今日は、こどもの日です。
現在の鯉のぼりは、真鯉、緋鯉、小さな鯉で構成されていますが、
江戸時代は、こんな鯉のぼりが、上げられていたようです。
この切手は、2007年に発行された東京のふるさと切手です。
『名所江戸百景水道橋駿台』の絵から採った切手です。
歌川広重の絵だそう。
棹の先に、大きな真鯉が一匹だけ上げられています。
遠景に見える鯉のぼりも、皆、真鯉一匹だけ。
それにしても、この鯉は迫力がありますね。
江戸時代の浮世絵は、海外でも高い評価を受け、
ジャポニズムとして、アメリカ、ヨーロッパの絵画に
大きな影響を与えました。
今日、こどもの日に国会図書館分館の
国際こども図書館から、メルマガが届きました。
その中で、ジャポニズムの絵本の数々が、
公開されています。
http://www.kodomo.go.jp/gallery/
この中で、ウォルター・クレインの”長ぐつをはいた猫”が、
ジャポニズムの影響を受けていると知って、
閲覧しました。
美しい絵本で、楽しめました。
その他”桃太郎宝の蔵入り”も、ちょっと変わった
桃太郎で面白いです。
挿絵は、これも広重です。
このサイトは、世界の古典的名作絵本を
インターネットで世界に発信するという、
斬新な試みを行っています。
居ながらにして、世界の名作を楽しめるのは、
有難いことです。
お蔭様で、楽しいこどもの日を過ごしました。