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写真 (上)リスニングルームに鎮座するタンノイオートグラフ
(下)マニア垂涎のアンプ類が収納されたラック
K邸宅の音響装置
スピーカー オートグラフ(英国タンノイ社) ボックス 自作(タンノイ社オリジナル)
アンプ C22(米国マッキントッシュ社の真空管タイプ)
MC240(同上)
プレーヤ ガラード301(英国ガラード社)
マニア垂涎の装置、贅を尽くしたリスニングルーム
会社の先輩Kさんは、大のクラシック音楽愛好家であると同時に、「究極の音」を求めるオーディオ・マニアでもある。
そのKさんから、「念願のコンサートホールが完成したので遊びに来て。」とのこと、早速訪問する。
熱烈な「音の求道者」だとは聞いていたが、「ここまでやるか」と驚いた。
マニア垂涎の音響機器とこの装置を生かすための数々の工夫、例えば純ムクのチークの超重量級大扉、特殊仕様の天井や床構造など、贅を尽くしたリスニングルーム。
これ以上のものは、望めないだろう。
このコンサートのゲストは、スピーカーの音をベストの場所で聴く必要があるとのことで、極めて少人数である。
即ち、オーナーのKさん、小生そして両方の共通の友人Mさんの3人がメンバーである。
それぞれが、例えば、本場のミュージカルのCDとか、黒人霊歌を歌うエルビス・プレスリーのCDとか、朝崎郁恵が歌う、沖縄の「シマウタ」のCDとか、ジャンルの異なる曲を持参してくるので、自分の音楽の視野を広げる場にもなっている。
さて、その音であるが、高音はあくまでも澄明且つ繊細に鳴り、お腹にズシンと響く重低音には圧倒される。
目の前で「生演奏」を聴いているようだ。
究極の音を堪能する「至福の時」がそこにある。
しかし、至福の時はこの時だけではない。一息入れる休憩タイムに、音楽やその他のよもやま話を「つまみ」に飲むお酒の何とおいしいことか。これも、間違いなくもう一つの「至福の時」である。
こうして、この集まりの日は、1日に2回も「至福の時」を味わうことが出来るのである。(ゆえに、この集まりを「談笑会」と称している。)
3ヶ月に1回の割合で開催されている。次回が待ち遠しい。
なお、Kさんはこれだけの装置を自分だけで使用しているのは「もったいない」、できれば、地域の青少年の皆さんに自由に利用してもらいたい、との希望を持っており、その実現を図るべく計画を進めている、とのことである。ぜひ、うまくいくことを願っている。