85歳の名言

正月明け初めてのラウンジ。
お一人風邪でお休み。
それぞれ明るいお顔で、お集まり。

賑やかなおしゃべりにいっこうにのってみえない85歳さん。
耳が遠くなられたからねえ・・・と、みなでうなづいていた。
しかし！！
80という人生の坂には、ヤワでは辿り着けません。
ひらり！！と、みなさんの中心に躍り出る。

誉められても3割。
しかられても3割。
そう受け止めれば、困ることはない・・と。

誉められて、その言葉を信じて有頂天・・つまり10割信じてしまえば、間違いがおこりがち。
お世辞に乗せられたり、天狗になったりしがち。
でも、3割と思うことで、誉められてうれしい気持ちにもなるし、豊かな気持ちにもなる。
ありがたいという気持ちにもなる。
しかられて、しょげかえったりすれば、自分が損をする。
でも、3割と思えば、相手の言葉も受けとめやすい。
そこから学ぶこともある・・・というのです。

大したものです。
85歳の人生訓。
いつの間にか、賑やかな周囲を圧して、輝いていました。