福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

永フェス(2)

2010-09-27 05:39:10 | 日記
快晴。天気予報では,午後から雨。ぜんたいのペースを上げる・・つもり。
予定より30分遅れ,準備にとりかかる。じゃが芋洗いの大役。これが一番裏方なのに,重要な仕事。前日より,手慣れているのか,その仕事も早目に終わる。
さあ!開始・・と売り始めるが,前日,冷蔵庫に入れたじゃが芋がどうも,おいしくないことに気付く。大急ぎで,朝からのものに変更。この辺りの感覚が鋭い相棒さん。

昼時になっても,他の店には列ができるのに,どこか売れ行きがはっきりしない。今年はどうも不発かなあ・・と思い始めると,午後になって,人出が大きな山になってくると,子どもたちが買いに来る。好きな子は,何度もおこづかいをじゃがバタに使ってくれる。

テントの傍で,たむろっている子の一人が,ぼそぼそ言い始める。
「おこづかいが,後,200円しかない・・。50円じゃあダメかなあ」
「50円?小さめのならいいよ」と,こちらもこっそり。
50円受け取る。嬉しそうに食べ始める。
隣の子が,「さっき,ぼく,150円で買ったよ~!」と,くりくりお目め。あ~!どきっ!「し~!」と口に手を当てる。すると,「うん」とうなづく。すなお!・・ほっ!

子どもたちの会話に,じゃがバタ大好き!なんて言っているのが聞こえると,うれしくなる。ステージを終えた女の子たちも,メークや髪飾りのまま買いに来てくれる。売っている男性陣はこことばかりに,かわいがる。離さない。小学生なので,おじさんたちの声かけの意味がわからず,きょとん!それがまた,かわいい。テントの中は笑いで一杯。

高校生の女の子二人ぐみは,タツーを二の腕に。「かっこいい!どこでやってるの?」と聞くと,「図書館の前の・・」「へー。消えないのかなあ?」「ここが乾くと,・・・」とまた丁寧に説明してくれる。今どきの制服ファッション。

どこかで会っているのに,思い出せない子がお母さんと。
「どこで,会ったんだっけ?どこかで会っているよね~」と尋ねる。そうするとお母さんのほうが「職場体験で」と答えてくれる。あっそうだ!若いお母さんが,にこ~っとしてくれる。こちらもうれしくてにこっ!

結局,火の入ったじゃが芋は手際よく全て売り切り,6時ごろ,天気予報どおり雨が降り始めたのをシオに,片付け開始。130キロ完売。永高のブラスバンドを聞きながら,撤収。
さあて,売上はどうかなあ~。

コメント
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