シャキッといきたい・・

あつつ～。幾分暑さが和らぐかと期待していたのですが，とんでもありませんね。
お盆も過ぎ，残暑がさらに，厳しくなっているのでしょうか。

福祉亭も夏休みの間にすます大仕事も片付き，平常運営の準備もなんとか整いました。
大仕事って，大掃除のことなのですが。
大掃除って，やっても，やっても，やる個所があり，結局，ちょっと気になる何ヶ所かが残ってしまいました。
その間にも，なにやら，世の中は動いているので，電話の応対もついつい，してしまいました。休み明けのアポがいくつか。慌しい毎日が待っているようです。

今日から，また，大妻の夏休みボラのお二人がみえます。毎夏，楽しみにしているお若いみなさんです。
福祉亭の夏休み前にみえたボラさんは，児童館や，障害施設もまわるスケジュールのように聞きました。福祉亭のボラをすませて，そのまま，高知のサークル合宿とか。疲れを知らない良い時期。
今日からのボラさんたちも，幾分キアイが入りきらない夏休み明けの空気をシャキッとさせてくれることでしょう。

さ～て，シャキッですよ～～・・できるかなあ。

夏休み

とうとう夏休み。
表のシャッターには張り紙をした。
裏のフライテントもたたんだ。
「心の扉」も少しの間，閉めることにします。

遠い国

昨夜は，もっと暑い国のはなしに熱中。
「近代」が持つ文明の影響が，まだ，十分には届いていないように見える国のニュータウン建設。P<の動画で目にするその都市は，生きることが，はるかに厳しそう。飛行機も直行便はなく，目的地に着いても，治安の不安から，車窓からでしか，眺めることのできない都市・・見たことのない国は，現実にありながら，どこか現実離れしている。信号のないまちを車が無秩序に走行している・・建物の構造を支えるのは木。しかも，曲がっている・・のだとか。近代化の進んだ国での知識・経験が活きるのかどうか，おとぎ話の世界のはなしを聞いているよう。
気心の知れたみなさんの小さな集まり。プロジェクターが不調で，ノートパソコンの小さな画面に見入る。

あつい！

昨日は最高の暑さだったとか。今までの暑さより，飛び抜ける暑さ。
風もあり，空は澄み，雲は高く・・あつ～い！
でも，人間たちにはコントロールできず，ただただ，暑さを避けることだけ。
どこか，微妙に人の心にまで，影響を与えているよう。

久しぶり

昨日は大安。売上も久しぶりに伸び，ありがたかったです。

夕方，福祉亭にレジ閉めで行くと，珍しく前のイスもテーブルも片付けていない。ご利用が少ない日が続き，ず～と，閉店時間6時前には，片付け終わっていたのです。

店内には，何組かが残り，それぞれ，楽しげ。ボラさんたちも笑顔。ご利用が少なくても，福祉亭は「別に～・・」と，平気な風を装うのですが，やっぱり，ご利用者は，人間で言ったら，血液のようなもの。流れが悪ければ，空気まで，しぼみます。
お顔見知りがいる時間を見計らいながら来てみても，待っても，来ない・・ということになると，帰ってしまわれる。それが，また，微妙に，影を落としていくのです。

レジの計算の脇で，まだ，ボラさんのような，お客のような，お二人が飲んで，売上を一緒に喜んでくださる。
お祭りの時の様子やら，ご利用のみなさんの近況やら・・ついでに，お互いの干支やら，星座の話やら，血液型の話やら・・
個性派の福祉亭のメンメン。どうして，こうも個性的なの？といつも，嘆いてみたり，頭を傾げてみたり。それが，昨夜は，お互いを認め合う，ゆるやかな空気。
やっぱり，気持ちがいい。それぞれが笑顔。

大安のパワーに感謝です。

手仕事

ちょうどラウンジの果物を買いに商店街の八百屋さんに行くと，その隣で，お祭りの子どもたちが夏休みをしていました。ありゃ。
ラウンジに行く？と誘うと，「うん」というので，初めての子どものお客さまとなりました。
ちょうど手仕事を生業にしたいと，その道に進みはじめている若い方の作品を見せてもらう日にしていましたので。
「シャドウボックス」や「ドールハウス」で，大変根気のいる仕事の集積した作品。子どもたちも，卒論ぐみも大感激。女の子ワールド。
その傍らで，腰痛でダウンしているダレカ。あ～口を開けて寝ているなあ～と微かに意識が戻るのですが，睡魔に勝てず，しばらく熟睡。おかげで，その間，子守までしてもらっていました。
ふっと目覚めたら，ラウンジにみえたことのあるお二人が，お稽古の帰りに立ち寄られて，とまどい気味に玄関に。寝ぼけ気味なので頭がまわらない。はっきりしない頭で，お誘いするのですが，大人のみなさんは，こういう，わけのわからない状況では，失礼するものですよね。申し訳なかったです。大失敗。
福祉亭に移動してからも，別のかたの作品の鑑賞。こちらは，クロスステッチ。とにかく，信じられないくらい細かい針目。作品はすばらしい出来栄えなのです。
どれもこれも，女たちの手仕事はすごいです。そういえば，みなさんお若い世代。歳をとると，とてもじゃありません，やる気など起きないです。
そういえば，子どもの一人が持っていた，「着せ替え」も細かいパーツの数々，これを作っているのは人の手なのか，機械化されているのか・・考えただけで，ため息。

あてられて・・

若人塾が毎年，夏の定番にしている冷やし中華が定食に。
厨房の温度は当然のように，40℃を超え，過酷。
途中，所長が「お腹が痛い」と言い出し，慌てました。大急ぎで，氷水と塩を用意。お砂糖も少し入れたほうがいいかな・・と一瞬迷いました。
しばらくすると，腹痛がなおったと言うので，本当にほっとしました。

こちらは腰痛と，いつもとは違う神経のイラだちに，ゼリーの容器を二つも割ってしまいました。力が入らないのと，身体が微妙に普段の揺れより大きく，痛みと身体のコントロールに，いささか，手を焼きました。

昼過ぎ，早めに帰る若人塾の若手が
「今日は疲れました」とにこにこ顔で言い出し，「暑かったからね～」と応じると
「お客さんの視線が気になって・・」と。
「あ～，私も～」とワタシ。
「向こうは別になんとも思っていないのだろうけど・・」と○○ちゃん。
そうなのです。人間って不思議で，視線が身体の中に飛び込んで来るような感じを受けるのです。そのかたは，若人塾のご利用者のガールフレンドで，ボーイフレンドが，コーヒー淹れをするのに，視線を注いでいるだけなのですが，その視線の傍らにいるワタシと○○ちゃんが，いささか，疲れてしまったのです。
「でも，60にもなって，○○ちゃんと，同じことを言っていてはいけないですよね～」と言うと，周囲は温かな同意の笑い。
3時過ぎ，やっと，仕事を終えたカレと二人，本当に嬉しそうに帰る姿がこちらから見えました。微笑ましいです。

にこにこ顔ばかり

お祭りも終わった今朝の風は高原にいるように，ひんやり。連日の猛暑で，「ひんやり」という言葉を忘れていました。心底ほっ・・。蝉の鳴き声が耳をつきます。

福祉亭の売上はかなり低調に終わってしまいましたが，お祭りそのものは，大変な賑わいでした。お祭りのテントのほうを見たいという，目のご不自由な方と，公園のほうに始めて行ってみました。
ムカシの生協仲間が相変わらず，明るい笑顔でヨーヨー釣りのお店を出していました。生協職員も子ども向きの商品を持って参加。組合員活動のお世話役の職員も来ていて，「初めての参加です」と，本当に久しぶりの再会を喜んでくれ，ハイタッチ。
いつもカラオケのボラをしてくださるみなさんが，大掛かりに焼きそばから焼きとり，ビールの出店。みんなにこにこ顔。売上も順調のよう。焼きそばの鉄板の下は，にわかコンロが勢いよく，火を吹いていました。一日目，暑さのせいか，ゴトクが壊れて，家庭用のコンロでしのいだとか。それはキケンと，昼過ぎに話たばかり。「すごい！」と目を丸くすると，この程度，お手のもの集団なのだと。
やぐらにあがる踊り手が高齢化のためか，少し，少ないのが気になりましたが，やぐらの下の踊りの輪は大きく，子どもから大人まで，手さばきも見事。

子どもくじの方は，日頃，福祉亭に出入りしている女の子たちが，すっかり，店番を引き受けてくれ，くじ引きに来る年下の子どもたちのお相手に大忙し。そのうち，片方のお兄ちゃんもお友だちと現れ，くじの100円の値下げ交渉。おこづかいが足りない様子。辛抱強く交渉するので，とうとう負けて，50円。そしたら，すっかり，気をよくして，今度は店番に早や代わり。売上の計算をしてくれたり，売り込みに行ってくれたり。

お祭りも終わって，片付けをしていると，顔見知りが，お孫ちゃんと。前夜，子どもくじにも来てくださったので，お礼を言うと，お孫ちゃんが「踊りで2位になったの」と，おばあちゃまが嬉しそうに報告。それと，初めて，一人で，おばあちゃんの家にお泊りするのだと。その会話の間，傍らで，ただ。にこにこ。「ほんと？がんばってね！」と言うとまた，こっくりと頷くお孫ちゃん。いい夏休み。

「今年もお祭りができて良かったね！」と，ご利用者さんと。
来年もまた，元気でお祭りを見ることができるかどうかと，口にはせず，お互いの胸の中で。

お祭り

今年は工事もあり，福祉亭の前は流れから外れて，寂しいかな・・と思ったとおり。裏どおりと化してしまいました。
予想はついていましたので，気分を落ち込ませることもなく，お祭りついでに，福祉亭を訪れてくださるかたの対応に追われました。
自治会が今年始めて，お祭りの前にタオルと子どものおみやげ券を会員宅に事前配布をしてあったこともあって，例年以上に，大勢の人出で賑わっていました。
福祉亭前で，子どもくじをしていたので，ぼちぼち，子どもたちも寄って来て，どの子も，おばあちゃん，おじいちゃん，お母さん，お父さんにお小遣いを出してもらって，小さな賭けにチャレンジしていました。
小さいものが当たれば，次を狙いたくなり，大きなものが当たれば，二匹目のドジョウを狙いたくなるもののようで，子どもなりの欲を見せて，かわいいです。「これがいい」と大きいものを指指して，目をくりくりさせながら，言い続ける小さな子どもが目の前にいると，あげたくなってしまうので，ちょっと，離れて店番です。
議会の話をしながら，一緒に，にわか店番をしてくださっていた都議さんは，とうとう，ご自分のサイフから100円出して，あげていました。地域の孫のために。
お祭り風景らしくて，いいですね。
久しぶりの顔ぶれも揃い，店内は，楽しそうなかいき炎が夜遅くまで続き，祭りらしい宵でした。