(Pf)
シュトゥッツマンにも「母なる大地のような」「母乳のような」と表現される、
実に深くあたたかみのあるセデルグレンのブラームス。




<TDK>
TDKAD 021 2枚組 \3650
[CD1]
ハイドン:交響曲第63番ハ長調「ラ・ロクスラーヌ」
モーツァルト:協奏交響曲 変ホ長調 K.364(320d)*/**
[CD2]
モーツァルト:交響曲第36番ハ長調K.425「リンツ」
[アンコール]
ハイドン:交響曲第63番ハ長調「ラ・ロクスラーヌ」終楽章(初版)
鈴木秀美(指)オーケストラ・リベラ・クラシカ
若松夏美(Vn)* 高田あずみ(Va)**
録音:2006年6月17日東京・浜離宮朝日ホール(ライヴ録音)
音声収録編集:櫻井卓
若松夏美、高田あずみをソリストとして迎えたOLC第15回プロジェクトのライヴ。
ハイドン「ラ・ロクスラーヌ」とモーツァルト「リンツ」の2つのハ長調交響曲、
そしてヴァイオリンの若松夏美、ヴィオラの高田あずみの両コンサートマスタ
ーの息の合った演奏で聴くモーツァルト「協奏交響曲」と彩り豊かなプログラ
ムです。モーツァルト「協奏交響曲」では実に美しく響き渡る2人のソリスト
に聴き惚れます。
緻密なアンサンブル、絶妙なバランスの演奏で、ハイドンとモーツァルトの音
楽の愉しみを味わうことが出来ます。




<PRAGA>
PRDDSD 250229(SACD-Hybrid) \2580
ショパン:チェロソナタ Op.65
同:序奏と華麗なポロネーズ Op.3
グリーグ:チェロソナタ Op.36
ミハル・カニュカ (Vc)、ヤロミール・クレパーチ(Pf)
プラジャークSQのチェロ奏者を務めるカニュカとライヒャ・トリオのピアノ奏
者を務めるクレパーチの共演。つややかでしっとり落ち着いた大人の音楽を聴
かせてくれます。秋にピッタリ。

PRDDSD 250222(SACD-Hybrid) \2580
ボロディン:
弦楽四重奏曲第1番イ長調
弦楽五重奏曲ヘ短調
コチアン四重奏団、ミハル・カニュカ(Vc)
濃厚に香る土臭い雰囲気が魅力の弦楽四重奏曲第1番と、2つのチェロを伴う弦
楽五重奏曲、2曲のカップリングです。ボロディン自身チェロを演奏したとい
うこともあって、充実した弦楽器の響きがたのしめます。

PRDDSD 250225(SACD-Hybrid) \2580
バルトーク:弦楽四重奏曲第5番、第6番
パルカニ四重奏団
パルカニ四重奏団は、1984年に設立されました。1976年に設立されたオルラン
ド弦楽四重奏団の創立メンバーも3人参加している、名門の弦楽四重奏団です。
今後、バルトークの弦楽四重奏曲全曲、そして、ヴェイネル、クルタークの弦
楽四重奏曲も録音していくことになっています。激しい曲調の第5番、そして
葬送の第6番、どちらも言うことなしの出来栄えです。

PRDDSD 250232(SACD-Hybrid) \2580
ショスタコーヴィチ:室内交響曲ハ短調op.110a
バーバー:弦楽のためのアダージョ
アントニン・ウラディル率いるプラハ室内管弦楽団(指揮者なし)
一曲目のショスタコーヴィチの室内交響曲は、ナチスの犠牲となったユダヤ人
の追悼のために作曲された弦楽四重奏曲第8番の編曲。追悼の音楽であると同時
に、ショスタコーヴィチ自身の自伝のような作品は、抗いがたい魅力と壮絶な
感情に満ちています。カップリングのバーバーも、この世ならざる美しさです。

PRDDSD 250236(SACD-Hybrid) \2580
ブラームス:弦楽四重奏曲第2番イ短調op.51-2、弦楽五重奏曲ト長調op.111
プラジャーク弦楽四重奏団、ウラジミール・ブハッチ(Va)
名曲、ブラームスの弦楽四重奏曲第2番は、冒頭の弦のすすり泣くような旋律か
らノックアウト。演奏、録音、ともに申し分ないものです。ヴィオラにターリ
ヒ四重奏団のヴィオラ奏者をむかえての弦楽五重奏曲も、弦楽四重奏曲とは違
った明るく抜ける音色が魅力です。





<CALLIOPE>
CAL 9358 \1980
ベートーヴェン:
ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.61 
ロマンス第1番ト長調op.40 
ロマンス第2番ヘ長調op.50
レジス・パスキエ(Vn)
エマニュエル・ルデュック=バロム(指)バルチック室内管弦楽団
第1楽章の冒頭から、高貴のきわみのオーケストラの音色に驚かされます。つづ
いて始まるヴァイオリンも、天上から降ってくるかのような美しさです。輝か
しく美しい音色は、一音たりとも聞き逃してはもったいない、と思わせるほど。
つづくロマンス2曲も絶品。パスキエのヴァイオリンの明るくあたたかみのある
音色、きわめて絶妙な音程のとりかたには脱帽です。

CAL 9355 \1980
ショスタコーヴィチ:
ヴァイオリンとピアノのためのソナタop.134
ヴィオラとピアノのためのソナタop.147
ヤン・ターリヒ(Vn)、ウラジミール・ブハッチ(Va)、
ヤコフ・カスマン(Pf)
ハンガリー出身の名手たちによる、ショスタコーヴィチの作品集。カスマンの
クールでちょっと枯れたようなピアノの音色、そしてターリヒのヴァイオリン
の濃さ、ブハッチのヴィオラのうまいこと!辛口かつねっとりとした歌い方が
実に見事です。

CAL 9362 \1980
ショパン:
ポロネーズop.53≪英雄≫、マズルカop.17(4曲)、ポロネーズop.26-1、
op.40-1、op.40-2、マズルカop.67(4曲)、アンダンテ・スピアナートと華麗
なる大ポロネーズ
ロマン・エルヴェ(Pf)
フランス出身の気鋭ピアニスト、ロマン・エルヴェによるショパン作品集。銘
器ファツィオーリのなつかしい音色で、マズルカのリズムが踊ります。アンダ
ンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズもダイナミズムも豊かで見事です。

CAL 9391 \1980
バーンスタイン:歌劇「タヒチ島の騒動」
コープランド:音楽劇「静かな都会(クワイエット・シティ)」
パスカル・ヴェロ(指)ピカルディー管弦楽団
歌手:レティツィア・シングルトン、セバスティアン・ルモワーヌ、
デイヴィッド・グリアー、アンヌ・クレマン、
セリーヌ・ヴィクトワーズ=ブナヴェンテ、フィリップ・ドゥー、
ヴィンサン・オルドンヌ
「タヒチ島の騒動」は40分ほどの歌劇。バーンスタイン自身が歌詞と音楽を作
りました。ブロードウェイやハリウッドへの憧れの裏にある悲しい現実といっ
たものが題材になっています。登場人物は2人、そして、語り部的な存在の合
唱がでてきます。エレガントなジャズ的要素の管弦楽部分と、中流階級の満た
されぬ人々の鬱屈した思いの声楽が対比をなしています。




<ZIG-ZAG Territoires>
ZZT 060801 \2280
マラン・マレ(1656-1728):ヴィオール曲集 第2巻より
「スペインのフォリアによる変奏曲」、
「組曲 ホ短調 (サント・コロンブ氏に捧げるトンボー)」、
ヴィオール曲集 第4巻より「迷宮」
マリアンヌ・ミュレ(指&Gamb) アンサンブル・スピラーレ
[シルヴィ・アブラモヴィッチ(Gamb)、ヴィオレーヌ・コチャール(Cemb)
シャルル・エドワール・ファンタン(バロック・ギター)、
クレーヌ・アントニーニ(テオルボ)]
録音:2005年10月
今年はモーツァルト・イヤーで盛り上がっていますが、ヴェルサイユ宮廷で活
躍したヴィオールの名手マラン・マレの生誕350年でもあります。マレの代表的
な作品は5巻にわたるヴィオール集。その中でも1701年マレが45歳の時に刊行さ
れた第2巻は18分に及ぶ大作の「ラ・フォリア」や「サント・コロンブ氏に捧げ
るトンボー」がおさめられ取り上げられる機会の多い作品集です。エスペリオ
ンXXなどの団体で活動もするガンバ奏者マリアンヌ・ミュレが率いる新鋭の古
楽奏者を集めたアンサンブル・スピラーレの冴え渡る音色と多彩な音楽表現を
見せています。
この録音は昨年惜しくもこの世を去ったガンバ奏者ソフィー・ワティヨンに捧
げられています。

ZZT 061001 \2700
CD+BONUS DVD(NTSC)
日本語字幕付
ジョゼフ・コスマ(1905-1969):シャンソン集
そのつもりでも/バルバラ/愛し合う子供たち/手廻しオルガン/学校の帰り道/
鳥刺しの歌/割れた鏡/そして祭りは続く/美しい季節/のんき大将/蟻/二匹のカ
タツムリ/伝言/枯葉
他 全30曲
ボーナスDVD:ジョゼフ・コマス インタビュー/「バルバラ」他
全6曲 クリップ
フランソワーズ・マセ(S) クリスティーヌ・イカール(Hrp)
録音:2005年5月
「枯葉」が非常に有名なシャンソン作曲家ジョゼフ・コスマ。また「枯葉」の
作詞、映画「天井桟敷の人々」の脚本家でも有名なあるジャック・プレヴェー
ルの詩を中心としたコスマのシャンソン集です。
プレヴェールとコスマによるシャンソンでは何といっても「枯葉」が筆頭にあ
げられますが、「枯葉」は、コスマの曲にプレヴェールが後で詞をつけた珍し
い作品。他の作品はすべて、詩にコスマが曲をつけたもの。シャンソンは言葉
ありきの歌なのです。「バルバラ」もその一つで、ほとんど語るように歌い上
げる絶妙なバランスです。また、シャンソンの代表作品「バルバラ」と「その
つもり」の録音風景とコスマのインタビューなどを収録した30分の特典DVD付
き(日本語字幕あり)です。





<BIS>
BIS SA 1541(SACD-Hybrid) \2380
J. S. バッハ:カンタータ全集 Vol.33
第41番「イエスよ、いま讃美を受けたまえ」BWV41
第92番「われは神の御胸の思いに」BWV92
第130番「主なる神よ、われらこぞりて汝を頌め」BWV130
野々下由香里 (Sop)、ロビン・ブレイズ (Ms)、ヤン・コボウ (Ten)、
ドミニク・ヴェルナー (Bs)、鈴木雅明(指)バッハ・コレギウム・ジャパン
SACDハイブリッド盤。BCJ最新盤は1725年のカンタータ集。第41番「イエスよ、
いま讃美をうけたまえ」は、新年の祝日用カンタータで、トランペット、オー
ボエ各3本を伴う華やかな作品です。チェロ・ピッコロが彩りを添えるテノー
ルの美しいアリアも聴きもの。第92番「われは神の御胸の思いに」は、ゲル
ハルトの優美なコラールに基づく大曲で、コラール旋律が様々な形で現れる秀
逸な作品。天使ミカエルの祝日用カンタータである第130番「主なる神よ、わ
れらこぞりて汝を頌め」とあわせてお楽しみください。

BIS SA 1559(SACD-Hybrid) \2380
ロドリーゴ:田園協奏曲
ボルヌ:カルメンの歌による華麗な幻想曲
イベール:フルート協奏曲
シャロン・ベザリー(フルート)、
ジョン・ネシリング(指)サンパウロSO
SACDハイブリッド盤。フルートの美神シャロン・ベザリーが近代の難曲として
知られるロドリーゴとイベールに挑戦しました。ブラジルのオーケストラがラ
テン的情熱を込めたバック務めているのも魅力。鮮烈さと生命感に満ちた世界
を堪能できます。

BIS SA 1523(SACD-Hybrid) \2380
ウェーバー:
クラリネット協奏曲第1番ヘ短調 Op.73
同第2番変ホ長調 Op.74
クラリネット小協奏曲変ホ長調 Op.26
クラリネット五重奏曲変ロ長調 Op.26(弦楽オーケストラ版)
マルティン・フレスト(クラリネット)、
ジャン=ジャック・カントロフ(指)タピオラ・シンフォニエッタ
SACDハイブリッド盤。オペラ風なロマン的な香りに満ちたメロディと華やかな
技巧で知られるウェーバーのクラリネット作品。それをスウェーデンの名人フ
レストの演奏で楽しめるのだから嬉しい限り。クラリネット五重奏曲は弦楽オ
ーケストラの伴奏で、さらなる充実が味わえます。

BIS 1281 \2250
HK.グルーバー:喉開陳 (2000)
ダニエル・ベルツ:ペインティング (2000)
ポウル・ルーザス:ルヴェイユ&ルトラ (2003)
ロバート・ヘンダーソン:変奏楽章 (1967)
ロビン・ホロウェイ:無伴奏トランペットソナタ (1999)
ホーカン・ハーデンベルガー(Tp)
名トランペット奏者ハーデンベルガー久々の新譜。大半が彼のために書かれた
作品で、グルーバーの「喉開陳」は単音楽器であるトランペットにポリフォニ
ックな音楽をさせているそう。ハーデンベルガーだからできる名人芸にひたれ
ます。

BIS 1626/8 12枚組 \6750
グリーグ:ピアノ曲全集
ピアノ独奏曲全曲
ノルウェー舞曲集(4手)
ピアノ協奏曲イ短調 Op.16(現行版)
ピアノ協奏曲イ短調 Op.16(オリジナル版)
エヴァ・クナルダール、ルーヴェ・デルヴィンエル (Pf)、
シェル・インゲブレツェン (Pfと指)ロイヤル・フィル、
広上淳一(指)ノールショピングSO
曖昧さのかけらもない楷書風の演奏ながら、なんともいえない滋味にあふれた
クナルダールのグリーグ。BIS初期のベストセラーが12枚組特別価格。今年9月
に世を去られたクナルダール女史の追悼盤でもありますが、デルヴィンエルに
よるピアノ協奏曲のオリジナル版と初期未発表ピアノ曲まで含まれサービス満
点。来年はグリーグの歿後百年でもあり、ピアノ好きなら是非持っていたい
セットと申せましょう。

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