Kさん邸のオーディオシステムのプレーヤー装置
トーンアーム SME-3009(英国製)
カートリッジ SPU-GTE(オランダ製)
ターンテーブル ガラード301(英国製)
最近、レコードが見直されているということがしばしば話題になっている。
「へぇ、そうなんだ」と思っていた矢先、オーディオ談笑会の主宰者Kさんから、
「めったに聴けない
LPスーパーレコード でストラビンスキー『春の祭典』をみんなで聴きませんか」というお誘いが。
まさにグッドタイミング、ということで小生、愚弟、Mさんの談笑会のメンバーがKさん邸に参集した。
いつものように各自が持ち寄ったソースを聴いたのだが、先ずはタンノイの実力が十二分に発揮されたオーケストラの曲からの感想である。
― 「春の祭典」は今までタンノイで聴いたどの曲よりもその実力が十二分に発揮されていたね。
― 低弦の音、ブラスの咆哮、ティンパニーの響き、いわゆる重低音がドスン、ドスンと腹に響いてきた。
― しかも、まだまだ余裕すら感じられた。
― 音も派手な割にはマイルドでそれほど疲れなかった。
― スーパーレコードの音色によるところが大きいのかね。
― チャイコフスキーの交響曲第5番の第4楽章の盛り上がりもタンノイの再現力が遺憾なく発揮されていた。
― 指揮者・モントゥーの気迫がオーケストラのメンバーに乗り移ったような演奏だったね。
― 金管楽器群とティンパニーの兼ね合いが実に見事に表現されていて素晴らしかった。
― 4月にチャイコフスキーの5番を西本智実・日本フィル、小林研一郎指揮・読響の生で聴き、今回で3回目だよ。こう言うのを、「堪能」させてもらったというのだろうね。
アンタル・ドラティ指揮、デトロイト交響楽団によるストラビンスキー「春の祭典」
ピエール・モントゥー指揮 チャイコフスキー交響曲第5番ホ短調
次は、Mさんが持参したCD2枚についてのコメントである。
― いつもながら、Mさんの「時代を先取りした」ようなCDを探し出して来る能力には感心するよ。
― 何ともユニークな内容でちょっとびっくりだね。
― でも、2枚とも今、話題になってるよね。
― ただ、この手の曲をわざわざタンノイで聴かなくてもというところはちょっとあるけどね。
― 確かに、オーディオ向きではないけど、また雰囲気が違って面白いんじゃない。
― 大竹しのぶの歌、良かったね。1曲だけでなく、もっと聴きたかった。
― なかにし礼のCDも実にユニークだね。あれだけの女優が集まるんだから大御所と言うべき存在なんだろうね。
― 誰が歌っているのか明かさなかったけど、わかったかね。
― 「グッド・バイ・マイ・ラブ」を歌った桃井かおりはすぐに分かったけど、「石狩挽歌」を歌ったのがまさか泉ピン子だったとはね・・・・。
「歌心 恋心」大竹しのぶ
【大竹しのぶが好きな歌と好きな人】をテーマに、大竹しのぶと11人の男性アーティストたちが昭和歌謡やJ-Popの名曲をデュエットでカヴァーしたアルバム。
2015年に作詩家・作家生活50周年を迎える“なかにし礼”の数千もの作品群の中から、多くのヒット曲や隠れた名曲の数々を、映画・舞台・ドラマ等を通じて“なかにし礼”と縁のある個性豊かな女優たちが表現力豊かに歌唱するアルバム。
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