成果

一年の成果のまとめをする時期。
補助金を頂いての運営なので、福祉亭の総会資料とは、別報告の作成が必要。
これが、なかなか、しっかりしないと報告書として成り立たない。
福祉亭がなんとか、社会の一員としてあるのは、この作業のおかげ。

前任から、突然書類が回ってきた数年前。
しかも、本書類が渡されないまま、この部分を・・と。
すっかり、お任せして、必要なものを揃えるだけでよかった、甘ったれていた時期もあった。
福祉亭全体の会計まとめをすれば、それですんでいた。
それでさえ、覚束ない、なんとも頼りない会計として、四苦八苦して作成していた。

でも、時代は、より厳しいチェックの時期に入り、情報開示と説明責任という言葉で、より精度の高い事業報告を求め初めていた。
ちょうどその頃にまわってきたこの作業。
前年の冷や汗が出るような報告書の構成から、次の年は、事業の位置づけを変えさせて頂いた。
変えなければ、報告書作成の作業そのものが成り立たなかった。
担当課に泣きついて頂いたフォーマット。
ジブンの手で、エクセルのフォーマットも作れなかった。
おかげで、福祉亭は丸裸状態。
一点の曇りもないように、総てを報告・・・となった。
切り替えしても、不慣れな作業であることに変わりはなかった。
日々の運営と、福祉亭会計のまとめに追いまくられ、書類提出は、一度では、すまなかった。
結局、5月の連休も残りの書類作成に追われるような数年があった。
よく、気長に担当課もおつきあい頂いたもの。
ありがたかったです。

さてさて、昨年度の成果報告。
特異な年。
3.11があって、その対応に追いまくられた国全体。
ちっぽけなNPO法人にも、その余波のようなものが、伝わって、過ぎてみれば、なにやら安堵するものもあったのですが・・・
苦労と、そこから得たものが、大きかった年でもありました。