１年ぶりにチョコ・ラブの「バルサ」に会う

今朝は午前４時ごろに一度目が覚めたが、起きるにはまだ１時間あると安心してすっかり寝入ってしまい、気がついたら６時。

大急ぎで家を飛び出す。

１時間違うと歩いていて出会う人の顔触れも当然ながらいつもと違う。

ふと目をやると前方に１匹のチョコラブが目に留まった。

ひょっとすると１年前、まだ、我が家の愛犬のパールと散歩中によく出会った「バルサ」ではないかと思い、足を速める。

近づいて見ると、やっぱりバルサちゃんであった。

「おはよう、バルサちゃん。元気そうだね」

と声をかけた。

すると件の飼い主さん、一瞬、パールを連れていない小生を見て「あら、ぱーるちゃん」は、と怪訝な顔を向けてきた。

久しぶりに出会ったチョコラブの「バルサ」。

「実は、高齢になり、少し歩くとうずくまってしまって、もう遠くまで散歩ができないんです。今は、先生から心臓の薬をもらって飲んでいるんです」

と話すと、

「どうしているかな、といつも思っていたんですよ。もう散歩で会えないなんて残念だわ」

と応じてくれた。

１年前のパールとバルサ。
バルサと言う名前のいわれは、飼い主さんが作家上橋菜穂子さんの大ファンで、大好きな女用心棒「バルサ」にちなんで名づけたとのこと。詳しくは２０１２・７・２５ブログ「やんちゃなチョコ・ラブ「バルサ」～「上橋菜穂子」ファン同士で飼い主も盛り上がる」をご覧ください

「怪我の功名」というか、朝寝坊したお陰で１年ぶりにチョコラブの「バルサ」に会えて、うれしく思うと同時に、昨年の今頃は、パールも元気で黒目川の遊歩道を散歩し、彼女と戯れていた姿を思うと、我が愛犬の上に起きたこの１年の変化を改めて思い知らされた気がした次第である。

写真＆俳句ＶＯＬ２４１～一番雞

夏の朝　　　　　一番鶏や　　　　　時を告げ

早朝、黒目川遊歩道を歩いているとどこからか「コケコッコー」と鶏の鳴き声が聞こえてきた。辺りを見渡すと、どうやら対岸の堤防のすぐ近くに鶏舎があるらしい。

急いで近くにある橋を渡って対岸へ。

そこには小さな鶏舎が設えられていて、ニワトリたちが朝の食事に忙しく動き回っていた。

そんな中、立派なトサカを持った一羽のオスの鶏が、やにわにトリ小屋の中の台の上に乗って、これ見よがしに鳴いた。

そして、「コケコッコー」と言う声が、再び辺りに鳴り響いた。

写真＆俳句ＶＯＬ２４０～夕立の名残

道路の窪みには、昨夜の豪雨の名残の水溜りができていた。

夕立の　　　　　名残とどめる　　　　　水溜り

昨夜は大気が不安定で関東地方は各地で豪雨に見舞われ、隅田川の花火も中止となった。

当地でも夜の７時過ぎから９時頃にかけて、時にはテレビの音が聞こえないくらいの激しい雨が降った。

昨夜６時半過ぎ、豪雨になる前の雲の様子。

そして今朝の黒目川。

昨夜は、あの豪雨でさぞかし水かさを増したのだろうが、今朝は水量もいつものとおりで何事もなかったような佇まいである。

遊歩道もほとんどが乾いてしまって、これまたいつもと変わらない。

そんな中、一部砂利道の窪みに出来た水溜りが昨夜の雨の凄さの名残をかろうじてとどめていた。

写真＆俳句ＶＯＬ２３９～釣り師たち

良く釣れる場所らしく、１００メートルぐらいの間に３人もの人が釣り糸を垂れていた。

朝まだき　　　　　鮎釣る人や　　　　　おちこちに

今は鮎釣りのシーズン真っ最中である。

小生が毎朝散歩している黒目川にも多くの釣り人たちが、夜明けを待ちかねてやってくる。

みんな常連さんのようで、釣る場所も決まっていて、何時も同じ場所で同じ人が釣り糸を垂れている。

そんな中、よく釣れる場所では、あちこちで釣り糸を垂れている姿が目立つ。

写真＆俳句ＶＯＬ２３８～夏草の道

夏草が１キロ弱にわたって茂る黒目川遊歩道。

どこまでも　　　　　夏草しげる　　　　　散歩道

毎朝歩いている黒目川の遊歩道は、片側全長３・２キロメートル、両岸を歩くので６・４㎞になる。

この遊歩道、夏場になると雑草の伸びが早く、道が狭い所ではすれ違うのに苦労するほど歩道に草が覆いかぶさってくる。

今月の初めに市の方で草取りを実施したばかりで、今は歩きやすいが作業が済んだのは途中まで。

マップにある岡橋から花ノ木橋間の約１㎞弱は、雑草作業が中々入らずに道の左右は夏草が生い茂っている。

雨上がりの早朝、雨粒が残る雑草の間を歩くのは、実に気持ちが良い。

市が作成した黒目川遊歩道マップ。いつもこの両岸を歩いている