6丁目のつぶやき

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調和のとれた彦根城

2013-04-02 | 建築
城めぐりが趣味になりつつあるが
そのまま現存している城はよりリアリティーがあり興味が尽きない
西の丸三重櫓は小谷城(浅井長政の居城)を移築したとの説もあるが
だとすれば信長の妹「お市」やその娘「お江」と関係あるし
創建当時の社会情勢やその時の人間像が肌で感じられ格別だ

この彦根城は京極高次が慶長12年(1607)に完成したと言われる
典型的な平山城で国宝だそうだ
よくぞ太平洋戦争にも爆撃されず現代まで持ちこたえたものだ
あの安政の大獄で悪名高き井伊直弼の居城で
地元では名君であったとは

琵琶湖の水を掘を作って引きこみ

石の短辺を表面に残す野面積み(牛蒡積み)の石垣に三階三重天守は、いくつもの屋根様式を匠に組み合わせてその調和は見事



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