福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

福祉亭の味

2016-02-07 07:28:03 | 日記
定食のピーク時が少しズレる土曜日。
その中でも、遅い、30代のご利用者。
ちょうど、玄関外で。
少し遠慮がちにしておられる。
どうぞって、声をかけると。
「まだありますか?」って尋ねられた。
ジツは、ヒマしていて、食材は、た~~ぷり。
ありますよ~~って、笑顔で。

時折みえる。
外食ばかりの生活をしていると、福祉亭の定食の値打ちが、よくわかる・・のではないのですかね。
素人集団とはいえ、ベテラン主婦ぞろい。
様々な場面での厨房での経験もお持ち。
しかも、福祉亭の定食づくりは、そろそろ13年。
以前の定食の写真をみると、各段の進歩。
その当時だって、すばらしい!!って、誉められていた。
でも、現在の福祉亭の定食は、運営側にいても、大したもの!!と、思うし、おいしい。
時折の、失敗の味付けとか、いろいろあることは、あります。
でも、素材からしっかり、作っている料理だということは、食べてみるとすぐわかります。

そんな福祉亭の定食を、時折でも、あそこに行って食べようかな・・って、思ってくださっている若い存在があるって、うれしい。
黙々と定食を食べてくださる横顔をそっと見る。
その向こうにあるのは、外食ばかりの同世代のわが子のこと。
手助けしてあげたいけれど、それは、親からの自立への道ではないし・・がまん、がまん。

レジの支払の時、平日も、いいのですよ・・と声をかける。
シフトなので・・と。
ズボンのポケットには、軍手が押し込まれていた。
へ~~・・・どんな仕事かな?と、ふっと。
地域の食堂ですから、どんどん、使って頂けるように。



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