折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

『春爛漫』の秩父路を歩く~ピンクのトンネル・岩根山、清流・風布川

2011-04-22 | 友達・仲間
 岩根山のミツバツツジ
樹齢100年以上の巨木が作るつつじのトンネルには、その花の見事なにぎわいに、思わず嘆声の声を上げてしまう。


『今、岩根山のミツバツツジが満開らしいぜ、行って見ようや』という幼なじみのKくんの誘いに、待ってましたとばかりに秩父にある岩根山にハイキングに行って来た。


岩根山に向かう道々には、色とりどりの春の花が今を盛りと咲き誇っていた。


今回のメンバーは、常連のHちゃんが欠席でKくん、Mくんの3人。

目的地の岩根山のツツジ園は、秩父鉄道野上駅で下車、約50分ほど。

途中は新緑に染まった山を背景にしだれ桃、しだれ桜、八重桜のピンク系、そして、山吹やレンギョウといった黄色系の花々が辺り一面に咲き誇り、我々の目を楽しませ、心を和ませてくれる風景が続き、和気藹藹の会話も弾みあっという間に岩根山ツツジ園の入り口に着いてしまう。

            全山がピンク色に染め上げられた岩根山の全景。

ミツバツツジの古木のトンネルを抜けてさらに上がると、岩根神社に着く。
ここから見下ろす全景はまさに壮観である。樹齢100年以上の見事な三ツ葉つつじの大群落が岩根山を紫色に染め、ソメイヨシノ、シダレザクラ、ツバキと織りなすたたずまいは全山がピンクに染まって、『花の楽園』、『百花爛漫の春』を満喫できる。

  清流 風布川の清流が疲れた心身をリフレッシュしてくれた。


同じ道を戻るのも能がないので、帰路は、岩根山→葉原峠→風布みかん園→日本の里→寄居橋→波久礼駅というコースをのんびりと歩く。        
         
 
風の道遊歩道の標識(左)とそこに咲く可憐な一輪草(右)

特に良かったのが、風布川に沿った約4kmの未舗装の『風の道遊歩道』。
土の感触をたしかめながら散策が楽しめ、途中には風布川を丸木橋や飛び石で渡るなど野趣に富んだところもあって、森林浴を満喫した。

当日歩いた歩数  25,516歩
当日歩いた距離  19・9㎞