福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

共生

2013-03-17 07:19:05 | 日記
時間を空けられる土曜日で、本当に良かった。
お世話になった首都大の先生の最終講義。
220人のご参集と、聞きました。
大きな荷物を持った若いみなさんもおられ、この日のために、駆けつけられたことがわかりました。
温かい空気は、先生の40年にわたる研究と実践の成果に、心からの拍手を贈っていました。
研究室からは、ニュータウン研究の分野で、3人のドクターが生まれたと、一人一人の研究成果をとりあげておられました。

最後に後輩の先生たちに・・と、語られたことは、「研究室は、先生と学生の教え合いの場、共生の場」ですと。
優れた研究室には、優れた学生が集まり、お互いに切磋琢磨し合う・・と。
博士13名、修士86名、学部93名が、研究室から社会へ出られたそうです。

最終講義の最後の「多摩ニュータウン研究」の部分では、福祉亭も取り上げて頂きました。
福祉亭の一員として研究室のメンバーと接する機会も時折、ありました。
いつも、気持ち良い空気のみなさんで、その空気に私自身はげまされ、勇気づけられもしました。
その出会いに感謝して過ごした10年でした。

「共生」の意味を、もう一度、自分なりに考えてみようと、振り返りになった一日でした。
たくさんの場面で、使われている言葉です。
でも、結局のところ、どうなのか・・と。
福祉亭を始める時、「福祉」という言葉に、不思議を感じていたように。
「共生」という言葉を、追い求めたくなりました。

首都大のキャンパスを踏破しようと、試みましたが、その広大さに時間切れ・・。
おのれの一歩の小ささ。
福祉亭の歩みにも、似て・・・
レベル、スケールまでが、構想した人間に、左右されるとなると、それはた~~いへん!!
「建築」というものとの出会い、それに携わるみなさんとの出会いは、以前にも書きましたが、「哲学」というものに対する認識を変えさせるものでした。
脳天ガツ~~ン!!です。


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