グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

フィンテックの今後に思う

2016年07月28日 | 日記
最近「フィンテック」という言葉をよく目にするようになった。
フィンテック・サミットだの、フィンテック促進法整備だの、フィンテック参入など・・・喧しいものだ。
フィンテックとは金融とITの融合により新しいサービスを総称した造語のようである。
ITの活用は農林水産業、製造業、建設業、サービス業などあらゆる業種でイノベーションの有効な切り口になっているが金融業界はもともとカネという情報そのものが商品なのだから今さら、という気がしないでもない。
それでもスマホやタブレットを使った送金や決済などで安全・安価なサービスが実現すれば利用者の利便性は高まるに違いない。
クラウド・ファンディングなどもまだまだ改善発展の余地がありそうだ。
ただITを駆使した新たな金融商品の開発には要注意だ。
世にデリバディブやFXなど高リスク商品が既に数多い。
ラップ商品や投資信託もトラブルが結構あるという。
フィンテックの名目で訳の分からない金融商品が続々生まれるようなことだけは御免蒙りたい。