折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

長年のご愛読に感謝!

2017-07-31 | ブログ

ブログを書き始めて10年の節目に当たる昨年7月2日のブログに、

最近のブログの更新状況を見ると、「これを花道に『筆を置く』潮時かな」 と言う思いと 「いや、いや読んでくれている人、待っている人がいる限り、もう少し頑張って書き継ぐべきでは」 という思いが、今、葛藤している。

しかし、この件は、そんなに慌てて決める必要もないので、当面は「写真&俳句」シリーズ 「1,000回達成」 を目標にもうひと踏ん張りしようと思っている次第である。

と書いた。

そして、昨年10月31日に「写真&俳句」シリーズ が「1,000回」を達成したが、その後のブログの更新状況は 

琴線に 触れるものなく 日々行きて ブログ更新 思うにまかせず


といった状況、即ち、肉体的には極めて元気で、衰えを感じることは全くないのだが、知的活動面では「気力」が衰え、モチベーションが上がらない、という状況が今日まで続いている。


このままでは「ブログを更新できない焦り」が強いストレスになりかねないので、いささか時機を失した感があるが、ブログを閉じようと思い定めた次第である。

ブログ開設から11年と29日。

今、この文章を書きながら、ブログを終わりにする「寂しさ」「情けなさ」と、肩の荷が下りたという「解放感」「安堵感」がないまぜになって複雑な心境である。


ブログを閉じるにあたり、これまで「折々の記」をご愛読、ご支援、励ましをいただいた多くの皆さんに心から感謝と御礼を申し上げます。

ありがとうございました


なお、ブログは、しばらくこのままにしておきたいと思います。







写真&俳句VOL1083~壮観、ブラスの響き

2017-07-15 | 写真&俳句
当日の演奏プログラム。


若者の 熱き血潮 ステージに 魂ゆする ブラスの響き


オーディオ談笑会のメンバーのMさんからお誘いがあり、東京音楽大学シンフォニックウインドアンサンブルの演奏会に行ってきた。

東京音楽大学の演奏会は昨年12月、秋山和慶さんが指揮したマーラーの交響曲第5番に続いて2回目である。

その時は、次々に鳴り響く金管楽器群の空気を切り裂くような咆哮に鳥肌が立ち、演奏が終わった時は思わず手が痛くなるほど感動の拍手を送ったのを鮮明に覚えている。

前回は、同大学のシンフォニーオーケストラであったが、今回はシンフォニックウインドアンサンブルの演奏。

フルート、オーボエ、ファゴット、クラリネット、サクソフォン、トランペット、ホルン、トロンボーン、ユーフォニアム、テユーバ、コントラバス、打楽器、ハープ等の奏者が次々に登場すると、池袋東京芸術劇場の広いステージが埋め尽くされる。なんとも壮観である。

曲は、初めて聞くものが多かったが、若い人たちが思いのたけを込めた熱い演奏が、コンサート会場を包み込んで、たちまち音の世界に引き込まれて、時のたつのを忘れてしまった。

そして、コンサートが終わっての帰り道では、前回同様、トランペット、ホルン、トロンボーンなどのブラスの強烈な響きが耳の奥で鳴り響いていた。