日差しの中でまどろむ愛犬パール。
やわらかき 日差しの中で まどろみし 老いし愛犬 愛(いと)ほしきかな
この日は風もなく暖かな秋日和。
窓から差し込む秋の柔らかな日差しの中で、愛犬のパールがまどろんでいる。
先月、13歳になったパール、人間でいえば96歳である。
さすがにこの夏はしんどかったようだが、ここにきて体調を取り戻したみたいで元気が戻って来た。
とは言っても、高齢である。
遠くまで散歩に行けなくなって、足腰が急速に衰えてちょっとしたことで、よろけたり、腰を落としてしまうことがしばしばである。
心臓が弱っているということで、今は朝、晩薬を飲んでいるが、食欲は極めて旺盛で、食欲だけを見れば、まだまだ頑張れそうである。
日中は横になって眠っていることが多い。
その寝顔を見つめながら、こう言う情景がいつまでも続いて欲しいと、願わずにはいられない。