折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL255~逆光の人

2013-08-31 | 写真&俳句


朝ぼらけ     道行く人の     影おぼろ


早朝5時15分、黒目川遊歩道。

雲間からまさに太陽が上ろうとしている。

その光を背中に、対岸の遊歩道を歩く人。

逆光の中で、その人の姿が黒々と浮かび上がって来た。



【朝ぼらけ】夜のほのぼのと明けるころ。夜明け方。

写真&俳句VOL254~いま、出番

2013-08-30 | 写真&俳句
<浜崎黒目花広場>黒目川沿いの休耕地を借上げ、毎年季節に合わせた花を育て、黒目川沿いを散策する人や地域住民の皆さんに親しまれている。いま、キバナコスモスが見頃を迎えている。左上が黒目川遊歩道。


時行きて     キバナコスモス     いま出番


まだまだ残暑は厳しいものの、「記録」と「記憶」に残るであろう今年の夏がようやく終わろうとしている。

黒目川沿にある「浜崎黒目花広場」に植えられたキバナコスモスが大きく育って、咲き競い、見頃を迎えている。

夏が行き、いま、キバナコスモスの出番である。

しばらくの間は、遊歩道を歩く人たちの目を楽しませてくれるに違いない。

写真&俳句VOL253~炎天下の草取り

2013-08-27 | 写真&俳句
炎天下の農作業は重労働だ。


炎天下     この一手間(ひとてま)と     草を取り


図書館に本を借りに行った帰り、黒目川に寄り道した。

朝晩はめっきりと涼しくなったとは言うものの、日中の日差しはまだまだ厳しい。

そんな炎天下、農家の一家がネギの植わった畑で黙々と農作業をしていた。

畝に生えた雑草を一本一本、根気よく丁寧に引き抜いて腰に吊り下げた篭の中に入れるその作業は、地味で単調でその上、中腰での作業のため、見ていていかにも辛そうであるが、良いネギを収穫するためにはこの「一手間(ひとてま)」が大切なんだよ、とその背中が教えてくれているように見えた次第である。

写真&俳句VOL252~賑わう行楽地

2013-08-26 | 写真&俳句
レゴランド・ディスカバリー・センターのビルド&テストゾーンで、レゴブロックでクルマを作るための部品を物色中のKくん。



行楽地     にぎわい加速     夏惜しみ


記録と記憶に残りそうな今年の「猛暑」の夏も、処暑を過ぎた頃から少しすごしやすくなってきた。

そして間もなく学校の夏休みも終わる。

ということで、先日、孫のKくん、Nくんを連れて「300万個を超えるレゴ®ブロックでいっぱいのレゴランド・ディスカバリー・センター」に行って来た。

東京の名所を、160万個以上のレゴ®ブロックを使って再現したミニチュアサイズのジオラマ、「ミニランド」の景色に見入る孫。



会場は、過ぎゆく夏を惜しむように、大勢のレゴマニアや家族連れが集まり、満員、熱気にあふれていた。

今年小学1年生になったKくんは大の「レゴ」好き。

至るところ、色々なレゴが溢れる世界に目を輝かせて、すっかり自分の世界に入り込んでいた。

写真&俳句VOL251~矍鑠(かくしゃく)卒寿の人

2013-08-24 | 写真&俳句
身体も頭も矍鑠として卒寿を迎えた義母。


矍鑠(かくしゃく)と     畑仕事や     卒寿の義母


かみさんのお母さんが卒寿(90歳)の迎えたので、そのお祝いに行って来た。

毎年、その時期になると自分で耕した畑で作った野菜類を送って来てくれるお元気な義母。

そして、ひ孫の人数はと聞かれれば11人と即答する義母。

かくの如く、身体も頭も矍鑠としている義母。

長生きは、等しくすべての人が望むことだが、同じ歳を取るなら義母のように身体も頭も矍鑠として歳を取りたいものだとしみじみと思った次第である


矍鑠=歳を取っても元気で丈夫なさま。