折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL578~圧巻!燃える秋

2014-11-30 | 写真&俳句
木々と地面を赤く染めた眺めは圧巻である。



秋ゆくや     木々と大地を     赤く染め



平林寺の紅葉の見どころは多いが、中でも紅葉山と呼ばれる場所は紅葉の葉が真っ赤に燃える木々と降り積もった紅葉の葉が織りなす佇まいが、まさに「燃える秋」というにふさわしい圧巻の眺めである。

写真&俳句VOL577~OB集う

2014-11-30 | 写真&俳句
紅葉の名所平林寺に集うかつての会社の仲間たち。
参加者26人が3組に分かれて紅葉に埋まった広大な平林寺を1時間半かけて散策した。

晩秋の野火止め用水を歩く仲間たち。



懐かしき     仲間集いて     紅葉狩り


会社を退職後、OB会には入っているものの行事にはほとんど参加したことがない。

しかし、今回は自宅から歩いて10分の最寄りの駅が集合場所で、紅葉の名所の平林寺の散策とあっては重い腰を上げて参加せざるを得ない。

リタイアして12年。

ゴルフなどで顔を合わせる仲間は別として、リタイア後初めて会う人がほとんどで、顔はわかっていても名前がすぐに出てこない人も何人かいる。

それにしても、懐かしく感慨一入(ひとしお)である。

天気こそ曇っていていまいちの感があったものの、見頃の紅葉を堪能し、懐かしき仲間たちと久闊を温め、楽しいひと時を過ごせたのは望外の喜びであった。

紅葉の名所平林寺は、ただ今紅葉真っ盛りである。

写真&俳句VOL576~「溜まり場」にて

2014-11-29 | 写真&俳句
Aグループがひなたぼこする溜まり場

Bグループの溜まり場



溜まり場や     どこも同じく     ひなたぼこ



黒目川遊歩道には、いつも人々が集まってくる溜まり場がいくつかある。

小春日和のこの日も、それぞれの溜まり場にいつもの顔ぶれが三々五々集まって来て、世間話に興じながら、ひなたぼこを楽しんでいた。


写真&俳句VOL575~愛らしき来訪者

2014-11-28 | 写真&俳句
かみさんが置いた輪切りのみかんを啄むメジロ。



メジロ来て     枯れ枝俄かに     華やぎぬ



小春日和の昼下がり。

部屋の中から何気なく外を見ていると、庭の梅の木にチラリと動くものが。

目を凝らすとメジロの番(つがい)だった。

かみさんに「メジロが来ているよ」と声をかけると、「今は、食べるものがなくて可愛そうね」と輪切りにしたみかんを枝に差してやった。

すると、一時は飛び去ってしまったメジロが舞い戻って来て、件のみかんを啄み始めた。

愛らしき来訪者のお陰で、殺風景だった枯れ枝が俄かに華やいだように思われた。

写真&俳句VOL574~年末大掃除

2014-11-27 | 写真&俳句
3年ぶりにきれいになった雨戸。


小春日に     背中押されて     大掃除



「雨戸、3年も洗ってないのよね」

「今日は、小春日和で大掃除日和よね」


かみさんのこの二つのフレーズに背中を押されて、しぶしぶ重い腰を上げる。

風もなく、暖かい日和、これ以上望めない大掃除日和で、何とかノルマを達成したものの、この日1日では全部終了とまでいかず、「残りは、次の小春日和の日だね」となった。

それにしても、久しぶりの大掃除、終わってみて、しみじみと「歳」を感じた次第である。(次の小春日和の日が今から思いやられる。)