折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL380~はたらくくるま

2014-01-31 | 写真&俳句
色々な「はたらくくるま」の実物を目の前にして喜ぶ孫のNくん。



寒空に     はたらくくるま     勢揃い



3月の年度末、4月からの消費税のアップを目前にして、今や駆け込み需要はピークである。

我が家の前の私道も先に実施された都市ガスの工事の後の道路の舗装工事で2日間車の出入りができなかった。

たまたま遊びに来ていた孫のNくんが、工事のために集まってきた「ショベルカー」や「ホイールローラー」等絵本で見た「はたらくくるま」の実物を目の当たりにして興奮して見入っていた。






写真&俳句VOL379~春宿る

2014-01-30 | 写真&俳句



水仙に     仄かに春や     宿るらむ



この日も春のような陽気。

散歩の途中の路傍に水仙の一群があり、折からの陽光を受けて、香しく息づいている。

そんな眺めを見ながら、こんな小さな花にも『春』の兆しが息づいている、と感じ、水仙は小さな「春の使者」なのかもしれない、そんなことを思ってしばし見入った次第である。

(「水仙」と「春」、異なる季節の季語が入った「季違い」であるが、見たまま、感じたままを、そのまま表現しました。)


写真&俳句VOL378~梅ほころぶ

2014-01-29 | 写真&俳句


日だまりに     早咲きの梅     目覚めけり



一昨日は、ぐっと冷え込んだと思ったら、昨日は桜の頃を思わせる暖かさと言った具合に、このところ日によって寒暖の差が激しい。

今朝も暖かい日差しが降り注ぎ、高台の民家の日だまりでは、梅の花がちらほらとほころびはじめた。

今年初めて目にする梅の花である。

我が家の梅は、まだ蕾も固く、開花にはまだまだ時間がかかりそうだが、早咲きとはいえ、一日中日が当たる場所だから、目覚めも早いんだろう、としばし咲き始めたばかりの梅の花の姿に見入った次第である。

写真&俳句VOL377~匂い立つ

2014-01-28 | 写真&俳句
一日中日が当たる場所で、今を盛りと咲く山茶花の花。香しい匂いが辺りに立ちこめている。



山茶花や     日差しの中で     にほひ立ち



いつもの散歩コースの黒目川遊歩道に行く途中、一本の大きな山茶花の木がある。

この場所は、朝から晩まで一日中日が当たっているため、この山茶花はまるでお日様の恩恵を一人占めしているみたいで実に恵まれているな、とここを通るたびに感じる。

この日も、折からの朝日をいっぱいに浴びて、赤い花が生き生きと色づき、香しい匂いを辺り一面にふりまいていた。


楽しい、幸せな気分を満喫~読響メンバー・ニューイヤーコンサート

2014-01-27 | 音楽
幼なじみと聴きに行くクラシックコンサート。

1月は読売日本交響楽団メンバーによるニューイヤーコンサート。

Kくん、Y子ちゃんと昼飯を食べながら、今年の初顔合わせ。

彼女は、風邪で体調を崩し寝正月、小生は右足ふくらはぎを痛めて家に引きこもりと、新年早々余りいいことがないので、楽しい音楽でも聴いて「厄払い」をしようということに。

そして、久しぶりのコンサートは、楽しい、幸せな気分を堪能できて、元気をもらうことができた。

以下は、いつものとおりの会話風による感想である。

― 第一部と第二部では、音楽の質が全く違うようなプログラムだったね。

― 第一部は、室内楽の醍醐味を味わってもらう、第二部はファミリーコンサート的に室内楽の楽しみを堪能してもらう、そんなプログラムだったね。

― 第一部のモーツアルト、晩年の名作に取り組むということでメンバーの意気込みが伝わってくる緊張感に満ちた演奏だった。

― すぐ近くの席だったので、演奏者一人ひとりの表情が手に取るようにわかる。5人の演奏者が真剣勝負しているような雰囲気だったよね。

― 夢見るような美しいハーモニーを聴かせてくれた。

― 私なんか、気持ち良くなってしまい、本当にウトウトしてしまったわよ。

― クラリネットの響きが何とも魅力的だった。

― 二部は明るく、楽しい、ポピュラーな小品で途端にファミリーコンサートのような雰囲気になったね。

― 第一部とガラッと雰囲気が変わったよね。演奏者もモーツアルトの時と表情が一変していたのには、びっくりした。

― 一部と打って変わって、演奏者も実に楽しそうに弾いていたよね。

― どの曲もみんな楽しく聴けたけど、ハチャトゥリアンの「剣の舞」は聴き惚れてしまった。

― チャイコフスキーの「花のワルツ」も聴かせたよね。

― J・シュトラウスⅡ世の「春の声」なんか聴いていると、わくわく浮き浮きした気分になってしまうよね。

― しかし、どの曲も普段の演奏会では、オーケストラが演奏する曲だよね、それをメンバー7人であれだけそれらしく聴かせるんだから凄いよね。

― アレンジする人の「腕」が素晴らしいんだろうね。

― アレンジ通りに弾きこなす演奏者も凄いよね。

― どの曲も、楽しく、美しく、聴いていて引き込まれてしまう曲ばかりで、音楽を堪能できたわよ。

― ニューイヤーコンサートに相応しい華やかで楽しい曲ばかりが続き、明るさと元気をもらえたね。

― うっとりと音楽に浸れて、楽しい、幸せな気分になれたわよ。




ニューイヤーコンサート・プログラム


モーツアルト:クラリネット五重奏曲イ長調K581
ベールマン:クラリネットと弦楽のためのアダージョ変ニ長調

― 休憩 ―

ポーランド民謡:クラリネット・ポルカ変ロ長調
ハチャトゥリアン:ガイ―ヌより「子守歌」「剣の舞」
チャイコフスキー:バレー音楽「くるみ割り人形」より「行進曲」「金平糖の踊り」「トレパック」「花のワルツ」
J・シュトラウスⅡ世:ポルカ「浮気心」
J・シュトラウスⅡ世:ワルツ「春の声」

演奏:読売日本交響楽団メンバー