折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL105~野外授業

2012-11-30 | 写真&俳句


秋の日や     歓声はずむ     すべり台


愛犬パールの老化現象が顕著になり、もう長い散歩は無理と、これまでの散歩のやり方を変更してからほぼ1カ月。

一人での散歩のメリットは、好きな時間に、好きな場所に行ける、即ち、散歩の時間、場所を選ばなくて済むということである。昨日も暖かくなったころを見計らって黒目川の遊歩道に行った。

この時間帯は、保育園や幼稚園の園児たちが野外で遊ぶ頃なのだろうか、先生に引率された保育園や幼稚園の園児たちが嬉しそうに散歩しているのをあちこちで見かけた。



そして、散歩の帰り道、とある公園の横を通りかかると、ここにも何組かの園児たちが喜々として遊んでいる姿が目に入った。

どうやら園児たちの野外授業は、「黒目川遊歩道」派と「公園」派に大別されるようだ。

みんなそれぞれ自分の好きな遊びに興じている。

そんな中で人気があるのは、やはりすべり台のようだ。
何人もの園児たちが入れ替わり立ち替わり歓声を上げて楽しんでいる様は、微笑ましいの一言に尽きる眺めであった。

写真&俳句VOL104 晩秋・染まる黒目川

2012-11-28 | 写真&俳句


両岸を     真っ赤に染めて     秋ぞ行く


一気に冬が来たような寒い日が続く昨日、今日。

散歩を兼ねて晩秋の黒目川を散策した。

川の両岸の桜並木が真っ赤に色づいて丁度見頃となっていた。

その様を見て、まもなく秋が行き、冬の足音がすぐそこまで来ている、という感を深くした次第である。


快挙!!~Aさん、居合道大会で優勝!(高齢者・四段の部)

2012-11-26 | 武道
 
県下五段以下居合道大会閉会式(左)、高齢者四段の部の表彰式で優勝の賞状を読みあげられるAさん(一番右)

昨日、県下五段以下居合道大会が開催され、当支部から出場したAさんが高齢者四段の部で優勝した。
優勝は当支部結成以来初めてのことであり、まさに快挙である。

この【高齢者の部】は居合道愛好家の高齢化に伴い、高齢者の選手にも優勝を目指して頑張ってもらおうという趣旨で設けられ、今年で3年目である。

Aさんは今年65歳になり、「高齢者の部」への仲間入りをしたばかり。
会場に向かう車の中で、「Aさん、優勝だね」とみんなで話していたとおり、Aさんは恵まれた体格を生かしたスケールの大きな演武とスピードのある技の切れ味を存分に発揮し、決勝戦までの4試合すべてを3-0で下しての堂々たる優勝であった。

帰りの車の中、「予想がドンピシャだったね」とAさん優勝の話題で大いに沸いたのは言うまでもなかった。

高齢者四段の部で優勝したAさんの正確な抜きつけ。

かく言う小生は、同じく高齢者四段の部に出場した。
1回戦で優勝経験もあり、常時上位入賞を果たしている強豪のKさんとぶつかってしまった。初戦では余り当りたくない相手。

結果は敗れはしたが、格上の相手に臆することなく、平静に自分のベストの力を出し切ることができたので、敗れても悔いはなく、清々しい気分であった。

写真&俳句VOL103~菊三昧

2012-11-24 | 写真&俳句


おちこちに     今を盛りと    菊の花


今、菊の花が見頃である。

民家の庭で、道路の端で、あるいは畑の畦道で、と色とりどりの菊の花がそれこそ今を盛りと咲いている。

そこで、今日の散歩は「菊を愛でる」と目標を決めて、あちこちを歩いた。

中でも、黒目川。

ここでは遊歩道沿いにいっぱいある貸し農園の中に、それぞれの住人によって、それこそ丹精込めて育て上げられた菊の花が、美しさを競い合って咲いている。

見ごたえ十分な眺めであり、まさに「菊三昧」の趣である。



 

 


写真&俳句VOL102~昼の月

2012-11-23 | 写真&俳句


見上げれば     まぶしき空に     昼の月


昨日のこと。

晩秋の佇まいを求めて黒目川を散策したが、行けども、行けどもそれらしき風景に出合わぬまま約1時間。

あきらめて帰ろうとして、ふと空を見上げると青空の中にぽっかりと半月が浮かんでいた。

時計を見ると午後3時過ぎ。

まだ日は高く、空はまぶしいほどに明るい。

「太陽は昼、月は夜」という先入観もあって、まさかこの時間に、と不意をつかれた思いで、青空の中に浮かんでいる「昼の月」に見入った次第である。