能取湖に接するなだらかな丘陵地帯は
大規模な農園地帯
黄色の麦、甜菜の青、ジャガイモの白い花と三色が
絨毯を敷いた様に織り成し
風の足跡が麦の穂を撫でていった
そして彼方に
オホーツクの海が蒼くひろがり
潮風が心地よい
この清涼感
これぞ北海道
この景色がずっと続き
網走に近い
断崖絶壁に立つ能取岬灯台まで
ウキウキしながら走った
途中、車を止めて
カヤのあいだをかき分け
海に接する遠浅の砂浜に降り
向う岸の砂嘴を遠望した
綺麗な湖水の遥か向こうに
黒白の灯台を仰ぎ
今まさに初夏だが
流氷の接岸する厳冬は
雪氷と嵐の中に埋もれて
極寒の地と化し
厳しい環境を想像する
灯台が頼もしく見えた
漁船が一艘
静かに浮かびその遥かかなたに
網走の街が見え
近くのトンネルをくぐれば
そこは市内の外れだった
北海道らしい 広大な田園地帯の端が
能取岬、その先にオホーツクの海が
海なし県の信州の山猿には、こんな景色が
憧れで・・帰りたくなくなる瞬間です。
素晴らしい景観に・・時間が止まってほしい
場所ですね~信州から行っても砕氷船
ガリンコは悪天候で運行中止とか・・
まだまだ知らない北海道が沢山ですが
よる年波に次第に遠く感じる北海道、
ここで見せていただけるだけでも・・
幸せです。 ありがとうございます。