福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

ヒアリング

2017-01-26 06:47:28 | 日記
朝8時に、駅へ。
乗った電車の車窓から、くっきり、都庁やスカイツリー。
携帯会社のマンハッタンビルも一望できる。
お~~~!!とひとり感嘆!!
しかし!!
70になろうとしているワタシ。
目は、まだ、くっきり感を保持しているけれど、どうも、頭脳に曇りが・・
市民評価のヒアリングの冒頭、開始の挨拶をしていると思い出せない言葉が・・
う~~ん?
思い出せない言葉の周辺の言葉がぐるぐる頭の中をまわる。
次の言葉を待つ周囲が、黙ってこちらを見つめる。
しかたなく、傍らの同行者に、11分類は、なんて言うんだっけ?と。
介護計画書・・と、にこにこ笑いながら即答してくれる。
全く、情けない。
ちょっと普段、頭から離れている地名や、固有名詞は、すぐ、どこかに遊びに出かけて行ってしまうようになっている。

ヒアリングそのものは、なんとか、順調。
一枚の事故報告書からは読み取れない様々な情報や、事故時の対応、その後の様子が、くっきり浮かび上がってくる。
その時の本人の判断。
判断をあおいだ存在の判断。
それなりに、それぞれご自分の全知識と経験を動員している。
でも、後追いしてみると、咄嗟の判断の甘さが、露呈する。

人は、失敗から学ぶ。
経験は、宝。
でも、それが、ちょっとした判断ミスがからむ事故となると、その時の対処を問われる。
しかも、施設長が公休時に起きている。
一方で、お休みもとらせることなく働かせることは、即、ブラック企業となる昨今。
何があれば今後同じような事故が起こらないのか・・と、一緒に再発防止策を考えてしまう。

現場見学は、学びが多い。
工夫すべきこと、対処すべきことは、まだありそう。
でも・・
80,90の集団を一日無事に、安心の中で、過ごして頂く方策。
手立てを講じるのは、その子ども世代や、孫世代。
思いが及ばないことが多くなるのは、自然な姿。
でも、事故が起きてはいけない。







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