フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

78歳のスーパー・ボランティア/全米のメディアが足並み揃えてトランプ批判/甲子園にニューヒーロー

2018-08-18 23:00:07 | 日記

   行方不明になっていた山口県の2歳の幼児を大分県から駆け付けたボランティアの捜索員が探し当てて無事に救出したというニュースは、多くの人が唖然とし、そして讃えた。なぜ大分県から赤の他人が駆け付けて、そして単身山の中に入り、行く方不明の子供が救えたのか。
   幼児は祖父と一緒にいたが一人で近くの曾祖父の家に帰る、と言って行く方が分からなくなったのだが、そのニュースを大分の尾畑さんという人が聞きつけた。78歳の尾畑さんは65歳で鮮魚店の仕事を辞めると、東日本大震災や熊本大地震など全国の被災地などへ飛んで行ってボランティア活動をしているのだそうだ。誰にも真似の出来ないよう奇特な社会奉仕をされている方だ。2年ほど前に大分県でやはり2歳の幼児が行方不明になった騒ぎがあり、それにも捜索に駆け付けたことがあって、その経験から幼児の行動パターンにある確信があったそうだ。それが見事に的中して、山に入ってほどなく尾畑さんの呼びかけに応える幼児の声がはね返って来たという。行方不明になった人の生死は72時間が分かれ目、という定説があったが、きれいな水が流れている沢筋だったためか奇蹟的な生還となったが、それにしても78歳のスーパー・ボランティアの行動力には驚かされる。


   自分の気に入らない者は側近であろうと、有能な協力者であろうと片っ端から斬り捨てるトランプ米大統領は、マスコミのほとんどを敵視して来たが、今度は全米のメディアが足並みを揃えてトランプ批判の社説を一斉に載せたという。日本と違って独自色を尊重する米国メディアとしては極めて異例のことのようだ。それくらいトランプ大統領がメディアと対立しているわけだが、ひるがえって日本の大新聞では反安倍が旗幟鮮明な社から安倍首相に寄り添うものまで、こちらは足並みが全く揃っていない。それにしてもトランプ氏は極め付きのゴイーイング・マイウェーの政治家であると改めて思う。


   佳境にあった夏の高校野球は今日(18日)で準々決勝が終わり、ベスト4が出揃った。その中でひと際目を引くのが秋田代表の金足農業高校である。チームは秋田県大会全試合と今日の準々決勝までを9人で戦い続けている。もちろん投手の吉田選手も全イニングを一人で投げているのだが、甲子園の4試合では13、13、14、10三振という快投を見せている。ほとんど中継放送を視ていない私だが、たまたま視た3回戦、対横浜戦では8回裏に満塁ホームランで逆転した後の9回表を3者三振に打ち取った。しかも、最後の打者にその日最速の150キロを投げた。連戦中の試合の9回に投げられるなんて、たまげた。野球後進県と言ってよい秋田代表の胸のすく活躍である。そしてエースの吉田投手は間違いなくこの大会のヒーローとなろう。

 

 

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