和食

昨日も、風がなく、扉の外は、息がつまるような暑さ。
定食の出足を心配したけれど、なんとか。
メインの魚を開くのに、1Ｈ強。
イワシ45尾の手開きですから。
ちょっと、早出したけれど、やっぱり追いつかず、
他の厨房スタッフさんたちに、負荷をおかけしてしまう。

切り身や、開いてある魚が、やっぱりお値打ち。
売れて当然。
手間賃というようなものは、今のところ上乗せされていない・・ように、思います。
魚ばなれ、米ばなれ・・が、進んでいる世の中のせいですかね。
女性の社会進出は、手をかける調理をできにくくさせてしまいましたね。

そうそう、近頃、披露宴や、葬儀などでの引き出物、返礼に、お米が使われているような気配。
つい最近、孫の内祝いも、なあんとお米。
披露宴の時も、本人の出生時の体重と同じ重さのお米が、それぞれ両家に。
重かったです。
数日前の厨房でも、重くて、なにを頂いたのかしら・・と思っていたら、お米だったの・・と、
別の返礼ばなしで話題に。

日本のお米は、おいしい。
どんどん食べましょう。
お米には、やっぱり、魚が合うように思います。
つくづく和食の力を、見直しする定食づくりですが、
自宅の冷蔵庫には、鯖の味噌煮のレトルト・・。
レトルトを組み合わせないと食卓がまわりません。
福祉亭の定食を、レトルトで・・は、コスト的に無理。
ちょっとでも、安いものをみつけながらの毎日のメニュー作り。