折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL946~「輪中(わじゅう)の郷」ウォーキング

2016-04-30 | 写真&俳句
懐かしい故郷の堤防の上を歩く幼なじみ4人。この日のウォーキングには、家族連れが目立った。

昼食の時間は、昔話とテレビの「健康番組」に話しの花が咲いた。


友がきと     ふるさとウォーク     昭和の日


いよいよ今年のゴールデンウィークが始まった。

その初日の「昭和の日」、幼なじみのKくんたちに誘われてわが故郷「川島町」が主催する「かわじま輪中のさとウォーキング」に参加して来た。

「輪中(わじゅう)とは、洪水から集落や耕地を守るため、周囲に堤防を巡らせた地域または集落」のことを言うとのこと。

わが故郷は、周りを「荒川」「市ノ川」「入間川」「越辺川」の4つの川に取り囲まれていて、古来洪水に悩まされていた集落で、それに備えて全長30Kmにも及ぶ堤防を築いたとのことである。

町では4月29日の祭日を「かわじま春まつり」と銘打って、「堤防1周ウォーキング=かわじま輪中の郷ウォーキング」を毎年行っているとのこと。

この日は、強風が吹き荒れて堤防の上は歩くのが困難なほどであったが、約5時間かけて全行程の半分の17キロを何とか歩いた。

そして、この間、幼なじみのKくん、Mくん、Hちゃん、Y子ちゃんの5人で懐かしい故郷の景色見ながら、わいわいガヤガヤ昔話に花を咲かせた次第である。(今回で5回目の参加で、過去4回「完歩」しているMくんは、この後単独で完歩を目指した)

写真&俳句VOL945~ゴルフ解禁

2016-04-28 | 写真&俳句
ゴルフ場は緑したたる絶好の季節である。



芽吹く木々     心浮き立つ     ゴルフかな



生まれて初めて経験した入院・手術。

退院後はリハビリにつとめていたが、先生から「もう、ゴルフをやってもいいよ」との「お墨付き」がでたので、喜び勇んでいつもの河川敷のコースに行って来た。

今や新緑の季節、この1カ月でゴルフ場もすっかり装いを変えていた。

「退院してすぐに過激な運動はしないように」と念を押されていたので、この間、ゴルフのクラブは一切手にしていない。

最初の一打、果たしてうまく「当たってくれるか」と不安であったが、結果的には84と、これまでのベストスコアを更新、何とも嬉しい「ゴルフ解禁」の1日となった次第である。

写真&俳句VOL944~おしくらまんじゅう

2016-04-23 | 写真&俳句
満開となった我が家のツツジ。密集して咲く様子は、おしくらまんじゅうをしているよう。



咲き姿     おしくらまんじゅう     ツツジかな



木々の芽吹きが目に優しい季節は、ツツジ、ハナミズキ、モッコウバラ等が一斉に花を咲かせる季節でもある。

丁度見頃を迎えている我が家のツツジ、びっしりと花をつけたその咲き姿は、一つ一つの花が目立とうと、あたかもおしくらまんじゅうをしているように見えた次第である。

写真&俳句VOL942~世話をする人

2016-04-15 | 写真&俳句
毎日同じ時間にやって来てノラ猫の世話をする人。ノラ猫が唯一人気を許す存在である。


ノラのネコ     待ち人来たりて     甘えけり


黒目川遊歩道にはノラ猫が多い。

そんなノラ猫の1匹を毎日世話をしている人がいる。

この日もその現場を通りかかると、件の人が猫にエサを与え、ブラシで毛づくろいをしている最中であった。

ノラ猫に餌付けをするのは「いかがなものか」と思うが、人になつかぬノラ猫がすっかり気を許して甘えているシーンは、事の善悪とは別に心温まる眺めではある。