グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

日中間の航空需要減退に思う

2016年07月08日 | 日記
日中間の航空便数が急減しているという。
昨年あれほど騒がれていたインバウンド需要も相当冷え込みそうである。
筆者はあの「爆買い」行動こそ長続きしないだろうが中国からの訪日客は引き続き堅調に推移するものと予想していた。
ところがところが、航空便数だけ見ると昨年に比べ4割程度減りそうだから空路経由の訪日客数の伸長はあまり期待できないかもしれない。
今までのインバウンド需要が都心のデパートや量販店、アクセス条件の良い観光地に偏っており地方はこれからというところだったのだが均衡ある経済振興というのはなかなか難しいものだ。
もっとも昨今の減便の背景は中国経済の一時的な停滞だとすればいずれチャンスは巡ってくるだろう。
クルーズ客の誘致や(物財であれば)インターネット販売も有効だろう。
インバウンド需要第2幕の始まりである。