グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

テスラ車の自動運転死亡事故に思う

2016年07月04日 | 日記
電気自動車の先駆者であるテスラが自動運転中の死亡事故発生を公表した。
自動運転走行時間が2億kmを越え初めての死亡事故だそうだがこと人命にかかわることだから「これ位ならまぁいいだろう」ということにはならない。
凡そ自動運転など実用化されるのであろうか。
予め決められた区間だけなら分かるが見ず知らずのルートで自動運転などとても考えられないのだ。
自動運転は各種センサーや制御機器、AI技術など多くのシステムが寸分なくかみ合って初めて機能するわけだからとてつもなく高い技術だろう。
前述のように不具合の確率はゼロに限りなく近くなくてはいけない。
というわけで筆者はとても自動運転が完全に実用化するなどとてもイメージがわかないのである。
最も限定した分野なら活用は十分だ。
黒部ダム観光ルートの一部にトンネルを貫通して観光客を送迎する区間がある。
そんなケースならたとえ業務用であっても採用可能だろう。
一般車両は入ってこないのだから。
個人利用であっても例えば縦列駐車の際に使うとか、自動ブレーキの作動に補助的に使う、というのなら分かるのだが・・・。
自動運転の完全実用化は結構ハードルの高いテーマだと思う。