閉鎖間近の神宮は
参拝客が大鳥居を背にして
あわただしく帰路を急いでいる様だ
あたりは
提灯が神々しく灯り
神々も闇のなかに消えて
静寂が戻る
何も見えなくなったので
明日の早朝来ることにして
慌てて引き返した
翌朝は神宮の東側から
橙色の太陽が昇り始め
関東で最も古い神宮に
陽が煌々と射し始め
紀元前660年創建から
いろいろあった
長い歴史をこの光は
じっと見守ってきたのだろう
大鳥居をくぐり抜けて
勝負や縁結びにご利益あると言われている桜門 奥宮 奥参道
地震を抑える要石
浄化の御手洗池と
千古の歴史を現代に伝えて
うやうやしくそれぞれの社で
幅広い御利益を期待して
ニ礼二拍一礼 深々と頭を下げ
境内の森林浴を楽しみながら
ゆっくり散歩
芭蕉の句碑をみて
大鳥居を後にした
鹿島出身の剣豪
塚原卜伝のPR看板が境内に
あちこちあったが?
奥参道がテレビロケ地だったようで
霊験あらたかな神宮には・・・
弟が、鹿島の住友金属に勤めていたので
時間つぶしに・・ここの広い境内を歩き回った
歴史が物語るような・・厳かな神宮・・
でも当時は、私も若かったので・・そんな
立派な神宮とは・・認識せずに遊んでいた
改めてこうして見させてもらうと・・立派
ですよね~