褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 バベル(2006) 一発の銃弾がみんなの心を1つにする、素晴らしい作品だね

2008年05月01日 | 映画(は行)
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 会社は今日まで明日(5/2)から5/5まで休みだけれど、この期間非常に忙しい本来なら、海外旅行に行って、海で泳ぐか、のんびり読書でもしたいところだが、競馬の予想で忙しい事に気付いた今週は天皇賞(春)があるもうそろそろエンジンをかけて、GⅠレースを的中させないと駄目だから、予想にだいぶ時間を取られそうだ
 チョッと時間が空けば、映画でも観てようと思っています

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 今日(5/1)は仕事から家に帰ると直ぐに、タイトルのバベルを観た
 バベルというタイトルの由来は、旧約聖書に載っているみたいだが、昔人間はみんな1つの言葉をしゃべっていたみたいだ。しかし、人間がレンガなどを用いて神の領域まで高い塔(バベルの塔)を作ろうとしたが、その事が神の怒りに触れ、人間に対して違う言葉を話すようにさせ、それが原因で人間が混乱し、世界各地に散っていったということらしい。

 このバベルだが、モロッコ、アメリカサンフランシスコ州、メキシコそして、日本と4つの国での出来事が、別々に描かれている
 モロッコでは、アメリカ人夫婦(ブラッド・ピットケイト・ブランシェット)が、二人の子供を不法滞在によってアメリカのサンフランシスコに住んでいるメキシコ人のベビーシッターのアメリア(アドリアナ・バラッザ)に預け、冷め切った夫婦仲を取り戻すべく旅行に来ている
 ところがここで、父親から羊を狙うジャッカルから守るため、銃を渡された息子二人は遠くの観光バスめがけて銃を発射したところ、アメリカ人夫婦の妻のスーザン(ブランシェット)に的中してしまうそれにしても3キロ先の獲物を狙える銃とはいえ、僕の馬券的中率も優秀だが、そんな僕が真っ青になるぐらいの、凄い的中というか、命中だね
 この一発の銃による事件で夫のリチャード(ブラッド・ピット)は、何とかして、妻を病院に連れて行きたいが、言葉の通じない国でのモロッコで悪戦苦闘する。



 その頃ベビーシッターのアメリア(バラッザ)は、息子の結婚式に出るため、友人に代わりにベビー・シッターを頼むが断られてしまう。仕方なく、子供二人を強引にメキシコへ連れて行って、息子の結婚式に出るが、帰る時に彼女の甥であるサンティアゴ(ガエル・ガルシア・ベルナル)の運転で帰ろうとするが、酔っ払い運転の上に、さらに国境を突破してしまうその時アメリア(バラッザ)と二人の子供をとにかく車から降ろし、サンティアゴ(ベルナル)はまた戻ってくると言って、何処かへ行ってしまう。アメリア(バラッザ)達が降ろされた場所は砂漠で周りの風景が、砂漠地帯のため太陽の照りつける暑さに子供達そして、アメリア(バラッザ)は、死にそうになるが奇跡的に警察に見つけてもらうしかし、アメリア(バラッザ)は不法滞在のため、メキシコへ送還しかし、そこで新婚の息子と一緒になる。(とりあえず良かったね、子供達も無事で)
 一方日本では、ろう者のチエ子(菊地凛子)と父(役所広司)の親子の仲もうまく行っていないようだ。チエ子(菊地凛子)はろう者の高校に通っているが、なかなか報われない愛を欲している。僕にはそんなチエ子(菊地凛子)が痛々しく感じる言葉が喋れないチエ子(菊地凛子)を出番は少ないが父(役所広司)が、ラストで抱擁するシーンは感動だね



 その頃モロッコの警察はスーザン(ブランシェット)を撃った犯人を追跡中そして、銃で撃った兄弟(弟の方がバスを狙ってスーザンを撃ってしまう)とその父はその場から逃げようとするが、警察に逃げている所を見つかってしまう。その時、弟が相手の警察を撃ってしまうが、兄が警察から2発撃たれてしまい、死にそうだそんな、兄を観て弟が銃を捨てて、警官の前に行く。

 ところが、そのスーザン(ブランシェット)を撃った銃というのが、実はチエ子(菊地凛子)の父(役所広司)が、モンゴルで一緒にハンティングしていた、兄弟の父の友人にあげた銃だった。
 ここにおいて、一発の銃声により、モロッコを中心にアメリカのサンフランシスコとメキシコと日本が繋がりを見せてしまう構成は素晴らしいね
 それと、俳優陣も素晴らしかったブラッド・ピットは、大スターの地位を築きながら、この映画ではとにかく異国の地で妻を助けたい一心と、電話で息子と話すシーンは感動的だねそれに、大スターである事を感じさせない所も逆に良かったね
 それとケイト・ブランシェットも殆ど倒れているシーンだけだったが、これも好演だったねさすがはアエイターキャサリン・ヘップバーンの役を演じ、アカデミー助演女優賞に輝いた演技派らしさを、この映画でも観た気がする
 そして、日本代表で菊地凛子は、この役は私にしか出来ないと言ってたが、本当にその通り全裸のシーンは鬼気迫る演技だったね年齢的に高校生を演じるのは難しかったと思うが、まるでアカデミー賞の時に観た印象と全く違うのには驚いた流石は女優さんだ
 ちなみに監督は僕もあまりよく知らないが、メキシコ人のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥこの監督はこの映画だけで判断するとかなりの鬼才の持ち主だね他のこの監督の作品も観たいと思った

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