折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL1032~多難の船出

2017-01-31 | 写真&俳句
同伴者のIさんの第1打はフェアウエーのセンターへ。


初ゴルフ     期待と不安     第一打


昨日、今年初めてのゴルフに行ってきた。

昨年の12月26日が最後のゴルフだったので、1か月ぶりのラウンドである。

それでなくてもスタートの第1打は緊張するものだが、この1年を占う最初のラウンドの第1打とあって気合が入る。

しかもこの日は、カメラでティーショットを撮影するというのでいやが上でも緊張する。

そんな中、同伴者の3人は無難に第1打をクリアーしたが、小生は肩の回りが浅く、左に大きくフックしてOBという最悪のスタート。

その後も、ショットが良くてもパターが入らなかったり、アプローチで失敗したりとちぐはぐなプレーが続き、結局は100をきるのに汲々するという結果に。

昨年来の「アプローチ」「パット」という課題を、そのまま持ち越すという多難の船出となった。

でも、ものは考えようである。この結果にめげずに、「悪いところを出し切った」と割り切って前向きに次回のラウンドに臨みたい。


写真&俳句VOL1031~「百人一首」風

2017-01-29 | 写真&俳句
昨年より1週間早く開花した黒目川遊歩道の河津桜。



久方の 光あふるる 陽だまりに 河津桜や 咲き初めしかな



これまでの冬型の気圧配置が緩み、昨日は春を思わせる陽気となった。

散歩コースにある河津桜の蕾がピンクに色づいている。

近寄ってよく見ると、数輪花が開いていた。

そこで

陽だまりに  河津桜や  はや一輪


とメモした。


その日の夜。

「ふるさと納税」でゲットしたという「山形牛」を娘夫婦が持参、皆ですき焼きに舌鼓を打った。

食事が終わって、孫二人が「百人一首」をやるというので「読み手」を務めた。

小4のKくんは、今、学校で百人一首をやっていて、何枚か「得意」の札があるとのこと。

その1枚が

久方の 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ


という、紀 友則の句なのだそうだ。

そこで、昼間メモした句を急遽百人一首風にアレンジした次第である。


写真&俳句VOL1030~小話

2017-01-28 | 写真&俳句



どう喝や     道理引っ込む     手管(てくだ)かな



トランプ米大統領の1週間を見て、こんな一場面を連想した。


クラスの中に脅していじめをしている子供に対し先生が、

「どうしてこんなことをしたの、あなたがしていることは悪いことでしょう!!」

それに対して、件の生徒。

「だって先生、アメリカの大統領だってやっているよ、大統領は良くて、ボクは悪いの?」

先生、

「・・・・・・・・」(絶句)

笑えない話である。

トランプさん、世界中の子供たちがあなたの言動を、しっかり見ていることをお忘れなく。

写真&俳句VOL1029~「定期便」閉鎖

2017-01-27 | 写真&俳句
いつも練習していた公園の野球場。散歩の帰りに立ち寄って、しばし感慨にふけった。


わが孫に 野球教へし 幾月日 役割終へて 残る思い出


2年前のカレンダー。

4月22日の余白に「孫と野球」という書き込みが。

孫のKくんに初めて野球を教えた日である。

以来、これまで毎週1回、我が家の近くの公園で、あるいは2駅先にあるバッティングセンターで、孫と二人で野球の練習をしてきた。

その孫が昨年末をもって少年野球チームを辞めたので、「二人三脚」で行ってきた野球教室も終わりを迎えることに。

そして先日、最後の野球練習を行った。

途中から近くにいた同年代の子供も交えて、交互にバッティングを競い合うなどして、楽しいひと時となった。

この1年10か月、日々うまくなっていく孫の成長を目の当たり見ることができて、小生にとっても「じいじ冥利」につきる楽しいひと時であった。

バッティングセンターで1球もかすりもせず、ぼろぼろとくやし涙を流した顔、そしてバットに球が当たったと、言ってにっこりしたときの顔、さまざまな思い出を残して孫との「野球定期便」が幕を閉じた。

写真&俳句VOL1028~確信犯

2017-01-26 | 写真&俳句
 

もどかしや     確信犯に     手だてなく


「オバマケア見直し指示」「TPPからの永久離脱」「入国制限に署名」「メキシコ国境に壁命令」

等々トランプ米大統領が「公約」を矢継ぎ早に実施に移している。

そんなニュースを見るにつけ、思わず一句浮かんだ次第である。

こんな思いを抱いたのは、小生だけではあるまい。