福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

聞き役と話し役

2010-09-29 06:39:47 | 日記
午前中は雷と大雨。電車も徐行運転。雷鳴は大きく,大気の動きの激しさが伝わってくる。昼頃には,すっかり落ち着き,道端の側溝から,水が勢いよく噴出し,道路を川のようにしている。
ラウンジは何をしようかと迷う。目のご不自由なかたがおられるので,悩む。
そうだ,「共想法」の手法で,おしゃべりにしようと思い立つ。

こちらの気持ちを見透かしたように,娘さんに送られて来ると,
「私のようなものが加わっていては,足手まといになるでしょうから・・」と申し出られる。大急ぎで否定。

先週の残りのお菓子やら,朝頂いたばかりのマスカットを並べて準備。
ラウンジでお会いして,それから時折お目にかかるヘルパーさんもおられ,話始める。大妻ぐみさんも加わり,おしゃべり。
どうしても,若いのと,目のご不自由なかたは,会話力が押される。辛抱強く聞き役。ラウンジの目の前の高層に住むみなさんが降りて来られないので,ぶどうを頂いたのよ~と呼びに行くと,それぞれ,みえる。

会話は盛り上げる。でも,相変わらず,話す人はずっと,話続ける。
話の内容が勉強にもなるし,おもしろくないわけではないけれど,疲れる。
ワタシなど,途中イネムリをしそうに。あっ,いけない!でも,ネムくなる・・なにか,抱えるものがあって,吐き出していらっしゃるのだろうと,耐える。
にぎやかさんたちがそれぞれお帰りになって,娘さんがお迎えにみえると,やっと,おしゃべりのトーンが下がる。やっと,程よい会話が行き交う。

おしゃべりの中から,就活で苦労している大妻ぐみさんは,いい手がかりも得られ,喜んでいた。
ということで,聞き役ばかりでお気のどく・・ということばかりではなかったのかな。
でもね,役割を固定せず,お得意の話し役ばかりではなく,少しは聞き出し役もやってくださいね。役割は交互にね。
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