まもなく1歳9ヶ月になる孫のKちゃんは、娘夫婦の住まいが我が家から車で30分ということもあって、ちょくちょく我が家に遊びに来る。
特に、毎週木曜日(この日はかみさんが休みの日でもある)は我が家から車で5~6分の所にあるSチャイルド・アカデミーに通って来るので、その帰りに必ず我が家に立ち寄っていく。(これを『Kちゃんの定期便』と名づけて小生は楽しみにしている。)
そんなこともあってかKちゃんはすっかり我が家に慣れ親しんで、あたかも自宅感覚で自由気ままに遊んで行く。
そんなKちゃんが先日はじめて一人で我が家にお泊りするという体験をした。
娘夫婦はこれまでも、何かにつけてKちゃんをわれわれ二人に預けて出かけている。
そんな時、パパやママがいなくても『おりこうさん』しているKちゃんだが、さすがに一人で『お泊り』となるとどうかな、といささか危ぶんだのだが、そんな心配は無用で、Kちゃんはじいじ、ばあばといっぱい遊び、夕食に出た大好物を腹いっぱい食べて、グスリもせずに拍子抜けするほどあっけなく寝てしまった。
じいじ、ばあばはお互いに顔を見合わせて、ほっと安堵のため息をついた。
年端もいかない孫を預かるのは、息子の長男のKくんを預かって以来、実に6年ぶりである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/df/50f1b06cb47020a66f47422a653dadf5.jpg)
階段を大急ぎで這い上がるKちゃん
階段の上り下りには、目が離せない。KくんもKちゃんも階段を急いで這い上が
るのが大好き
会話は今泊まっているKちゃんの話から、6年前のKくんの話へと自然につながっていく。
『拍子抜けするほど、あっけなく寝てしまったね』
『ある程度は、予想してたけど、寝る時もう少しグズルかなと思ったけど』
『6年前、Kくんもそうだったね。パパやママがいなくても平気で、泣きベソ一つかかなかった』
『ほんと、その点は二人ともよく似てるわね。パパさんやママさん、形無しという所ね』
『あんなに可愛がってる子供を一晩手放した二人の心境や如何にだね』
『ほっとして、つかの間自由な時間を二人で楽しんでいるか、それとも、いつも身近にいる子供がいないので、寂しく感じているか、おそらくその両方だと思うけど』
『Kちゃん、やること、なすこと、実に小さい時のKくんに似てるんだよね。階段をきゃっきゃ声を上げながらすごい勢いで這い上がっていくのも同じなら、パールにえさをやるよ、と声をかけると、急いで飛んできて、<じゃ~、じゃ~>と言いながら何回もカップですくったえさを食器に入れたり・・・』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/02/d7cac30e14b756843107fb2695dbb8ea.jpg)
パールの食器にえさを入れているKちゃん
パールにえさをあげるよ、と言うとKくんもKちゃんもすっ飛んでくる
『Kくんもお掃除が大好きで、いつも掃除機をいじくり回していたけど、Kちゃんもお掃除が大好きで・・・・・』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/bc/a4bbf76aa9a0ff6e32635337d7c4ebd8.jpg)
ほうきとちりとりを手に掃除をするKちゃん
KくんもKちゃんも無類の掃除好き。一度掃除を始めると、なかなか止めない
『Kくんを預った時は、まだ、おとうさんは会社に行っていて、帰って来て門扉を開ける音を聞きつけると、Kくんとパールが競争するように玄関に迎えに行ったわよね』
『玄関を開けるとパールと並んでニコニコとお出迎えしてくれたKくんの小さな姿を今でもよく覚えているよ。あのお出迎えには本当に癒された』
『あの頃は、Kくんを預かってもそんなに疲れたと思わなかったけど、今回は一晩だけでもどっと疲れたわ』
『あの頃は、まだ体力も気力もあったんだよ。この6年で、それだけ年を取ったということかな』
『・・・・・・・・・・・。』
本当に疲れているみたいで、かみさんはいつの間にかソファーにもたれて舟をこいでいた。
そんなかみさんの様子を眺めながら、今回孫のKちゃんを預かって見て、二人ともさほど自覚していなかったが、この6年間でいつの間にか気力、体力ともに目には見えなくても間違いなく衰えてきている、という現実を思い知らされたような気がした次第である。
特に、毎週木曜日(この日はかみさんが休みの日でもある)は我が家から車で5~6分の所にあるSチャイルド・アカデミーに通って来るので、その帰りに必ず我が家に立ち寄っていく。(これを『Kちゃんの定期便』と名づけて小生は楽しみにしている。)
そんなこともあってかKちゃんはすっかり我が家に慣れ親しんで、あたかも自宅感覚で自由気ままに遊んで行く。
そんなKちゃんが先日はじめて一人で我が家にお泊りするという体験をした。
娘夫婦はこれまでも、何かにつけてKちゃんをわれわれ二人に預けて出かけている。
そんな時、パパやママがいなくても『おりこうさん』しているKちゃんだが、さすがに一人で『お泊り』となるとどうかな、といささか危ぶんだのだが、そんな心配は無用で、Kちゃんはじいじ、ばあばといっぱい遊び、夕食に出た大好物を腹いっぱい食べて、グスリもせずに拍子抜けするほどあっけなく寝てしまった。
じいじ、ばあばはお互いに顔を見合わせて、ほっと安堵のため息をついた。
年端もいかない孫を預かるのは、息子の長男のKくんを預かって以来、実に6年ぶりである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/df/50f1b06cb47020a66f47422a653dadf5.jpg)
階段を大急ぎで這い上がるKちゃん
階段の上り下りには、目が離せない。KくんもKちゃんも階段を急いで這い上が
るのが大好き
会話は今泊まっているKちゃんの話から、6年前のKくんの話へと自然につながっていく。
『拍子抜けするほど、あっけなく寝てしまったね』
『ある程度は、予想してたけど、寝る時もう少しグズルかなと思ったけど』
『6年前、Kくんもそうだったね。パパやママがいなくても平気で、泣きベソ一つかかなかった』
『ほんと、その点は二人ともよく似てるわね。パパさんやママさん、形無しという所ね』
『あんなに可愛がってる子供を一晩手放した二人の心境や如何にだね』
『ほっとして、つかの間自由な時間を二人で楽しんでいるか、それとも、いつも身近にいる子供がいないので、寂しく感じているか、おそらくその両方だと思うけど』
『Kちゃん、やること、なすこと、実に小さい時のKくんに似てるんだよね。階段をきゃっきゃ声を上げながらすごい勢いで這い上がっていくのも同じなら、パールにえさをやるよ、と声をかけると、急いで飛んできて、<じゃ~、じゃ~>と言いながら何回もカップですくったえさを食器に入れたり・・・』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/02/d7cac30e14b756843107fb2695dbb8ea.jpg)
パールの食器にえさを入れているKちゃん
パールにえさをあげるよ、と言うとKくんもKちゃんもすっ飛んでくる
『Kくんもお掃除が大好きで、いつも掃除機をいじくり回していたけど、Kちゃんもお掃除が大好きで・・・・・』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/bc/a4bbf76aa9a0ff6e32635337d7c4ebd8.jpg)
ほうきとちりとりを手に掃除をするKちゃん
KくんもKちゃんも無類の掃除好き。一度掃除を始めると、なかなか止めない
『Kくんを預った時は、まだ、おとうさんは会社に行っていて、帰って来て門扉を開ける音を聞きつけると、Kくんとパールが競争するように玄関に迎えに行ったわよね』
『玄関を開けるとパールと並んでニコニコとお出迎えしてくれたKくんの小さな姿を今でもよく覚えているよ。あのお出迎えには本当に癒された』
『あの頃は、Kくんを預かってもそんなに疲れたと思わなかったけど、今回は一晩だけでもどっと疲れたわ』
『あの頃は、まだ体力も気力もあったんだよ。この6年で、それだけ年を取ったということかな』
『・・・・・・・・・・・。』
本当に疲れているみたいで、かみさんはいつの間にかソファーにもたれて舟をこいでいた。
そんなかみさんの様子を眺めながら、今回孫のKちゃんを預かって見て、二人ともさほど自覚していなかったが、この6年間でいつの間にか気力、体力ともに目には見えなくても間違いなく衰えてきている、という現実を思い知らされたような気がした次第である。