グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

日本の人口27万人減に思う

2016年07月14日 | 日記
総務省の直近の人口動態調査によれば日本の人口は前年比27万人減となりとうとう1億3000万人を切ってしまった。
日本の人口減少は7年連続だそうだがこんなことで驚いている場合ではない。
よほどのことがない限り人口減少は続くだろう。
問題はこんな中でも東京一極集中が続いていることだ。
国民の暮らし向きを考えるともっと分散させた方がいいと思うのだがこれがどうにもうまく進まない。
政府機関の地方移転も思ったほどの成果を生んでいない。
企業の地方移転も北陸新幹線開通絡みでYKKやコマツの例があるだけでその後目立った動きは見られない。
放置しておけばこれからの東京および首都圏の集中は進み日本国土の均衡ある発展は遠ざかるばかりだ。
昨年だったか、増田寛也氏がリーダーを務める組織が近い将来消滅可能性のある市町村を公表していたが日本の政治はこのレポートと現実をどう受け止めるのだろうか。
過疎地の救済は難しいかもしれないが地方中核都市を育成していく道はまだ残されているのではないか。
政治の強力なリーダーシップを期待したいところだがそういうセンスがあるかどうか。