折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

『節電の夏』、皮肉にも、やっと出番到来

2011-06-29 | 日常生活
          長いこと放置され、ほこりをかぶっていた装置にようやく出番が回って来た。
            (ボーズ社製「ウェーブレディオCD」消費電力25W)



とても『梅雨の晴れ間』とは思えぬような暑い日が続いている。

今日も朝からうだるような暑さだ。

いつもの年なら、すぐにクーラーをつけるところだが、今年は『節電』が絶えず意識にあり、これまでのところ日中はクーラーはつけずにじっと我慢の子でいる。

クーラーをつけるのは、暑い中、かみさんが勤め先から、汗をふきふき帰って来る夕方である。

彼女が帰ってくる時刻を見計らってクーラーを入れている。


梅雨が明ければ、夏本番である。

そして、今年の夏は多くの人にとって初めて経験する『節電の夏』でもある。
その影響は日常生活のあちこちに及びそうである。

小生の場合、例えば、よく聴く音楽だがいつもは、音響機器の消費電力など全く念頭になく聴いていたが、調べて見ると、アンプが220W、CDプレーヤーが22W、しかも、クーラーを入れて、かなり長い時間聴いているのだから、その消費電力たるや相当なものであることは間違いない。

  今年の夏は、消費電力の多いアンプ(消費電力220W)(左)とCDプレーヤー(消費電力22W)はちょっとお休み。

節電と言うのに、これではいささか具合が悪かろうと思い、今年はできるだけメインの装置は使わずに、サブの装置で代替することにしようと決めた。

このサブの装置、かれこれ6,7年前に衝動買いしたもののすぐに熱が冷めて、以後、ほとんど使用されることなく2階で長い間ほこりをかぶっていた製品である。何せ、消費電力25Wと言う節電タイプで、久しぶりに試聴して見たが、大音量での音の再現にはちょっと物足りない点があるものの音楽そのものを聴くのには、全く問題ない、すぐれものである。

本当に久しぶりの出番である。
罪滅ぼしに、この夏はせっせとこのサブシステムを聴くことにしようと思っている。

今回の例は、小生の身の回りのほんの一例である。

我が家を見回して見ると、クーラー、冷蔵庫を始めとする家電製品はかれこれ10年以上使用している古い製品でいずれも消費電力を要するものばかりである。

そこで、我が家では今回の『節電の夏』の決め手として、これらの古い製品を『省エネ』製品に買い替えることにしようと話し合った所である。

【3字体(楷書・行書・草書)千字文】を書く 第20回

2011-06-27 | 書道
  お手本 大貫思水「新版四体千字文」(日本書学館)



【読み方】

とこう しょうれい      しっしょ へきけい

ふら しょうしょう      ろきょう かいけい

こほう はっけん       かきゅう せんぺい


【意味】

漢の丞相・杜操は初めて草書を作り、魏の大夫・鍾隷は初めて隷書を作った。隷書とは漢の霊帝が嵩山の石室から得たと言う漆で書いた書籍で、壁経とは、孔子の宅を毀した時、壁中から出た経書でそれらの経書には孔子が漆で書いた文字なども収蔵されている。

政府には、軍将と宰相すなわち大臣をはじめ百官が連なって政事をとり、京師の道には三公・九卿の車馬が列び続けている。

一戸には八県の土地をあてがって、人民の偉勲功労にむくい、その名を天下に知らせた。このように功労のあった人民の家には、千人の兵士を賜って護衛させて、その権威をもたせた。


花も人も『げんなり』、連日の猛暑~せせらぎ菖蒲園の花菖蒲&あじさい

2011-06-25 | 日常生活
  約1,000平方メートルの菖蒲田に約5,000株が植えられているせせらぎ菖蒲園の花菖蒲

我が家から比較的近くにある富士見市。

ここには、先日行って来た『白子貝塚公園』をはじめ魅力的な公園が多くある。
山崎公園もその一つである。昨年行きそびれてしまったので、今年は手ぐすね引いて花菖蒲が見頃になるのを待っていた。

この公園は、富士見市の市制施行20周年を記念して整備されたとのことで、「せせらぎ菖蒲園」の愛称でも親しまれていて、6月に見ごろを迎えるハナショウブの時期には5,000株の花菖蒲が咲き揃い、多くの市民が訪れる憩いの場になっているとのこと。


花菖蒲やあじさいには、雨がお似合いであるが、雨が降るどころか何と埼玉県の熊谷で6月の観測史上最高の39・8度を記録したこの日は、着いた時刻が午前中とは言え、じりじりと照りつける日差しに、人も花もいささか『げんなり』と言った有様で、呼び物の「花菖蒲」も「あじさい」もちょっと元気がなかった?


          業平


 
桜ヶ丘(左)、千代の春(右)


          川辺に咲いているあじさいも心なしか元気がないように見える。

今年も青梅の炭酸水煮を作る~スイーツ感覚で食べられて、おいしい

2011-06-24 | 日常生活
『梅雨の合間』というよりは『梅雨明け』のようなうんざりする暑さの中、昨日、梅の実の収穫作業をした。

梅の木に登り、窮屈な姿勢で、蒸し暑い中、汗をかきかき、梅の実と格闘すること約1時間、約15㎏の実を収穫した。(昨年とほぼ同じ)

その夜、かみさんが昨年作って好評を博した青梅の炭酸水煮を作り始めたので、写真に撮った次第。
冷蔵庫で冷やして食べるとスイーツ感覚で食べられ結構おいしいですよ。

超簡単なので、みなさんもぜひ作って見てはいかがでしょう。

 
・鍋に梅、炭酸水、砂糖を入れる・火にかける(写真左)・煮立ってから3分さらに煮る・火を止め、そのまま冷ます(写真右)



一晩、冷蔵庫で冷やせば出来上がり。(写真左が煮汁で作ったジュース)



参考までにレシピを紹介します。

【材料・分量】

・青梅(黄色く熟したのでなく、熟す前の青い梅) 1キログラム
・グラニュー糖 800グラム(甘くするなら多く)
・炭酸水 500ml×2本

【作り方】

①青梅は1晩水に浸けておく
②梅のヘタを取る
③梅の水気を取る
④鍋に梅、炭酸水、砂糖を入れる
⑤火にかける
⑥煮立ってから3分さらに煮る
⑦火を止め、そのまま冷ます
⑧冷蔵庫で冷やす

注1 分量は青梅1キログラムに付きです。2キロですとそれぞれ倍になります。
注2 煮立てた後の煮汁は、水で割って飲むと大変おいしいジュースになりますので、ぜひ活用してください。