折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL508~アユ釣り銀座

2014-07-31 | 写真&俳句
上り始めた太陽を背にして、アユをねらう釣り師たち。朝日が川面に映えて美しい。



朝日背に     アユ釣る人や     点々と



今朝の日の出時間は4時48分。

黒目川の遊歩道を歩いていると東の空に大きな太陽が上がって来た。

この時間帯、黒目川の両岸はアユを釣る人で大賑わいである。

因みに、歩きながらどのくらいの人が釣り糸を垂れているのか数えてみた。

約350メートルの間に18人の釣り師が、それぞれ思い思いの場所に陣取って、腕を競い合っていた。



まさに、この場所は「アユ釣り銀座」の観を呈していた。

中には、朝日を背にアユを狙う釣り師の姿も。

そして、朝日が川面の映えてえも言われぬ美しさである。

写真&俳句VOL507~夏草威張る

2014-07-30 | 写真&俳句
人の背丈ほどに伸びた夏草が遊歩道を覆う。




夏草や     威張りて狭し     散歩道



夏の盛りは、夏草が生い茂る時期でもある。

黒目川遊歩道もそこかしこで人の背丈ほどに夏草が伸びて、遊歩道に覆いかぶさり人一人がやっと通れるという所もあり、すれ違うのにちょっと立ち止まるという場面も。

それは、それで情緒があるのだが、一方的に夏草に威張られるのもちょっと癪なので、そろそろ「草刈」をしてもらえればと思いながら歩いた次第である。

写真&俳句VOL506~永久(とわ)の別れ

2014-07-28 | 写真&俳句
お骨となって我が家に戻って来た愛犬パール。


愛犬の   姿も声も   匂いまで  この世に無きぞ   哀しかりけり   


昨日、永眠した愛犬のパールを荼毘に付して来た。

お別れの時。

この世で愛犬の姿を見ることができるのもこれが最後かと思うと胸が締め付けられた。

そして、45分後、愛犬は変わり果てた姿で我々の前にあった。


今朝、起きて来て、いつもは尾を振って出迎える姿がない、外出から帰って来てドアを開けると玄関に飛び出てくる姿がない。

姿も声もそして匂いすらない、愛犬が逝ってしまったんだ、とひしと感じた瞬間であった。

写真&俳句VOL505~愛犬「パール」天国へ召さる

2014-07-26 | 写真&俳句
ありし日の愛犬パールの愛らしき姿。



愛犬や     眠るが如く     生命(いのち)逝く



我が家の愛犬のパールが、2014年7月26日午後1時35分、苦しむことなく、まるで眠るが如く天国に召された。

それは、まさに天寿を全うした最期のように思われた。。

13年と10カ月の生涯であった。

この間、我が家の家族はパールによって何と慰められたことだろう。

その思い出は、数知れない。

「子はかすがい」というが、特に子どもたちが巣立っていき、夫婦二人だけの生活になった時、二人の仲を繋ぎとめる上で果たしたパールの役割は計り知れないものがあった。

パールは、わが子同様に「かすがい」の役割を十二分に果たしてくれたのである。

今は、心からありがとうと感謝の誠を捧げると共に、どうか「天国」から先代の柴犬の「ララ」と一緒に我が家のこれからをしっかりと見守って欲しいと心から願っている。 合掌


写真&俳句VOL504~親善試合

2014-07-26 | 写真&俳句




夏休み     成果試さる     親善試合



猛暑日となったこの日、所用があって近くの中学校の横を通った。

焼けつくような日差しの中、グラウンドでは地元の中学生がサッカーの試合の最中だった。

どこかの中学校との親善試合のようだ。

お互いこれまでのやってきた部活動の成果を発揮すべく、暑さもなんのそのお互いの気迫がぶつかりあって、目の前に繰り広げられる迫力ある試合に、しばし足を止めて見入ってしまった。