フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

「人生100年の現実」を読み返し、わが身を思う/一昨夜は東日本大震災の余震?

2021-02-15 18:48:58 | 日記

   身の回りの書類などを整理していて1年ほど前の新聞切り抜きを読み返し、改めてわが身に思いを致した。朝日新聞の昨年1月24日に掲載された記事だが、 医師でジャーナリストの富家孝さんの投稿で、見出しは「人生100年」の現実、と題するものだ。
   その記事の前日に投稿した私のブログの冒頭で「中国の武漢市で発生した新型コロナウィルスによる肺炎が世界的な流行に発展するのか、戦々恐々の様相を呈している」と書いているが、その後世界でまた日本でたちまち深刻なコロナ感染拡大に巻き込まれようとは予想はしなかった。まあ、そのことは別としてこの記事はこう言っている。

『人生100年時代とか言われるが、平均寿命は81歳、70歳時点での余命で言うと16年になる。「ピンピンコロリ」が理想だが残念ながらめったにいない。病気やけがなどで不自由な体で生きる期間が9年ほどある。(以上女性のデータを省略) 寿命が延びても高齢化によりガンが待ち構えており、その先には認知症が待っていて80代後半で4割、90歳だと6割が発症する。日本は病院死が飛び抜けて多く、高齢者の終末医療をどうするか避けてと売れない。世間では、ガンや認知症は自分とは関係ないと思っている人が少なくない。メディアは長寿は良いことばかりではないと伝えるべきだ』

   これが医師から見た現実であるし、私も民生委員としてそのような姿に接して来たのだが、昨年この記事を読んだ時にやっぱり「自分は別だろう」と考えていたことを思い返した。そこで改めて計算してみると、私は今76歳6ケ月。平均寿命までは4.5年で、余命としては10年そこそこか。とっくにガン年齢に入っているし、認知症が始まってもおかしくはないのである。
   市の高齢者健診では毎年高血糖、高コレステロール、心臓肥大などと診断され、高血圧では20年前から薬を飲んでいる。そしてこのところ物覚えが悪くなり、物忘れがひどくなっているので認知症はもう手が届くところに来ているように思えるのである。先日、何を思ったか知人が『あなたの物忘れは大丈夫!?』という本を貸してくれた。それで「加齢による物忘れと認知症による物忘れの違い」というところを読んでみたら辛うじて”加齢”の方に近いのだが、楽観してはならないところであるのだ。


    一昨日夜遅くの地震で建屋・家財や交通関係に被害や負傷者が出たが、震度6強の割には甚大な被害に至らなかったのは津波が発生しなかったのが幸いしたのだろう。日本は台風や地震による災害大国と言われるが、台風では土砂崩れや洪水、地震では津波・・と”水”による被害が大きい。
   ところでテレビの報道でこんどの地震は東日本大震災の「余震」だと言っていた。10年も前の地震の余震など考えも及ばないのだが、地下深くに10年も前のズレが残されているのだろう。

 


   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする