6丁目のつぶやき

歩く、登る、耕す、聴く、造る、採る、乗る、見る、の写真ブログ徒然草

人里離れた一軒家のパン屋

2022-03-29 | 風景

小春日和の麗かな日
半年ぶりの洗車をして
ワックスをかけ
山間部郊外へ出かけた

雑木林は根開けが始まり
木漏れ陽がくっきりと雪面に映え
雪解け水がアスファルト道路に流れ
それを避けながらの
目的の無いドライブだ
 
 
 
雑木林の中に
白いパイプのオブジェが
ポツンと目につき
その横に
貨車を改造した
一軒屋のパン屋さんが
外装を白く塗り
店名もなく
やけに自然と
溶け込んでいた
 
 

 
壁面をくり抜き
大きなガラスで
中がまる見えの
小綺麗なパン屋だった
 
 
 
札幌軟石を利用した階段には
お客さんがはみ出すほどの
賑わい
思わず自動車を止め
興味本意に覗いてみた
 
貨車一両の店は一坪ぐらいの店と
残りの厨房は清潔な機器が並ぶ
店内すべてがわかり
食欲誘う独特の匂いが漂う
 
 
大自然の中
アートの森を見ている様な
成り立ちで
開放感があり
若い人達が好きになりそうな
シチュエーション
 
美味しいパンは
すでに売り切れ状態
最後の
三種類程買って後にした
 
 
春の陽射しを受けながら
緩いカーブを気持ち良く滑る様に走り
薄紅色に変わる小枝の芽が
やがて訪れる春のやわらかさを
目にしこころ浮き立つ
山あいドライブだった
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
コメント (1)
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