世界の国々から、クリスマス切手が発行されています。
今日は、マーシャル諸島から2012年9月28日に発行された
『クリスマスの12日』の切手をアップします。
クリスマスの12日とは、キリストの降誕祭(12月25日)から公現蔡前日(1月5日)までの
12日間を歌ったイギリスの民謡(マザーグース)です。
贈り物が、重ね唄になっていて、12日目には膨大な贈り物を受け取ることになります。
この歌には隠喩があって、1558年~1829年の間、
イングランドではカソリックを信仰することが禁止されていたので、
カソリック教徒たちが神への信仰を広めるために作った秘密のコードを含んでいる、
という説があります。
ダビンチコードみたいですね。
歌の内容は次の通りです。
切手図の左上から、クリスマスの1日目ー愛するあの人がくれたのは、
梨の木のヤマウズラ。(イエスキリストを表わしている。)
クリスマスの2日目ー愛するあの人がくれたのは、
二羽のキジバト。(旧約と新約の二つの聖書)
と、梨の木の中のヤマウズラ。
クリスマスの3日目ー愛するあの人がくれたのは、
三羽のフランスのめんどり。(三つの神学的徳(信仰、希望、愛)
と、二羽のキジバトと梨の木のヤマウズラ。
以下、略。
このクリスマスの12日は、各国からクリスマスの切手の材料として発行されています。
今年のマーシャル諸島の切手は、大変美しいので、ここにご紹介しました。
窓の外が明るいと思いましたら、
黄色に色づいた木のためでした。
明日は、曇り空のようです。