過日、市内の小グループのメンバーからグループLINEに提案があった。「朝のウォーキングでキンランを見つけたので、皆で行って見ませんか?」というものだ。
私はキンランがどんな花かは知らなかったし、見たこともないので手を挙げた。
取り敢えずネットで検索するとキンランは「金蘭」と書き、その名の通り「黄金色の蘭」とある。日本ではかつては北海道を除く各地方でありふれた和ランの一種であったが、1990年代ころから急激に数を減らし、1997年に絶滅危惧種のリスト入りした、ということなので一見の価値はあると思う。
ところで冒頭の小グループは4年前にあった『市民講師養成講座』の受講者の一部の有志で結成されたもので、発起人は冒頭の提案のメンバー、会長は私ということになった。10人足らずでスタートしたものだが逝去者や離脱者があって今は6人ほどに減っている。当初は研鑽の場として公共施設の会議室を借りて集まっていたが、なかなか会合の人数が揃わず、昨年からはLINE広場を設けて日頃の情報を交わしたり、企画への参加者を募ったりしている。
取り敢えずネットで検索するとキンランは「金蘭」と書き、その名の通り「黄金色の蘭」とある。日本ではかつては北海道を除く各地方でありふれた和ランの一種であったが、1990年代ころから急激に数を減らし、1997年に絶滅危惧種のリスト入りした、ということなので一見の価値はあると思う。
ところで冒頭の小グループは4年前にあった『市民講師養成講座』の受講者の一部の有志で結成されたもので、発起人は冒頭の提案のメンバー、会長は私ということになった。10人足らずでスタートしたものだが逝去者や離脱者があって今は6人ほどに減っている。当初は研鑽の場として公共施設の会議室を借りて集まっていたが、なかなか会合の人数が揃わず、昨年からはLINE広場を設けて日頃の情報を交わしたり、企画への参加者を募ったりしている。
前置きが長くなったが今回は私を含めて3人がGWの5月3日に出かけることになった。市内を流れる野川という一級河川の遊歩道を散策しながら歩くこと約1時間半、隣の市内に入ってようやくキンランの自生する林にたどり着いた。
野球場がスッポリ入るくらいの広さに針葉樹・広葉樹の高木が生い茂り、あとは野草類が膝丈くらいに埋め尽くしている。その中に点在して目を引くのがキンランであった。【下の写真】
かなりの広い範囲で咲いているのを見つけることができたが、有志の市民が作ったであろう「踏み荒らさないで下さい」とか「盗掘しないように」というような立て札が無残に抜き倒されていた。「日本人ってこんなレベルの民族なのか」と情けなくなった。