折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL1044~古刹の「梅まつり」

2017-02-26 | 写真&俳句
「宝幢寺ふれあい梅まつり」に訪れた人たち。


待ち兼ねし     春呼ぶ集い     梅まつり



三寒四温の陽気ながら春はすぐそこまで来ている。

各地で「梅まつり」の便りが聞こえてくる。

そんな中、志木市にある宝幢寺で桂文ぶん師匠の落語会をはじめ御詠歌・写経・お茶会・襖絵・模擬店など、催し物いっぱいの「ふれあい梅まつり」が開かれるというので行ってきた。

この日はすっかり春めいて絶好の梅見日和で、多くの人が古刹を訪れていた。

午後から出かけたので、落語は聞けなかったが、普段は見ることのできない客殿の襖絵など貴重な作品を見ることができて有意義であった。

客殿の襖絵







写真&俳句VOL1043~立ち止まる日

2017-02-23 | 写真&俳句
孫のNくんが描いてくれた似顔絵。特徴をよくとらえていて、気に入っている。


立ち止まり     わが身見回す     誕生日


今日は74回目の誕生日である。

2006年7月にブログを始めて以来、誕生日にはその時、その時の心境を綴って来た。

そして、毎年誕生日になると当該のブログを一読して「立ち止まって身の回りを見回す」よすがとしている。

これなどは、ブログの効能の一つと言ってよいかもしれない。(記録しておかなければ、当時、何を考えていたかなど思い出すのは不可能)

今年の誕生日に読み返して、今の心境にぴったりの一文があったので再掲したい。

今から4年前、古希の誕生日の時に記したものである。

これまでの10年は思っていた以上に順調だったが、そして、小生としては、これからもこれまでのような日々が1日でも長く続くことを願っているが、今やこれらはすべて過ぎてしまったことであり、明日のことは誰もわからない。

多分、これからは「健康面」や「生きがい面」いずれにおいても、プラスの要素よりマイナスの要素が多くなってくることは容易に想像できるところである。

そこで、これからのキーワードであるが、これまでの10年もそうであったが、これから先も「健康」であることに変わりはないと思う。

健康なくしては、何事も始まらない。

健康に気をつけて、身体がいうことを利くうちに、出来る限り「やりたいこと」「やりのこしていること」をやれるよう、これまで以上に1日1日を大切にしていきたいと思っている次第である。


写真&俳句VOL1042~引きこもる

2017-02-18 | 写真&俳句
強風で家に引きこもっていたので、万歩計は開店休業であった。


春一番     万歩計も     一休み


昨日、「春一番」が吹いたが、余りにも風が強かったので、朝、ごみの集積場を往復した以外は家に引きこもってひたすら読書に精を出した。

昨年10月15日のブログで北方謙三の3部作(水滸伝19巻、楊令伝15巻、岳飛伝17巻)の再読を年内に達成したいと宣言した。

年内という期限は達成できなかったが、水滸伝、楊令伝を完読し、目下、岳飛伝を読んでいる最中だが、この日第3巻を一気に読み終わった次第である。


写真&俳句VOL1041~富士塚の春

2017-02-16 | 写真&俳句
<田子山富士塚の概要>
高さ:約9m、麓の円周:約125m、敷地面積:990㎡、体積:約2400㎥、斜度39度の丸みのある方形の築山






富士塚の 頂に立ち 眺むれば 目には見えねど 春の気配が


志木市敷島神社境内にある「田子山富士塚」の入山が、30年ぶりに復活したというので、かみさんと散歩がてらに出かけてきた。

入山日は「大安」と「友引」の日ということで、これまで2回ほど行ってみたが、1度目は雨上がりの後ということで、2回目は強風が吹いているということで「入山禁止」、今回が三度目の正直ということになった次第である。

この日は、すっかり春めいて現地には多くの人が押しかけていた。

高さ9m(標高23・4m)の頂上からは360度景色が見渡せ、富士山も朧ながら見ることができた。

写真&俳句VOL1040~三回忌法要

2017-02-13 | 写真&俳句


懇(ねんご)ろに     亡母忍びし     三回忌


昨日、亡き母の三回忌法要が菩提寺にて執り行われた。

今回の参列者は、身内のみということで、こじんまりとしたものとなったが、それだけに心のこもった法要となった。

住職の読経が流れる中、焼香をしながら遺影に向かって「当方はみんな元気にやっているから安心してね」と語りかけた次第である。