福祉亭日記

日々の出来事を更新していきます.

祭りの外

2010-09-06 07:00:10 | 日記
秋祭りも2日目。手馴れた商店街のみなさんの手で,順調に進行。
そのお祭り気分の中,お悩みを抱えられた視力障害のかたが,娘さんとみえる。
前日,どうも,電話でのお声が聞き取れず,いらして頂くようにお願いしていたかた。
お目にかかると,以前,福祉亭に来られたことのあるかた。お話は長年の近隣のトラブル。ご心労。驚いたのは,そのお相手が,地域にいれば,存じ上げるかた。一体なにがあってのことかと,いぶかる。ちょっとした取り違えのように感じる第三者としてのワタシ。
あまり,詳細には伺わず,外に出る手立てを,ご一緒に考える。お顔が明るくなられ,ほっとされたご様子。
これからその方をお受けすることになる受け入れ側も,いつも良い状態ではない。特に健やかなかたは,いるというだけで,周囲を明るくされるけれど,病んでおられるかたは,どこか,オーラを出され,遠ざけられがち。あまり,深刻になる前に,なんとか,修復が図れるのが,一番いいのですが。

もうお一人,聖跡から歩いてみえたというかたが。さりげに福祉亭との関係を伺うが,特になさそう。一度来てみたいと思っておられたとか。いきいき新聞で,ちょっと説明する。深くかかわるかどうか,自分の中で,逡巡。他のご利用者もない時間帯。ジブンの中の逡巡で,つい,控えてしまう。今朝になって,その光景を振り返ると,もっと,ゆっくり,伺わなくてはいけなかったと後悔。

怪我をされ久しぶりにみえたかたも。なにやか,対応のまずさらしいことで,こちらを非難されていると耳に入っていた。どれも,身に覚えはなく,関係の修復のチャンネルを探していた。お祭りの中での,最初の声かけは,明らかに,失敗。その後,全く,予期せず出くわし,ご一緒にお祭りの舞台をみる。なにげに,再度,話かけると,穏やかな声が返ってくる。心底ほっとする。少しずつしか物事は動かないことを痛感。

夜はご利用も多く。ばたばたとしてしまう。シフトも,お祭りは初体験のかただったので,余計にお互いに,ばたばたとしてしまう。申し訳なかった。前日も同じ。経験を積むことの大事さ。こちらがです。
コメント
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