写真＆俳句VOL１０１７～低迷

不本意の　　　　　ままに年越す　　　　　ブログかな

今年も残すところ本日１日となった。

今年のブログを振り返ってみると、７月2日にブログ開設１０年、１０月３１日に写真＆俳句シリーズが１０００回となるなど大きな区切りの年とはなったものの、１年を通してみると低調で不本意な年であった。


昨年からの課題である日々の生活に変化が乏しくなり、結果として　慢性的な「ネタ不足」　を招くことになったのがその主な原因であるが、この１年はそれに加えて「億劫」という厄介な要因がさらに足を引っ張った。

これまでは「順風満帆」に続いてきたブログだが、大きな曲がり角に差し掛かっているという思いや切である。


この１年、「折々の記」を訪問していただいてありがとうございました。

新しい年が皆様にとって幸せな年でありますようにお祈りしています。

来年もよろしくお願いいたします。

写真＆俳句ＶＯＬ１，０１６～切羽詰まって

今は年賀状は「書く」のではなく「作る」ものになっている。

押し詰り　　　　　夜なべで作る　　　　　賀状かな

未だいいな、もうちょっとしたらと、ぐずぐずしているうちに歳の瀬が迫り、追いつめられて「やっつけ仕事」で作るのが年賀状の常である。

我が家でも、その例にもれず切羽詰まって昨夜、ようやく重い腰を上げて、眠い目をこすりこすり「夜を徹して」まさに「やっつけ仕事」で作り上げた。

そして、本日ポストに投函して来たのだが、何とか元日に着けばと願っている。

この歳になると、いつ年賀状を出すのを止めようかと思い惑う。

年々減らすようにしているのだが、なかなか思うにまかせない。

今年は、ちょくちょく顔を合わせる幼なじみや、ゴルフ仲間のみなさんには年賀状を失礼させていただいた。

そのうち思いきらなければならない時が来ると思うのだが・・・。

今は、投函して肩の荷を下ろした思いである。

写真＆俳句ＶＯＬ１，０１５～恒例行事

イルミネーションに彩られたコンサート終了後の杉並公会堂。

友がきと　　　　　今年も聴きし　　　　　第九かな

この時期、幼なじみたちと忘年会を兼ねて第九を聴くのが恒例となっている。

祝日の昨日、Ｋくん、Ｕ子ちゃん、Ｙ子ちゃんの４人で楽しいひと時を過ごしてきた。

今回の第九、会場が杉並公会堂で３時開演ということで、１１時に吉祥寺に集合、ネットで調べた人気の洋食屋で
ゆっくりと昼食を楽しんだ後、井の頭公園を散策。

この日は、春を思わせるようなポカポカ陽気。
公園には多くの人たちが押しかけ、池にはたくさんのボートが。

たくさんの桜の木が植えられた園内をのんびり歩きながら、「来年のお花見はここがいいんじゃない」ということに即決、新年会で提案して見ようということになった。

そして、３時から小林研一郎指揮、日本フィルが演奏するベートーヴェンの第九が始まった。

前から７番目の席で聴く第九の演奏は、弦のトレモロからオーケストラの大合奏まで鮮明に聴こえ、指揮者のコバケンさんの表情も克明に見え、その感動の演奏に何度も鳥肌が立った。

「今まで聴いた第九の中で一番良かったわ」

「今年もみんなで第九を聴けて良かったね」

「来年もみんなで一緒に第九を聴けるといいね」

コンサートが終わって、イルミネーションが輝くコンサート会場の前で興奮しながら交わした幼なじみたちの会話である。

写真＆俳句ＶＯＬ１，０１４～晴れ姿

はかま姿が凛々しい「ああ、鶴ケ城」の踊り。

お遊戯会　　　　　まぶたにきざむ　　　　　晴れ姿

孫が通う幼稚園のお遊戯会があり、かみさんと一緒に見に行って来た。

年長組のＮくんにとっては最後のお遊戯会。

歌と合奏そして踊りにとこの１年でたくましく成長した姿を晴れ舞台で披露してくれた。

特に、お遊戯会のフィナーレを飾った「ああ、鶴ケ城」の踊りは、はかま姿の和装がとても可愛くて、思わず目を細めて見入ってしまった。

写真＆俳句ＶＯＬ１，０１３～お日様の恵み

「こんな暖かい日にゴルフができるなんて最高だね」と今年最後のゴルフに興じる仲間たち。

小春日や　　　　　忘年ゴルフに　　　　　やさしけれ

家の近くに住んでいる会社のＯＢ仲間たちと定期的に近くの河川敷でゴルフを楽しんでいる。

先日、今年最後の「忘年ゴルフ」があった。

この日は、朝から風もなく暖かい日差しが燦燦と降り注ぐこの季節には珍しい陽気となり、プレー後のコーヒーを賭けて和気藹藹今年最後のゴルフに興じた次第である。