折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL175~色彩「二重奏」・桜VSミツバツツジ

2013-03-31 | 写真&俳句


春たけて     花咲き誇り     色競う


昨年より2週間も早く咲いてしまった桜。そうかと思うと、満開の後は「花冷え」の日もあって、花の命をちょっぴり「もたせ」てくれる。それなりに帳尻を合わせてくれる自然の摂理は絶妙と言えよう。

お陰で週末まではもつまいと思われていたお花見をみんなが楽しむことができた。

小生も黒目川の遊歩道から少し足を伸ばして最後の花見を満喫した。

その時のこと。

とある民家の庭先に大きなミツバツツジの木があって、ピンクに染まった鮮やかな色合いに目を奪われた。

そして、ミツバツツジと美しさを競うように満開の桜が・・・・。

しばし、ミツバツツジと桜の「色彩二重奏」に見とれた次第である。

想定外の「結末」~発風山・山歩き顛末

2013-03-30 | 友達・仲間
里は花がいっぱいだったが、山の中ではミツバツツジが咲いているぐらいで、山の春はもう少し先か?


昨日の山歩きの続きである。

咲き競う花々を愛でながら4人で歩くことしばし、ようやくそれらしき場所に出たが、登山口がわからない。

たまたま、近くにいた地元の人に聞くと、やさしい登り口とちょっと大変な登り口と二通りの行き方を教えてくれた。

われわれは、歳のことも考えずに後者の方を選んだのだが、これが結果的に想定外の結末を迎えることになるとは・・・・。

久しぶりの山歩きに張り切る幼なじみたち。



登山道入り口に「クマ出没、注意」の立看板が。

登り始めてしばらくして、先頭を行くMくんが道の真ん中にうず高く盛り上がっている動物の「ウンコ」と遭遇、「これ、クマのウンコ?」

一同、余りの量のウンコに思わずクマの「ウンコ」とギクリ。

山道の真ん中に大量のウンコが。このウンコ、この後も再三見ることになる。


いつもはクマ対策用にと鈴を付けているMくん、Kくんともにこの日に限って用意なし。

「それでなくても、われわれ4人の声は大きいから、それだけでクマよけになるよ」と強がるKくん。

そんな訳で、この日はいつにも増しておしゃべりに花を咲かせながら歩く4人組。

里は春の花で溢れているというのに、1歩山に入ると新芽が少し芽吹いているとは言え、辺りはまだ冬の様相が濃く、花と言えばミツバツツジを見かけるくらいである。

山の春は、もう少しらしい。

 
山歩きで見つけたもの。シュンラン(左)と山繭(右)



10時半に歩き始めて、約2時間、大分歩いたが発風山まであと何キロの表示が出て来ない。

取りあえず昼食を済ませ、発風山の頂上を目指す。

そして、しばらく歩くとやっと案内の標識があった。

しかし、標識には発風山まで「1・1キロ」とあるではないか。時間を見ると午後1時半過ぎ、頂上まで行く時間的余裕がない。

そこで、急遽「鳩首会談」、その結果、登頂はあきらめてこのまま下山することに。

このメンバーで何回も山歩きをしているが、頂上を極めなかったのはこれまで一度もない。

やっぱり、最初に言われた「楽なコース」を選んでおけばよかったかな、とぼやいても後の祭りであった。

今回は何とも「締まらない」結末になってしまったが、あのまま頂上を目指していたら下山が遅くなり、帰りのバスもなくなって、大変なことになりかねなかった、あれで正解だったんだよ、と帰りの電車の中でみんなで胸をなでおろした次第である。

写真&俳句VOL174~花の宴(えん)

2013-03-29 | 写真&俳句
山里では、桜(左)と梅(右)が共に見頃を迎え、咲き競っていた。


山里に     春巡り来て     花の宴(えん)


数日前、いつもの幼なじみたちと秩父にある発風(はっぷ)山へ行って来た。

この所、平地歩きが多く山歩きは久しぶりである。

しかも、いつもは車で行くのだが、今回は珍しく電車である。

東武東上線、西武秩父線を乗り継いで、皆野駅で下車。

登山道までは、しばらく街中や山里を歩く。

ここ秩父は県下で最も冬が厳しいところで、春の訪れも遅い。

それだけに、春になると一斉に草花が咲き揃う。

今年の春の訪れは、いつもの年よりも格段に早いようで、歩く先々で桜を始め、梅、桃、辛夷、白モクレン、ユキヤナギ、レンギョウ、カタクリ、水仙等の草花が競って咲き揃い、山里はあたかも「花の郷(さと)」の観を呈している。

先ずは、山に入る前に里歩きの醍醐味を味わった次第である。(以下、明日に続く。)

 
山里の民家の庭先に咲いていたカタクリ(左)と水仙(右)


山里の民家の庭に咲く桃の花。


寸劇・アンパンマンとのご対面 全6景

2013-03-28 | 家族・母・兄弟
孫たちが、春休みで中国・上海から一時帰国している。

二人の孫のうち弟のNくんは、電車とアンパンマンが大好き。

先日、我が家に遊びに来た時に、電車を見に行った帰りに幼稚園の入り口に置いてあるアンパンマンのレリーフを見て興奮するNくんの様子を寸劇風に写真で紹介したい。(沢山撮った写真の中から編集したもので、Nくんに演技をさせて撮った訳ではありません。念のため。)


わ~い、アンパンマンだ!!



ねえ、じいじ、アンパンマンにさわりたい。


アンパンマンのほっぺ、大きいな!


アンパンマンのおなかにさわっちゃった。


よ~し、アンパンマンにチューしちゃうぞ。


アンパンマン、大好き!!



写真&俳句VOL173~棟上げ

2013-03-27 | 写真&俳句


春の空     クレーン伸びて     棟上がる


春が急に来たように、景気も安倍政権になってから円安、株高が一気に進み、上昇基調。

世の中も少し明るくなったように見える。

そんなことを反映してか、このところ我が家の周辺では、ほぼ同時期に4件の1戸建て住宅の工事が進行中である。

我が家の町内でも2月から3階建の戸建て住宅の建設が始まり、工事関係の車両や職人たちが出入りして、何かと忙しない。

基礎の工事が終わって、今はクレーンを使って鉄骨やら何やら組み上げの真っ最中。

最近の住宅建設では、こんな大きなクレーンまでお出ましになるのか、と大掛かりな工事に見入った次第である。