折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL727~ 綿毛ふわりと

2015-04-30 | 写真&俳句
黄色から白へと装いを変えつつあるタンポポ。



たんぽぽの     綿毛ふわりと     風に舞い



黒目川遊歩道の道端に咲いているタンポポに変化が。

この数日の間に、綿毛のタンポポが増え、黄色いから白へと装いを変えつつある。

その綿毛が折からの風に身をよじるようにして揺れている。中には、風にあおられてふわりと空中に漂うものも。

その様は、命を繋ぐための懸命な営みのように見えた次第である。

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写真&俳句VOL726~ 巣を守る

2015-04-29 | 写真&俳句
ゴルフ場の入り口付近に作った巣を守るツバメの番。




巣を守る     ツバメの番(つがい)     いじらしや

障害に     めげぬツバメの     番かな



今回もゴルフ場で見つけたネタである。

入り口付近に巣をかけたツバメの番。

丁度その場所はプレーヤーたちがキャリーバックを一時的に置いておく場所。

ツバメの糞が落ちて来てバッグを汚しては一大事とゴルフ場では、自衛策として「やっつけ仕事」で天井からネットを張ったのだが、そんな防御網などものともせずにツバメの番は巣をしっかりと守っていた。

その姿は、何ともいじらしく見えた次第である。

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写真&俳句VOL725~ 恋の囀り

2015-04-28 | 写真&俳句
木の天辺で、狂おしく囀るヨシキリ。



ヨシキリや     恋の囀り     狂おしく



ゴルフ場には、勿論ゴルフをしに行くのだが、ブログを書いているものにとっては、ネタを集める格好の取材源でもある。

従って、デジカメは常に携行している。

今やホームコースのようになっている朝霞パブリックゴルフ場には、この時期恋の季節を迎えたヨシキリの声がそこかしこで喧しい。

余りにも狂おしげに鳴いているので、どこにいるのかと目を凝らすと7~8m先のヤナギの木の天辺で1羽のヨシキリが声を限りに求愛の調べを歌っていた。

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タンノイオートグラフ、重低音を余裕で再現~オーディオ談笑会

2015-04-27 | オーディオ談笑会
Kさん邸のオーディオシステムのプレーヤー装置
 トーンアーム SME-3009(英国製)   
 カートリッジ SPU-GTE(オランダ製)
ターンテーブル  ガラード301(英国製) 


最近、レコードが見直されているということがしばしば話題になっている。

「へぇ、そうなんだ」と思っていた矢先、オーディオ談笑会の主宰者Kさんから、

「めったに聴けない LPスーパーレコード でストラビンスキー『春の祭典』をみんなで聴きませんか」というお誘いが。

まさにグッドタイミング、ということで小生、愚弟、Mさんの談笑会のメンバーがKさん邸に参集した。

いつものように各自が持ち寄ったソースを聴いたのだが、先ずはタンノイの実力が十二分に発揮されたオーケストラの曲からの感想である。

― 「春の祭典」は今までタンノイで聴いたどの曲よりもその実力が十二分に発揮されていたね。

― 低弦の音、ブラスの咆哮、ティンパニーの響き、いわゆる重低音がドスン、ドスンと腹に響いてきた。

― しかも、まだまだ余裕すら感じられた。

― 音も派手な割にはマイルドでそれほど疲れなかった。

― スーパーレコードの音色によるところが大きいのかね。

― チャイコフスキーの交響曲第5番の第4楽章の盛り上がりもタンノイの再現力が遺憾なく発揮されていた。

― 指揮者・モントゥーの気迫がオーケストラのメンバーに乗り移ったような演奏だったね。

― 金管楽器群とティンパニーの兼ね合いが実に見事に表現されていて素晴らしかった。

― 4月にチャイコフスキーの5番を西本智実・日本フィル、小林研一郎指揮・読響の生で聴き、今回で3回目だよ。こう言うのを、「堪能」させてもらったというのだろうね。


アンタル・ドラティ指揮、デトロイト交響楽団によるストラビンスキー「春の祭典」

ピエール・モントゥー指揮 チャイコフスキー交響曲第5番ホ短調


次は、Mさんが持参したCD2枚についてのコメントである。

― いつもながら、Mさんの「時代を先取りした」ようなCDを探し出して来る能力には感心するよ。

― 何ともユニークな内容でちょっとびっくりだね。

― でも、2枚とも今、話題になってるよね。

― ただ、この手の曲をわざわざタンノイで聴かなくてもというところはちょっとあるけどね。

― 確かに、オーディオ向きではないけど、また雰囲気が違って面白いんじゃない。

― 大竹しのぶの歌、良かったね。1曲だけでなく、もっと聴きたかった。

― なかにし礼のCDも実にユニークだね。あれだけの女優が集まるんだから大御所と言うべき存在なんだろうね。

― 誰が歌っているのか明かさなかったけど、わかったかね。

― 「グッド・バイ・マイ・ラブ」を歌った桃井かおりはすぐに分かったけど、「石狩挽歌」を歌ったのがまさか泉ピン子だったとはね・・・・。


「歌心 恋心」大竹しのぶ
【大竹しのぶが好きな歌と好きな人】をテーマに、大竹しのぶと11人の男性アーティストたちが昭和歌謡やJ-Popの名曲をデュエットでカヴァーしたアルバム。

なかにし礼と12人の女優たち。
2015年に作詩家・作家生活50周年を迎える“なかにし礼”の数千もの作品群の中から、多くのヒット曲や隠れた名曲の数々を、映画・舞台・ドラマ等を通じて“なかにし礼”と縁のある個性豊かな女優たちが表現力豊かに歌唱するアルバム。


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写真&俳句VOL724~ えぇ、こんな所に!PARTⅡ

2015-04-26 | 写真&俳句
黒目川の河原のテントに繋がれて泳ぐ鯉のぼり。



団欒の     テントで泳ぐ     鯉のぼり



「えぇ、こんな所に!」の続編である。

初夏の陽気となったこの日。

休日とあって黒目川の河原は、そこかしこでテントが張られ、多くの家族ずれで賑わっている。

その一つのテントでは、持参した小さな鯉のぼりがテントに繋がれて折からの風にはためき元気に泳いでいた。

家族と一緒に広々とした河原で新鮮な空気をいっぱい吸い込んで泳ぐ鯉のぼりは、さぞかし満足だろうと思いながら眺めた次第である。

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