折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

愛犬が怖がるもの~一に『地震』、二に『カミナリ』、三がなくて、四に『注射』

2011-04-20 | 日常生活
みなさん、こんにちは。

当家の愛犬のパールです。

今朝の散歩ですが、出かける時間もいつもより遅いし、歩くコースもいつもとまるっきり逆なので、『何かちょっと変だぞ』とイヤな予感がしました。

そして、その悪い予感は的中したのです。
何とこの日は、狂犬病の予防注射の日だったのです。

           愛犬パールの怖いもののひとつ『注射』。この日も、獣医さんの手を煩わせることに。

おとうさんは、予防接種が始まる時間に散歩の時間とコースを合わせたのです。

わたしは、注射が大嫌いです。獣医さんの白衣を見るとおぞけがふるいます。

巷では、久しく『地震』、『カミナリ』、『火事』、『オヤジ』の4つが怖いものの代表のように言われてきましたが、わたしにも怖いものがあります。先ほどの『注射』もその一つです。その他には、まず『カミナリ』です。小さかった頃は、カミナリは全然怖くなかったのですが、数年前のある日、一人で留守番していた時にものすごい雷が鳴り、近くに落雷したことがあって以来、あの稲光と雷鳴は、もう怖くて、怖くて、心臓がバクバクしてしまいます。

そして、もう一つが『地震』です。

3月11日の東日本大震災が起こるまでは、そんなに大きな地震はなかったので、カミナリほどは怖いと思ってはいませんでしたが、あの地震には怖くて心の底から竦み上がってしまいました。

地震が発生した時、おとうさんは2階にいて下に降りて来れず、わたしは一人でどうしてよいかわからずに居間のテーブルの下にもぐり込んで震えていました。

それ以来、度々の余震におびえている日々です。
テレビで『緊急地震速報』の警報音が鳴るたびにびくっと身構えてしまいます。

今は、一刻も早く終息してくれないかと願うばかりです。


東日本大震災から1カ月が過ぎた今も、絶えず身体が揺れているような感覚があり、音楽などを聴いていても気になってしまう有様である。また、熟睡できなかったり、眠りが浅かったり、また、夢を何回も見たりと震災の影響と思われるストレスが尾を引いていて体調がパッとしない。

愛犬のパールも同様に強いストレスを感じているようで、時々下痢模様をきたすことも。

そんな中、先日、避難所で飼い主と一緒に暮らすことができなくなった『被災ペット』を譲り渡す会の模様をテレビで報じていた。

『別れるのが辛い』と涙する飼い主、『前の飼い主さん以上に愛情をもって育てたい』と話す譲り受けた人の話を聞いて、目頭が熱くなった。

そして、ペットは家族に一員であること、ペットと一緒にいられることのありがたさを改めて痛切に思い知らされた次第である。