折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

お休みです

2007-08-12 | Weblog
暑中お見舞い申し上げます

今週1週間は、お盆休みでブログはお休みです。

お盆休みの間は、孫たちといっぱい遊んでリフレッシュします。

SOS(=お願い)

2007-06-18 | Weblog
6月14日午前中のことである。

いつものようにメールをチェックしようとパソコンの電源を入れたがウインドーズが立ち上がらない。

一瞬、目の前が暗くなる。

パソコンの中には、これまで撮り貯めてきた貴重な家族の写真をはじめ色々なデータが入っている。

『バック・アップを取っておいたほうがいいわよ。』と言う妻の言葉をおざなりにしてきたツケが回ってきて、大きな代償を払わされることになったと後悔の『臍』を噛んでも『後の祭り』である。

パソコンが壊れてからの4日間は、メールの送・受信やブログの更新は勿論のことネットの検索もできず、それこそ『砂を噛む』ような味気ない、手持ち無沙汰の毎日で、パソコンが日々の生活に占める影響の大きさを痛感した次第である。

昨日、我が家のパソコンのトラブルを一手に引き受け、いつもヘルプデスク役をつとめてもらっている婿殿にその知識の限りを尽くして修復にこれ努めてもらったが、その甲斐もなく消滅しまったデータを復元することは適わなかった。

やむを得ず、『一括インストール』し、パソコンは使えるようになったが、メール・アドレスをはじめ住所録等がすべて消滅してしまった。

そこで今日は、予定していた投稿原稿を急遽差し替えて、このブログを見ていただいている友達の皆さんに小生宛にメールの送信をお願いしたいと思います。

小生のメール・アドレスをご存知の皆さん、よろしくご協力をお願いします。

共通点

2006-11-01 | Weblog
大学を卒業した年、昭和41年は就職難の年であった。

マスコミ志望で、もっぱら新聞社、雑誌社ばかりを狙って就職活動をしていたが、どれもダメ。

それでは、趣味を何とか活かせないものか、と或るレコード会社の入社試験を受けた時のことである。

次の言葉から連想される共通点について、簡潔に書きなさい、と言う問題が出た。

A 人間と海

B 空気と水


その時の小生の答え


A 人間と海=ともにとどまることなく変化する。

B 空気と水=人間にとって、この上なく大切なものだが、往々にしてありがたみを忘れることがある。


下宿に帰ってきて、親友のH君に、こんな問題が出て、こう答えたよ、君ならどう答えると聞いたら、彼はしばらく考えてから、「君は、『ひらめき型』の人間だね、僕には咄嗟に君のような答えは出てこないよ」とえらく感心されたのを、今でも鮮明に覚えている。



そして、待てよ!「この上なく大切な存在であるが、往々にして、ありがたみを忘れることがある、そして、時間の経過と共に変化する」、それって『長年連れ添ってきた夫婦』にも当てはまりそうじゃない、とついつい思ってしまう昨今である。

11月1日、今日は我々夫婦にとって36回目の結婚記念日である。

面と向かっては、なかなか言えない『ありがとう』の一言を感謝を込めて妻に捧げたい。

ちょっと寄り道③

2006-08-13 | Weblog



<写真> 欧 陽詢 「九成宮禮泉銘」 臨書


趣味  書道

書道にいつごろから興味を持つようになったかは、定かでないが、オヤジが書道を趣味とし、二人の兄が、高校時代に書道部だった等々からすれば、書道を好きになる環境は十分にあったと言える。

また、それに加えるにお手本になるような字を書く人が、たえず身の回りにいたことも大きく影響していると思う。

第一番目のお手本は、長兄である。
高校時代に県下でも著名な書道の先生の薫陶を受けた長兄の字は、力強く、形の整った美しい字を書いていた。



<写真> 欧 陽詢  「皇甫誕碑」 臨書

何とかあんな字を書けないものかと、長兄の字をお手本に一生懸命真似て書いたのを覚えている。字に目覚めた中学時代の頃である。

二番目のお手本は、高校時代の書道のH先生である。
ここで、はじめて「長兄よりも上手な奴がいる」ことを知って、ショックを受けた。

先生の字はそれこそ、長兄の比ではなかった。ここで初めて、本格的な「書」に接したのである。


<写真> 高校1年、書初めに出品した作品


そして、H先生からは、筆で字を書くことの喜び、楽しさを教えてもらった。
「君は、筋がいいから、もっともっと上手くなるよ」と言われた時は、有頂天になったことを、今でも良く覚えている。

週1回、1年間の授業であったが、先生とは卒業後、今日まで年賀状のやり取りが続いている。

三番目のお手本は、会社に入った時に最初に仕えた上司、F課長である。
その字は、やわらかで、ゆったりと伸びやかで、形も美しく、見た瞬間、強く惹きつけられた。

まさに、お手本として、真似するにふさわしい字で、小生のその後の会社生活での基本をなす字となった。

退職を機に、書道の第一歩から学びなおして見ようと思い立って、この2年間、楷書の基礎から習ったが、不思議なことにオヤジの字に段々似てくるようになった。

第四のお手本は、結局は最もお手本にしたくなかったオヤジであった。

先日、習っている会の展示会があり出品したが、他の会員の皆さんの展示作品を見るたびに自分の作品がちっぽけに見えてきて、まだまだ頑張らなければと反省する日々である。