明るく楽しい日々を願って。

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映画 孔子の教え

2011年11月15日 | Weblog

今日は、朝の内は曇っていましたが、

穏やかな良いお天気になりました。

 

銀座のシネスイッチへ映画『孔子の教え』を

観に行きました。

「歩む会」(古典を読む会)の有志4人とご一緒です。

 

「歩む会」では、6年をかけて『論語』の全文を読みました。

ですから、この映画は,是非観たかったのです。

 

     

孔子を演ずるチョウ・ユンファ氏と、

出演者です。

映像は、WEBからお借りしました。

全体に、お説教臭くなく、楽しめました。

 

映画は、『論語』にある孔子像に、判りやすい具体的な

事象を加えて作成しています。

『論語』にはない映像が見られます。

 

例えば、『論語・顔淵第十二』にある、

「己れの欲せざる所は、人に施すことなかれ。」という言葉は、

殉死の悲惨さを描いて、男の子を殉死から救い、殉死の風習を

止めさせるという、具体的な映像で描いています。

『論語』には、その記述はありません。

 

また、孔子の一番の愛弟子であった顔回が亡くなる場面は、

孔子一行が、荒野をさまよい、氷が張り詰めた湖を渡っている時に、

氷が割れて、顔回が、湖に落ちて亡くなるというのですが、

『論語』にはそういう記述がありません。

   

前面に孔子、その後方に顔回がいます。

顔回が亡くなった時に、

孔子は「顔淵(回)死す。ああ、天、予(われ)を喪(ほろ)ぼせり。

天、予を喪ぼせり。」と言って、慟哭したと『論語 先進第十一』に

あります。

映画の顔回も、賢そうな青年でした。

 

また、戦闘場面は、一大スペクタルで迫力がありました。

 

この映画の監督は、フー・メイさんという女性の方です。

    

WEBから写真をお借りしました。

『論語・陽貨第十七』に「女子と小人は養い難し。」

(女と下々の者とだけは扱いにくいものだ。

 近づけると無遠慮になり、遠ざけると怨む。)とありますが、

現代では、違いますよね。

この映画も監督さんも、映画を鑑賞した私達も、

皆、女性です。

孔子のこの言葉には、抗議したいです。

映画には、この言葉は出てきませんが…。

 

映画を見た後、皆さんと銀座三越へ入りました。

     

表玄関には、もうクリスマスツリーが。

よく見たら、ユニセフの祈りのツリーだそうです。

震災に遭った方々への祈りのツリーですね。

 

昼食は、銀座三越9Fの「みのる食堂」で頂きました。

     

メンチカツ定食です。

お野菜たっぷりのヘルシーメニューでした。

その筈です。

このレストランは「全農」が経営していたのです。

お腹が一杯になりました。

お陰で夕食の時間になっても、お腹を空きませんでした。

 


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