フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

ブログ更新 送信直前の喪失に愕然/知床観光船のセフティネット欠如を講習会での教訓に

2022-05-05 09:34:08 | 日記

昨夜はブログを更新すべくパソコンに向かうこと約1時間半、送信直前の全文が喪失してしまった。時刻は23時過ぎ。時刻もそうだが、もう愕然として改めて書き直す気力は無かった。
その時取り上げた話題は知床観光船の事故に関する諸々のこと、サッカーの元日本代表監督イビチャ・オシムさんの訃報に接した思いであった。
前者については日々新しい事実や関係者の動向が報道されていて区切りがないので、またどこかで書くことになるだろうが、後者の方は時事ニュースであり、取り上げる時機を失しては意味がない。ちょっとだけ書き残すと『オシム氏は代表監督1年半足らずの期間だったとのことだが、入れ替わり立ち代わり就任した外国人監督の中ではジーコさんと並んで印象に残る。それも訃報記事に書かれているように、厳しい指導の中に暖かさと情熱が感じられたからであった』・・・これくらいにとどめて、前夜の無念を少しだけ晴らすこととしたい。


前夜の知床観光船事故の話題の中では触れていなかったが、運営会社に厳しく問われている『セフティーネットの著しい欠如』について書くことにした。
『セフティネット』とは「安全の網、つまり起こり得る様々なリスクをすくって、最悪の事態を回避する仕組み」と説明される。
今回の事故については発生した直後から運航会社の「利益優先、安全無視」の姿勢が露わになっていたが、その後判明した事実からもセフティネットの欠如が浮かび上がって来ている。

話変わって、私は今、外国人技能実習生を受け入れる企業の責任ある立場の方々に技能実習法を始め労働基準法など関係法令や実習生に対する必要な対応を講義し、伝えている。その一環で「労働災害防止・災害時対応」の講義項目として災害発生の原因や予防方法を学ぶ時間があるが、今回の事故は受講者の皆さんも強い関心を抱く事案であり、改めて安全対策の重要性を認識する機会になるだろうと考えているところである。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする